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化け物のような投球、送球

昨日、ショッキングなニュースを聞きました。
元ロッテやヤンキースで活躍した伊良部投手
がロスアンジェルスで亡くなったというニュースです。


僕は、コラムでお世話になっているサンケイスポーツ
の田代さんから聞いて驚きました。
こちらのスポーツ専門チャンネルESPNでもこの話題を
取り上げていました。


彼の投球を試合で見たことはなかったのですが、
(ロッテ時代は、僕のほうがまだ2軍でした。)
ロッテ時代に、ブルペンの投球練習を見せてもらった
時に、”これがプロの速い投球か!”と
驚いたことがあります。


”化け物のような投球”と表現すればよいのでしょうか。
投球の勢い、見た目、力、すべてにおいて、
他の投手の投球とは一味も二味も違うように見えました。


そんな彼の訃報を聞いた後の昨日の試合では、
試合がもつれて最終回1点差で、1死満塁。
打者は、レフトフライを打ち上げました。
レフト定位置ぐらいです。誰もが、タッグ・アップ
で同点と思いました。(僕らは、がっかりしました。)


そんな状況で、レフトのクリス・タイラー選手は、
教科書通りに少し後ろにさがり、勢いをつけて送球して
きました。なんと、その送球は、火を噴いたような送球が、
低い軌道で、直接捕手まで届いたのでした。
走者が本塁へ到達する4〜5m手前で捕手がボールを取りました。


余裕のアウトで試合終了です。
伊良部投手の投球を思い出させてくれるような
”化け物のような送球”でした。
僕の、野球審判人生の中で見た、一番凄い外野からの返球でした。
日本人では、なかなかダイレクトであの距離を投げてくる選手
はいないと思います。
”パワー”の違いを感じさせられた瞬間でした。


伊良部投手、安らかにお眠りください。
この場を借りて、ご冥福をお祈り申し上げます。

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