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2011年08月 アーカイブ

2011年08月01日

Salt Lake City

昨日、Salt Lake City に早朝移動してきました。
このまちには、結構多くの日本人のかたが
在住しているようで、シアトルからの飛行機にも
多くの日本人(らしき)の人が同乗していました。


ホテルでも、日本人の団体さんが、チェック・イン
している姿を目撃しました。
同じ、日本人の人々がたくさんまわりにいる
と思うだけで、なぜか嬉しい気持ちになります。


そんなソルトレイクでのシリーズを終えると、
残りの試合カードが、8カードとなります。
そして8都市にしかもう行くことがないのです。
16チームのリーグなので、
8都市には、もう今シーズンはいかないということに
なります。


そう考えると、少しさみしい気がします。
残り少ない試合を1試合づつ悔いの残らない
ように丁寧にジャッジしていきたいと思います。


リクエストがあったので、
残りのスケジュールを下記に記します。

7月30日~8月2日 Salt Lake City
8月3日~6日 Las Vegas
8月7日~11日 OFF
8月12日~15日 Sacramento
8月16日~19日 Oklahoma City
8月20日~23日 Tucson
8月24日~28日 Albuquerque
8月29日~9月1日 Reno
9月2日~5日 Las Vegas

ラスベガスに2回行くことと、休みがあるので、
僕が行くのは6都市だけということになります。

残り試合を全力で頑張ります!

ルールにないルール

アメリカで7シーズン目をもうすぐ終える
自分ですが、いまだにアメリカ野球について
理解できないことがたくさんあります。
そのなかでも”ルールにないルール”は、
審判として日本人である自分には、とても難しいのです。


そんなことを象徴する試合がメジャーリーグで
ありました。エンジェルスとタイガースの試合でした。
両チームのエース、ウィーバーとバーランダーの
投手戦の試合でした。


まずは、3回裏にタイガースのオルド二ェスがレフト線
にホームランを打ちました。その際に、すぐに走り出さずに
しばらく打球の行方を追っていたのです。
これを見た、ウィーバー投手は、オルド二ェスに一言
二言文句をつけていました。


しかし、次の打席時には、何もありませんでした。
そして、7回裏タイガース、カルロス・ギーエンが、
ホームランを打った際に、立ち止まって打球を追った後に、
サイド・ステップでジャンプしながら走り出しました。
サミー・ソーサがよくやっていたような動作です。


これには、ウィーバーは、かなり怒った様子で、
ギーエンに何か叫んでいました。ここで、球審の
ウェンドレステッドから両チームに警告が発せられます。


そして。ウィーバーは、その直後の打者の頭の横を通過
するような投球をして、球審から退場を命じられました。


まだ、続きがあります。この試合では、タイガースの
バーランダーが、ノーヒット・ピッチングを続けていました。
3対0の試合での8回表、エンジェルスのエリック・アイバー
がセフティ・バントをしかけたのです。
これには、バーランだダーは、ひどく怒っていました。


このように、日本では上記のようなことが、
そんなに相手投手を侮辱するような行為であると、
たらえられていないのですが、
アメリカでは、このような行為は、投手を侮辱する行為
としてみなされます。


僕には、打者が打球の行方を立ち止まって見ていることや、
ノーヒット継続中の時に、セフティ・バントでヒットを
狙うことが、投手を侮辱する行為だとは、いまだに思いません。
でも、アメリカで審判をするうえで、どうしても受け入れなければ
いけないことなのです。


2011年08月03日

家族が来ます!

明日からのラスベガスでの4連戦から
家族と合流します。
現在、ロスアンジェルスに向かっての飛行中です。


僕のスケジューリングのミスにより、
1日早くアメリカに入ることになってしまいました。
嫁さんと娘は、今日は、2人でロスに1泊します。
明日の早朝、ラスベガスへ移動し、
空港で合流します。


2人だけでアメリカにいることは、とても大変なことです。
ホテルにチェックインすること、空港でチェックインすること、
タクシーを呼んで、乗車すること、支払をすること、
どれをとっても外国人であるものにとっては、
とても大変なことなのです。


皆さん、街で外国人の方々を見かけたら、
声をかけてあげてください。
自国の人にとっては、とても簡単なことでも、
外国人にとっては、とても大変なことなのです。


頑張って2人で来てくれる家族に感謝です。
ありがとう!

