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”やんちゃ”のすすめ

メジャーリーグのワールドシリーズ、日本での日本シリーズは、昨日無事に終了しました。どちらも素晴らしいシリーズだったと思います。アメリカ、日本でプロ野球に関わる全ての関係者の皆さんに敬意を表します。本当にお疲れ様でした。


アメリカでのワールドシリーズでは、SFジャイアンツがチャンピオンになりました。そして、MVPには、やんちゃなマイナー時代に僕とも一緒に立っていたジャイアンツのバムガーナー投手が受賞しました。彼のポストシーズンでのピッチングは、本当に素晴らしかったと思います。


僕は、ラッキーなことに彼のAAA時代に何度か彼の登板試合で球審をするチャンスがありました。そんな彼と現在も女房役のポージー捕手とのバッテリーが最後にAAAで出場した試合(その後メジャーに昇格し、リハビリ以外ではマイナーに落ちてきていることがないと思われるのでそういわせて頂きます。)で球審を勤めました。打者としても才能を持つ彼は、僕の見逃しの判定に対して、ボソボソと文句を言ってベンチに戻りました。僕も興奮して、「いい加減にしろ、それ以上言ったら退場だぞ!」ぐらい言ったと思います。すると女房役のポージー捕手が、「タク、ごめんなさいね、あいつまだ子供だから。本人も反省していましたから許してあげてください。」と謝ってきました。


そんな二人もその後メジャーに昇格し、ポージーにいたっては、その年のワールドシリーズで大活躍したことと記憶しています。そんな昇格直後に先輩審判のテッド・バレット審判と電話で話をしていた際に、「バムガーナーってジャイアンツの若い子は、少し生意気なようだけど、タク達がちゃんと指導してなかったんじゃないのか?」と冗談交じりで言っていました。


そんな彼の姿を今回のワールドシリーズで見る限り、本当に”大人”になっていてびっくりしました。メジャーでいろいろな人に教育を受けてきたのでしょう。一回りも二回りも大きくなった彼がマウンドに立っている姿が眩しく見えたのでした。


そんな彼を見ていて、最近、”やんちゃ”な子が減っているんじゃないかと感じています。やんちゃな子は、教育次第では、大きく育つ可能性を秘めていると言い換えることが出来ると思います。それは、多分、わがままな事を言っているようですが、このような子は、それを自分の責任において言っているということだと思います。最近、責任を取りたがらない若者が増えていると聞いています。どおりで”やんちゃ”な子をあまり見ないわけです。


やんちゃな子を大きく、正しく、育てるには、まわりによき仲間、先輩、指導者らがいることが不可欠だと思います。”やんちゃ”な子を受け入れられる環境を作ること。我々大人がしなければならないことだと思います。


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