« 2014年10月 | メイン | 2015年01月 »

2014年11月 アーカイブ

2014年11月12日

”チャレンジ”とは?

僕は、自分のことをよく”チャレンジャー”と思っていました。でもところで”チャレンジ”っていったい何なんだとふっとした瞬間から考えるようになりました。なんとなくはわかるんだけどいったい何なんだっと。


チャレンジを訳せば当然、”挑戦”することとなるでしょう。挑戦とは難しい目標に向かって努力することであるとほとんどの人が考えるでしょう。では、難しい目標に向かって努力するってどういうことなのだろうか?という疑問が湧いてきました。


それは、リスクを背負えるかどうかということだと思う。そのリスクに対して責任が取れるかどうかということなんですね。そんなことをアメリカのMLBポストシーズン試合を見ていて気が付きました。


昔からよく、日本の解説者の皆さんが、「どうしてこのような場面で無理して送球したんでしょうね?」などというような場面を見たことがあると思います。僕も、MLBやマイナーでの試合を見ていて、「何でこんな草野球のようなプレーが起こるんだろう?」と首をかしげるようなお粗末なプレーを何度も見たことがありました。


大暴投であったり、間に合わないのに送球したり、スリーボール、ノーストライクから打って凡打したりと何でなんだろうと何度も思いました。日本では、そのようなプレーをあまり目にすることはありません。それは、”その試合に勝つため”ということに対して管理されているからでしょう。そして、その試合に確実に勝つためには、そのほうが間違いなく確率が高くなるでしょう。


では、どうしてメジャーリーガーは、勝つためにはマイナスになるようなリスクのあるようなプレーをするのでしょう?やっとわかりました。それは、試合に勝ちたいということよりも、もっと上手になりたい、もっと皆さんに喜ばれるプレーが魅せるようになりたい!と思う気持ちが強いからなのです。ギリギリのところでリスクを捨てて守りに入ったら、その場での成功は得られると思いますが、それよりも高いプレーが出来るようにもまずなりません。


そこで、もっと上を目指してリスクを覚悟で挑戦すれば、もちろん失敗もたくさんするでしょうが、その先にもっと高いレベルのプレーが出来るようになるチャンスも同時にやってくるのです。その場の事だけでは、なくもっと先の高い目標に向かって”挑戦”をすることが彼らに散っては大事なことなのです。


前回のブログでも書かせてもらったバムガーナー投手(SFジャイアンツ)がポストシーズンで登板した試合でのことです。同点か1点ぐらいジャイアンツが勝っている試合の終盤で、走者1,2塁でバントをしてきました。バムガーナー投手がマウンドから降りてきて、その打球を処理して、どちらかという間に合わないタイミングだったのですが、バムガーナーは3塁へ送球し、暴投を投げて、走者がホームに還り結果的にジャイアンツが大事な試合に負けたということがありました。


その試合は、彼が負け投手になりジャイアンツは試合を落としましたが、ジャイアンツはワールドチャンピオンになり、バムガーナーはMVPになりました。アメリカのベースボールでは、このようなチャレンジがしやすい環境が整っています。そして、このようなチャレンジが失敗したとしても賞賛されます。だからきっとスケールの大きな選手が育つのでしょう。


日本では、”試合に勝つ”という見えない壁があり、なかなか個人が挑戦するということが許されない土壌があるようです。全体のレベルはものすごく高いのですが、なかなか個人としてスケールの大きな選手が出てきません。結果主義の影響だと思います。スケールの大きな選手をもっともっと輩出して、魅力ある野球界にする為に、結果を恐れずにどんどんチャレンジが出来るような環境を作る事。今の我々がしなければならないことだと強く感じました。


チャレンジとは?”今の自分よりも大きく成長するために必要なトレーニング”だと僕は思います。

Umps%2520503%2520110.jpg


Calendar

2016年09月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

カテゴリー