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2012年10月 アーカイブ

2012年10月06日

NL ワン・デイ・プレイ・オフでのインフィールド・フライ

海の向こうアメリカでは、今日からプレイ・オフの
試合が始まりました。今シーズンから導入された
”ワン・デイ・プレイオフ”試合が両リーグで行われました。


一足先に始まったナショナルリーグの”ワン・デイ”では、
インフィールド・フライ宣告で、こんなことがありました。


レフト定位置より前のフライでレフト線審のホルブロック審判が
インフィールド・フライを宣告しました。しかし、生憎この打球
を捕りに行っていたショートが、両手をぐるぐる回して、”俺が
捕る!俺が捕る!”と叫んでいたにもかかわらず、最終的に
前進してきたレフトに任せてしまい、結果、2人の間に打球が
落ちました。


1死で、走者は、1,2塁にいたので、各走者は、捕球できなかったのを見て、
それぞれ2,3塁に進塁しました。しかし、攻撃側の監督は、
納得出来ません。インフィールド・フライが宣告されなかったら、
1死で走者満塁となっていたことでしょう。これが、2死走者2,3塁
になったのです。文句を言いたい気持ちは、わかります。


結局、攻撃側監督は、提訴をして試合を再開することになりました。
審判をしているかたならピンとくることでしょう。
審判のジャッジメントの問題には、チームが提訴することは
出来ないのです。


でも、今回のケースでは、球審のケロッグ審判は、提訴を受け入れて
試合を再開しました。これは、アメリカでは常套手段になっています。
それは、ここで提訴を受け入れれば、試合を再開できることになります。
なので、監督に、「監督、このケースでは、審判のジャッジメントに関して
は提訴できないですよ。」通告しているはずです。でも、大概監督は、
「とにかく提訴させてくれ。」といいます。


試合後の記者会見で、MLBにおいて、審判担当最高責任者である
元ヤンキース監督であったジョー・トーリさんも、
これは、審判のジャッジメントに関することなので、提訴で勝つこと
はありえない。と冒頭から何度も言っていました。


インフィールド・フライのルールを見ると、”内野手が普通の守備行為を
すれば、捕球できるもの”と明記されている。そして、普通の守備行為
というのは、審判の判断に任されているところなのです。
ですので、ホルブロック審判の言っていた通り、ショートが、
両手をぐるぐる回して、落下点に入って、俺が捕ると叫んでいた以上、
特にMLBレベルの内野手の守備能力を考慮すれば、間違いなく
普通の守備行為をすれば捕れる打球だったのだと考えられます。


一般的に、インフィールド・フライというと内野地域で、
どこで守備するかという場所で判断しがちなのですが、
実は、場所に関しては特に規定がないのです。”内野手
が普通の守備行為をすれば、捕球できるもの”という判断
を下すことが、インフィールド・フライかどうかという
基準になるのです。

2012年10月09日

ヤンキース対オリオールズ でのイチローの走塁につて

ALDS第2戦を見ています。いきなり1回表ヤンキース
の攻撃で、こんなプレーがありました。


2アウト走者1塁、走者はイチロー選手です。打者が、
ライト線に長打を打ち、イチロー選手は、2アウト
だったので強引にホームを狙いました。


送球は、少し3塁ベース方向へ逸れて、ちょうどイチロー
選手が3塁から走ってくる方向に来ました。タイミング
は完全にアウトです。


捕手は、タッグに行きました。そのタッグをイチロー
選手は、神業のような身のこなしでうまくかわしました。
まだ、ノータッグでインプレーです。イチロー選手
もホームベースには、まだタッチしていません。


もう一度、本塁上でタッグプレーがあり、これもまた
うまくかわして、タッグより先に本塁を奪いました。


ここで、問題になるのは、最初のタッグプレーが、
”ラインアウト”にならないのかということです。
ラインアウトとは、走者が野手のタッグを走路より
3フィート以上避けて行った場合にアウトになるという
ルールです。


これは、ラインアウトにはなりません。なぜならば、
各塁と本塁ベース周辺では、ラインアウトのルールは
適用にならないのです。


思い出してください。本塁でのクロスプレーで、ホーム
ベースより3フィート(1メートル弱)以上、タッグを
避けている場面をたくさん見たことがあると思います。
各塁や本塁ベースは、走者にとっての目的地なので、
この周辺では、3フィート以上避けることが許されて
いるのです。


通常の塁間とは違いがあるということを覚えておいて
下さい。


アスポタ野球規則解説委員
平林 岳


2012年10月19日

有難うございます!

皆さん、こんにちは!


有難うございます。お蔭さまで、週間のアスポタ、
ブログランキングで見事、第2位を獲得させていただきました!


初の快挙です。でも、なんであまり更新も
していないのに、これだけ多くのかたに
僕のブログを見ていただいたのかは、わかりませんが、
メチャクチャ、嬉しいです。


ちゃんと更新を頻繁にして、
常にこのぐらい多くの皆さんに見ていただける
ように努力していきたいと思います。


ますます読み応えのあるブログに
していきますので、これからも宜しく
お願いします。


平林 岳
宮崎市にて

2012年10月26日

World Series #2

これから始まるWS第2戦(日本時間26日午前9時)
で、球審を務めることになっているのが、
Dan Iassogna という僕と審判学校で同期の審判です。


彼や僕を含めて15名がその年にジム・エバンス審判学校
から、プロ野球審判の仕事をもらうことができました。
今、MLBで審判をしている同期は、彼とJim Reynolds の
2人だけです。この2人は、”同期の星”ということに
なります。


僕は、当時この2人には、本当によくしてもらいました。
審判学校後のマイナーリーグ審判になるための
トライアウトのような場である”UDP査定コース”
では、英語が出来なかった僕に、いろいろと親切にして
くれたのが彼らだったのです。


どのような言葉で野次られたら退場させなければいけない
のか、などアメリカで審判して行く為の英語や文化を
どれだけ教えてもらった事か。


Dan とJim は、高校時代の同窓生の間柄で、それから
ずっと親友として、ライバルとして切磋琢磨してきた
間柄です。


そんな彼がWS初出場です。彼も決してエリートでは、
なく、JImのほうが5年ぐらい先にMLB審判に採用
されました。自分の事のように嬉しく思っています。


審判学校では、Dan が1番、Jim が2番で卒業したという
噂を聞いていました。(僕は、3番だと勝手に思っていまし
た・・・。)


ご注目ください。彼は、Takeshi のアメリカ時代の
親友の一人で、とても良い奴であるということを
思いながら応援してあげてください。

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