スコット・ヒギンズ

現在、朝の7時過ぎです。空港での待ち時間
です。これから、家族と合流するラスベガスへ
向かいます。


ラスベガスでは、僕にとって、とても楽しみな事
があります。家族と会えること以外にもです。
それは、僕が初めて審判学校に行った時に同期で、
同じ年にプロ審判としてのスタートを切った仲間、
スコット・ヒギンズと、一緒に仕事をすることに
なっているからです。


彼は、1年目にノースウエスト・リーグからスタート
し、順調にステップアップしていき、最後の3年間は、
僕が今目標にしているバケーション・アンパイアとして
メジャーの試合をジャッジしていたのです。
その後は、台湾プロ野球でも審判をした経歴があります。


そんな彼とは、1番初めにプロとして働いたルーキーのための
春季オープン戦、Extended Spring Training で一緒でした。
プロになってから初めてのパートナーの一人なのです。
そして、このリーグでアスレチックスの監督をしていた
トニー・D氏が、今晩顔を合わせる、オクラホマシティの
監督なのです。スコットと僕、そして、トニー監督が、
20年ぶりに顔を合わせることになるのです。


これも何かの”縁”なんでしょうね。
今晩のホーム・プレート・ミーティングが本当に楽しみです。

2011年08月06日

パトカーに止められる!

更新が滞ってすみません。
お陰様で、家族と忙しく時を過ごしています。


さて、ラスベガスでの4連戦は、すべてナイト・ゲーム
です。しかも、毎日、3時間半ぐらいかかる長い試合
ばかりです。このラスベガスも空気が乾燥している
ので、打球が飛びます。その関係で、乱打戦になる
ことが多く、長い試合が多いのです。


そんな長時間試合の後に家族と食事に行く場所
に困ります。そこで見つけたのが、
僕と家族が大好きなファミレス、"Applebees"
が深夜1時まで営業していることを知り、
毎日のように行っています。


そんな食事の後に、こんなことがあったのです。
それが、”パトカーに止められる”という
ことだったのです。


Applebees を出て、交差点を左に曲がったところで、
後ろからパトカーが来るのがわかりました。
まさか自分を追って来たのではないと
思っていたのですが、自分の車の後ろをつけて
きました。


これは、間違いなく自分に対して何かあって
つけてきたことがわかりました。
しかし、「何で自分を捕まえるのだろう?
スピードは出しすぎていないよなぁ、シートベルト
はしているよなぁ、飲んでいないしなぁ???」
といろいろと考えながら、車を道路の端に止めました。


お巡りさんがゆっくり近づいてきて、
「こんばんは。」と言われたので、
こちらから国際免許証を差出しました。
パスポートは?と聞かれ、ホテルの部屋にあると
応えると、観光できたの?聞かれました。
はいと応えると、「ヘッドライトは、ちゃんと
つけて走ってね。」と言われて初めて
無灯火だったことを知らされました。


本当にホッとしました。
しかし、本当に情けないです。
ライトを付け忘れるなんて・・・。


そんな深夜のドッキリ体験でした。
(家族と一緒編)

2011年08月10日

Parsonal Off Day

クルーを離れてお休みをいただいています。
家族が日本から来てくれているので、
一緒にサンフランシスコに滞在中です。


夜、家族で”SFのチャイナタウン ♪♪”
をぶらぶらしたのですが、
何か不思議な感じです。


もう少しだけ家族との時間を大切に、
そして楽しみたいと思います。

CIMG3021.JPG
■サンフランシスコ名物のケーブルカーです。
 いまだに手動で方向をかえていました。


2011年08月11日

メジャー観戦

今日9日には、メジャーリーグの試合、
SFジャイアンツとPBパイレーツを観戦しました。
チケットは、お馴染みのアルファンゾ・マルカス審判
にお願いしていました。


ここサンフランシスコのAT&Tボールパークは、本当に
きれいで、人気があります。
この試合もほぼ満員のお客さんが入っていました。
我々の試合での満員(約1万人)とは、やはり大違いです。
雰囲気が全く違います。


