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マイナー、メジャー審判の待遇格差#2

マイナーとメジャー審判の待遇格差の第2弾です。今日は、移動についてです。

【移動】
● マイナー審判
Class A, Rookie 車移動 使用する車は、2人のうちどちらかの審判の自前。
Class AA 車移動 使用する車は、リーグが借りてくれるレンタカー。
Class AAA インターナショナルリーグ 基本車移動、パシフィックコーストリーグ 基本飛行機(エコノミークラス)

マイナー審判の移動は、基本的には車です。選手も基本的にバス移動です。アメリカは、国土が広いので、この車での移動がかなりしんどいです。移動距離の平均は、約350マイル(560キロ)ぐらいで、車移動で一番長い移動距離は、約600マイル(960キロ)ぐらいです。シングルAクラスまでは、2人制審判なので、移動も2人でします。意外と大変なのは、交代で運転していて、1人は寝てられると思ったのですが、運転手が寝ないように見張ってないといけないので2人とも寝ることが出来ないのが実情です。ちなみに960キロは、日本でいうと東京から広島ぐらいです。それと日本と違う事は、時差があるということです。
 
ある日、ノースウェストリーグにいた時代に、オレゴン州の南 Medford という都市からアイダホ州のBoise という都市までの移動がありました。Medford での試合は、ナイトゲーム(7時開始)で、終了が10時ごろでした。その日は、スーパーバイザーが来ていたので反省会をやってMedford を出たのが、11時30分ごろでした。時速80マイルぐらいで走り、休憩を入れてだいたい9時間ぐらいの運転です。Boise に着いたのが朝の8時30分ごろでした。ところがオレゴン州とアイダホ州の間には時差があり、実際は到着9時30分になっていました。生憎、その日は1時開始のデイゲームだったので、開始1時間前に球場についていなければならないので、寝たのは2時間ほどでした。

こんな事もマイナーリーグでは、たまにありました。

●メジャー審判
移動は、すべて飛行機でファーストクラスです。メジャーは、全米で試合を行っているので、移動距離は長いのですが、すべてファーストクラスでの移動なので車で移動するよりははるかに快適です。

このように移動に関してもかなりの格差があります。でも、この格差があるからハングリー精神が養われ、アメリカンドリームを掴むという情熱が生まれるのです。

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■メジャー審判に昇格できるマイナー審判の確率は、1%といわれています。
 その1%を掴むために日々努力をしているのです。

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