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ルールにないルール

アメリカで7シーズン目をもうすぐ終える
自分ですが、いまだにアメリカ野球について
理解できないことがたくさんあります。
そのなかでも”ルールにないルール”は、
審判として日本人である自分には、とても難しいのです。


そんなことを象徴する試合がメジャーリーグで
ありました。エンジェルスとタイガースの試合でした。
両チームのエース、ウィーバーとバーランダーの
投手戦の試合でした。


まずは、3回裏にタイガースのオルド二ェスがレフト線
にホームランを打ちました。その際に、すぐに走り出さずに
しばらく打球の行方を追っていたのです。
これを見た、ウィーバー投手は、オルド二ェスに一言
二言文句をつけていました。


しかし、次の打席時には、何もありませんでした。
そして、7回裏タイガース、カルロス・ギーエンが、
ホームランを打った際に、立ち止まって打球を追った後に、
サイド・ステップでジャンプしながら走り出しました。
サミー・ソーサがよくやっていたような動作です。


これには、ウィーバーは、かなり怒った様子で、
ギーエンに何か叫んでいました。ここで、球審の
ウェンドレステッドから両チームに警告が発せられます。


そして。ウィーバーは、その直後の打者の頭の横を通過
するような投球をして、球審から退場を命じられました。


まだ、続きがあります。この試合では、タイガースの
バーランダーが、ノーヒット・ピッチングを続けていました。
3対0の試合での8回表、エンジェルスのエリック・アイバー
がセフティ・バントをしかけたのです。
これには、バーランだダーは、ひどく怒っていました。


このように、日本では上記のようなことが、
そんなに相手投手を侮辱するような行為であると、
たらえられていないのですが、
アメリカでは、このような行為は、投手を侮辱する行為
としてみなされます。


僕には、打者が打球の行方を立ち止まって見ていることや、
ノーヒット継続中の時に、セフティ・バントでヒットを
狙うことが、投手を侮辱する行為だとは、いまだに思いません。
でも、アメリカで審判をするうえで、どうしても受け入れなければ
いけないことなのです。


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