今日の試合を見て感じたことは、
審判も選手も、グランド上でみせるしぐさひとつひとつが、
自信に満ち溢れているのです。
この辺が我々マイナーにいいる人間との違いだと確信しました。


身体の奥底から湧き出る自信。
これの差なんですよね。
休み明けの残り25試合で、それを出せるように
頑張ってみようと思いました。

CIMG3026.JPG
■一番右がマルカス審判。今日は、1塁でした。

CIMG3027.JPG
■4人それぞれの審判が、それぞれの”自信”を表現していました。

2011年08月14日

ラストスパート

昨日は、5日ぶりに現場復帰しました。
5日間もお休みをいただいて、家族と十分に
リフレッシュすることができました。


これから先は、もう休日は、ありません。
25連戦でシーズン終了です。
一気に突っ走りたいと思います。


復帰第1戦目は、球審でした。
先日見た、メジャーリーグの試合での
審判の見せた”自信”を意識して仕事をしてみました。
意識をかえるだけで、違うものです。
何かメジャーの審判になった気分で、
楽しく仕事ができました。


この調子で、残り24試合を、
メジャー審判になりきってジャッジしていきたいと
思います。


ツーソンでは、MLB審判でクルーチーフの1人、
ティム・チーダ審判がリハビリで、我々と一緒に仕事
をしてくれるそうです。
彼のからもいろいろと学べると思います。
今から楽しみです。

2011年08月16日

Professional

昨日は、日曜日のデーゲームでした。
試合後に、昨年お知り合いになった、ラーメン店
”正気”のご主人、上山さんのご自宅に
お邪魔してきました。


わらじのような大きいステーキ(とてもやわらかくて
おいしかったです!)もご馳走になりました。


上山さんは、日本からアメリカにやってきて、
苦労して、現在のラーメン店を軌道にのせている、
”プロフェッショナル”なおひとりです。


アメリカでビジネスを成功させることの
大変さなどのお話をたくさん聞かせていただきました。
本当に参考になるお話ばかりです。


僕も、”プロフェッショナル・アンパイア”として
アメリカで成功するために、
僕にしかない持ち味で、アメリカ人たちと勝負していきたいと
新たに決意したのでした。


上山さん、いろいろと有難うございました。
本当に勉強になりました。
これからも、もっと上を目指してください!

2011年08月18日

こんなプレー??

昨日は、久々の時差あり早朝移動、
でなが~い1日になりました。
朝5時にサクラメントのホテルを出発、
6時35分の便で、ラスベガス経由でオクラホマシティまで。
ホテルに着いたのが午後2時30分です。
ちなみにオクラホマは、セントラルタイムなので、
2時間時間が進んでいました。


そんな移動日の試合で、こんなプレーがありました。
走者1塁でアウトカウントは、1アウトかノーアウト
だったと思います。
打者が、ライト線に浅い飛球を打ち上げました。
走者は、エンドランがかかっていたため投球と
同時にスタートしていました。


ライトが打球を好捕したので、スタートを切っていた
1塁走者は、あわてて1塁へ戻りました。
タイミング的に、送球のほうが走者の帰塁よりも早く、
アウトのように見えました。
ところが、送球が少し1塁側ベンチのほうへ逸れたので、
捕球した1塁手のミットが、本塁から走ってきた
打者走者と接触し、その反動で、1塁手のミットから
ボールが飛び出しました。
その為、1塁走者は、2塁まで進塁しました。


