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NL ワン・デイ・プレイ・オフでのインフィールド・フライ

海の向こうアメリカでは、今日からプレイ・オフの
試合が始まりました。今シーズンから導入された
”ワン・デイ・プレイオフ”試合が両リーグで行われました。


一足先に始まったナショナルリーグの”ワン・デイ”では、
インフィールド・フライ宣告で、こんなことがありました。


レフト定位置より前のフライでレフト線審のホルブロック審判が
インフィールド・フライを宣告しました。しかし、生憎この打球
を捕りに行っていたショートが、両手をぐるぐる回して、”俺が
捕る!俺が捕る!”と叫んでいたにもかかわらず、最終的に
前進してきたレフトに任せてしまい、結果、2人の間に打球が
落ちました。


1死で、走者は、1,2塁にいたので、各走者は、捕球できなかったのを見て、
それぞれ2,3塁に進塁しました。しかし、攻撃側の監督は、
納得出来ません。インフィールド・フライが宣告されなかったら、
1死で走者満塁となっていたことでしょう。これが、2死走者2,3塁
になったのです。文句を言いたい気持ちは、わかります。


結局、攻撃側監督は、提訴をして試合を再開することになりました。
審判をしているかたならピンとくることでしょう。
審判のジャッジメントの問題には、チームが提訴することは
出来ないのです。


でも、今回のケースでは、球審のケロッグ審判は、提訴を受け入れて
試合を再開しました。これは、アメリカでは常套手段になっています。
それは、ここで提訴を受け入れれば、試合を再開できることになります。
なので、監督に、「監督、このケースでは、審判のジャッジメントに関して
は提訴できないですよ。」通告しているはずです。でも、大概監督は、
「とにかく提訴させてくれ。」といいます。


試合後の記者会見で、MLBにおいて、審判担当最高責任者である
元ヤンキース監督であったジョー・トーリさんも、
これは、審判のジャッジメントに関することなので、提訴で勝つこと
はありえない。と冒頭から何度も言っていました。


インフィールド・フライのルールを見ると、”内野手が普通の守備行為を
すれば、捕球できるもの”と明記されている。そして、普通の守備行為
というのは、審判の判断に任されているところなのです。
ですので、ホルブロック審判の言っていた通り、ショートが、
両手をぐるぐる回して、落下点に入って、俺が捕ると叫んでいた以上、
特にMLBレベルの内野手の守備能力を考慮すれば、間違いなく
普通の守備行為をすれば捕れる打球だったのだと考えられます。


一般的に、インフィールド・フライというと内野地域で、
どこで守備するかという場所で判断しがちなのですが、
実は、場所に関しては特に規定がないのです。”内野手
が普通の守備行為をすれば、捕球できるもの”という判断
を下すことが、インフィールド・フライかどうかという
基準になるのです。

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