当然、守備側監督のブレッド・バトラーは、1塁塁審
のバリーに抗議に行きました。バリーは、打者走者と
接触したことがよく見えていなかったようで、
判定を覆すことはありませんでした。
監督の要求で、他の審判に聞いてくれということになり、
僕とケレンの3人で協議しましたが、
2人も接触に関してよく見ていませんでした。
なので、そのままで試合を続けました。


皆さん、このプレーをどう考えますか?
打者走者は、既にアウトになっています。
アウトになっている走者の妨害でアウトを
宣告するべきだったでしょうか?
勿論、打者走者の行為は、故意ではなかったようです。


試合後に3人で話をしましたが、妨害を取ったほうが
よかったのでは、という意見でした。
ただ、僕は、打者走者がこのケースで、1塁ベース付近
まで走り続けることは、しょうがないことなのでは、
ないかなぁ、だから逸れた送球を処理する野手に接触
する行為は、That's Nothing のほうが良いのではないかなぁ
という疑問を抱いています。


これからいろいろな人に聞いてみようと思いますが、
皆さんも意見があったら聞かせてください。
本当に、アメリカで審判をしていると
いろいろなことが起こります。
3人(4人、2人)の審判全員が、すべてのプレーに
注意を払っておく必要性を痛感したのでした。
反省です。


オクラホマシティにて
カウントダウン残り試合 20試合

2011年08月20日

体系的な教育システム

アメリカで再挑戦を始めて7シーズン目が
終ろうとしている最近、強く感じていることが
あります。審判を育成するには、体系的な
教育システムが必要だということを・・・。


こちらには、審判学校があります。
そこで教えていることは、基礎中の基礎、
いわば”基本のき”です。
現在、我々AAA審判が実際に現場でやっていることと
違うことを教えることも多々あります。


僕は、そこが大事な事だと考えます。
審判学校で教えてもらったことを、ルーキー
やシングルAで2人制審判をやることで、
確実に理解し、自分のものにすることが
大事な事なのです。


その上、ダブルAに行き、3人制になり、2人制の
経験を踏まえたうえで、もっと高度な審判法を
学んでいきます。それは、ゴールはMLB(4人制)
です。そこで必要な4人制による精度の高い判定
テクニックの基礎を学ぶのです。


そして、仕上げがトリプルAです。
ここでは、MLB審判として必要なすべての
基礎を学ぶところなのです。特に、”試合のコントロール”
を学ぶ場所になります。


このように段階を経て、それぞれの場所で、
今必要なことを学んでいく、素晴らしいシステム
だと思います。審判が成長していくには、
全ての段階を経験していかねばばならないのです。


そんなシステムの頂点にあるMLB。
どうしても経験してみたいです。

2011年08月22日

MLB Umpire Crew Chief Tim Tschida

今シーズン2日目のツーソンにやってきました。
相変わらず暑いのですが、乾燥しているので、
夜の試合では、そんなに暑さを感じません。
アメリカは、場所によって全然違います。


ツーソンでは、前回に続いて今回もMLB審判と
一緒に仕事をさせてもらいます。
しかも今回は、MLBクルーチーフを務めている
ティム・チーダ審判と4試合ご一緒します。


昨晩の試合では、そんなクルーチーフの
力を存分に見せつけてくれました。


打球が、3塁線を抜けて、レフトのポール方向
へ転がっていきました。外野フェンスのファールポール
より5mぐらいファールテリトリにフェンス下に
転がりこみました。フェンスには、厚さ7~8センチほどの
ラバーが張ってあり、グランドとラバーまでに隙間ができていました。
そこにボールが転がりこんで、ボールが挟まったらボールデッド
なのですが、ボールよりも若干隙間の幅のほうが大きいので、
挟まることはあまりないはずです。


こんな場所へフェアの打球が転がり込みました。
3塁の塁審で会った僕は、ここで大きなミスをしました。
そのような場所であることを事前に確認していなかった
ので、打球を追っていかなかったのです。
3塁ベース付近でその打球をずっと見ていました。


するとレフトの選手が、打球が隙間に挟まっていると
言わんばかりに、両手を上げて、”ボール・デッドで
プレーできない”とアピールしながらプレーをやめて
しまいました。


このような場合、審判学校でも教えられるのですが、
誰かが打球の確認に、現地まで走ります。
走者は、行けるところまで進めておきます。
そして、審判が状況を確認したうえで、
処置をします。昨日のケースでは、僕が走って現地まで
行きました。


現場まで行くと、なんと試合で使用しているボールの
右3mぐらいのところに別のボールが試合球と同じように
落ちていたのでした。
レフトの選手は、「ボールが挟まっているし、2個のボール
があり、どちらのボールが試合球であるかわからないので
プレーできない!」と主張していました。


僕は、いろいろな事を頭の中で考えましたが、
結論が出ません。もうすでに打者走者は、とっくに
本塁まで行っていました。なので、僕は結論を出さずに
ティムやバリーと相談することにしてその場を
去りました。


2人に状況を説明すると、ティムが直ちに、”Two Bases!" と言って
打者走者に進塁の指示を与えました。
僕が、ティムに状況を説明する中で、「一旦、ボールが見えなくなった。」
と言いました。フェンスのラバーの上に、スポンサー広告のシートが張って
あります。多分、ボールがはねて一旦シートの中に入ったんだと思われます。
とにかく、一度でもボールが消えたら、ボールデッドにするべきだと
ティムが自信を持って説明してくれました。


僕は、正直ボールが挟まっていない以上、イン・プレーにするべきだと
考えていました。さすがに、メジャーのクルーチーフです。
このようなケースでのしっかりとした回答を持っていたのです。
試合後に聞いた話ですが、有名なシカゴ・リグリーフィールドの
外野フェンスの蔦のなかにボールが入った場合のグランド・ルール
で、ボールが一回でも蔦の中に入って、見えなくなったら
デッドにするということになっているそうです。
なので、基本的にMLBでは、似たようなケースでは、このような
解釈をするようです。


いずれにせよ、打球を追っていかなかったこと、
グランド上にボールが転がっているままプレーをしていた
ことは、僕の責任だと思います。
お灸をすえてくれた、このような出来事に感謝しなくては
いけません。まだまだ勉強です。


カウントダウン残り試合 16試合


2011年08月24日

体系的な教育システム#2

審判を育成していくうえで、
日本審判界において、一番欠けている
と思われるのが、”2人制審判”
を経験する場がひじょうに少ないことです。


2人制は、人が足りないからとか、審判に
お金をかけたくないからという理由でしか
やられてこなかったかと思います。


でも実は、この2人で審判することこそ、
審判の基礎を学ぶことに対して、
この上ない効果があるのです。
僕は、アメリカでそのステップを踏んで
きたので、そのことがよくわかっています。


例えばポジショニング。(プレーを見るときの位置取り。)
2人制では、球審が3塁に行ってプレーを見る際に、
ダイヤモンドの内側でプレーを見ます。
これは、そうでないと、送球がそれて、
本塁でプレーがある際に、戻れなくなるのです。


2人制では、必ずこの位置から判定します。
この位置からだと、走者がレフト側にタッグ
を避けるためにスライディングした場合に、
完全に死角になる場合があります。


もし、このようなプレーを何回か体験すると、
「では、どこで見たらもっと正確に見ることができるのだろうか?」
と考えるようになります。これが大事な事なのです。
2人制では、死角が生まれることが多いのです。
この死角からプレーを判定するという経験が、
審判の基礎技術を向上させてくれるのです。


2人制審判を経験した後に、3人制や4人制審判
をやるようになると、審判員自身の経験から
プレーを見るときの最適なポジショニングが、
自然にわかるようになるのです。


チームサイドからすると、2人制では、
正確に判定できないと思われているので、
敬遠されることがあると思います。
でも、審判を育成するという見地から考えると、
素晴らしいシステムなのです。


このようなことを野球界にいる人たちに
理解してもらうようなことを
僕がしていかないといけないのだなということを
感じている今日この頃です。


帰国したら、早速動いていきたいと思います。


残り試合カウントダウン 14試合

2011年08月26日

運命の日

今シーズン43回目の球審を終えました。
後3回ほど球審があると思います。


いつも思うのですが、本当に始まってしまうと
アッという間です。


この前の水曜日に、スパーバイザー達が一堂に
集まる会議が、サンディエゴであったそうです。
メインのテーマは、多分、「誰をフォール・リーグ
に送るか?」だったことと思います。


もう僕には、コントロールできません。
神のみぞ知るです。


今回は、本当に最後のチャンスなので、
結果を知ることがとても怖いのが正直なところです。


自分としては、ベストを尽くしたつもりです。
悔いはありません。


そんな”運命の日”が来るのももう少しだと思います。


2011年08月28日

Umpires Bar

先日、中学校時代の友人からメールがあり、
”同じ中学校の同窓生が、スポーツ・バーを経営している”
という情報がありました。


僕も以前から、アメリカでいつもお世話になっている
スポーツ・バーをいつか日本でやってみたいと
思っていて思っているだけでした。なので、そんな情報を
受けて大変刺激になりました。


将来は、チェーン化でもして、全国展開し、多くの人々が、
スポーツの楽しさを知ってもらえるようなお店を持ちたい
という夢はあるのですが、現実的に、まずは多くの審判仲間
が集う、小さな”Umpires Bar”を実際にオープンさせたい
と考えています。


オフ・シーズンには、僕も店に出て、多くの審判同志、
野球ファンのかたがたと審判や野球の楽しさについて
語りあえたらなぁと考えています。


帰国したら、本当に実現できるように具体的な事業計画
を立てていきたいと思っています。ひとつだけ決めていること
があります。アメリカで覚えた、僕の大好物である、
”バッファロー・チキン・ウィング”で最高の味のもの
を提供できる店にするということです。

poster5.jpg
■こんな感じの食べ物です。おいしそうでしょ!


皆さんも何かご意見があったらコメントしてください。
宜しくお願いします。


カウントダウン 残り試合10試合

2011年08月30日

もうすぐSeptember!

このブログの日付を見て、びっくりです。
もう8月30日(日本時間)なんですね!
もう一人のサムライ審判・一木君は、30日午後
には、日本に到着予定だったと思います。


そして、日本から大応援団(?)がラスベガスへ
やって来ますが、日本出発が30日午後だったと思います。


今日の早朝移動(アルバカーキからリノ)で、
今シーズンの移動も後1回を残すだけになりました。
(リノからラスベガス)


アルバカーキでの5連戦最終戦は、8回裏を終えたところで、
雷が激しくなりだしたので、雨が降る前に中断しました。
(そうとう近くで雷が鳴っているということで、
クルーチーフの判断で中断しました。)
その後、強めの雨が降りだしましたが、20分ぐらいで上がりました。


これからグランド整備をして、20分後再開して、
9回表裏をやってい時間ぐらいはかかるかなぁなんて
考えていました。


ところが、グランド・キーパーのボスが審判室まで来て、
”これから15分ぐらいは雲の切れ間で雨は止んでいるけど、
またそのあと雷雨が来るようにレーダーで見える。”
と言ってきました。


なので、それまでとりあえず待機していました。
その間にチーフが両チーム監督やホームチームGMに
話をしに行くと、皆そろって”もうやめようよ。”
と言ったそうです。


ちなみにホームチームは、7対0で負けていた試合を
7回8回の攻撃で6点返して、イケイケの状態だったのに
関わらず、もう試合を止めようと言っているのです。


これも、シーズンが終わりになり、もう優勝のチャンスもない
チームであるからだと思います。
まあ、チームがそういうのだからということで8回裏
降雨コールドゲームで終わらせることになりました。


ホテルへ戻るときには、もう雨は全然降っていませんでした。
グランドもシートをかけていたので完璧です。
本当にやめてよかったのかなぁ?と罪の意識を持ちながら
帰ったのでした。

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