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後半戦に向けて考えた事

6月21日の試合が終わってちょうどシーズン144試合中
半分の72試合が終わりました。それから、7試合を経過したので、
79試合を終えたことになります。
AAAで2シーズン目ですが、今シーズンは、すごく多くのことを
学んだ気がします。


まず、4人制で多くの試合を経験することができました。
昨年は、1シーズンで1回しか4人制で審判ができなかったのですが、
今シーズンは、すでに12試合を経験することができました。
しかも、MLBバケーション・アンパイアのマイク・ムリンスキー審判と
一緒だったのでこまかいところまで多くを学ぶことができました。


4人制審判の良いところも、細かくて難しく複雑な部分も含めて
実践において多くの事を聞き、経験することができました。
それと、彼がMLBの試合で経験したいろいろなことも
試合中やオフの時間に話を聞くこともできました。


そんな経験から感じたことは、まだまだ自分のやっていたことが
甘かったということです。バケーション・アンパイアになると、
全ての瞬間が生死を賭けた勝負なのです。
数人のバケーション・アンパイアが言っていました。
「マイナーリーグでは、よく3イニング事に気持ちを切り替えて9イニングを
やりぬくと言われますが、MLBの試合では、1球ごとに気持ちを切り替えて
やっていかないと9イニング集中できない。」と。


それだけ全ての投球が投手、打者、アンパイアにとって勝負なんです。
凄く厳しい世界であるということを話を聞いただけでも感じます。
また、それが安易に想像できるのです。


それと、やはりAAAからメジャーへ上がるための勝負は、
ハンドリング・シチュエーション(状況判断)の能力がキーであるということ
に間違いなさそうです。豊富な経験や知識から出てくる
巧みな話術の必要性を痛感しているところです。
同じレベルの知識を持って監督と戦うにも、貧弱な話術では、
負けてしまうでしょう。ということは、どんなに頑張ってミスを減らしても、
やはりこの戦いに勝っていかないと立派にメジャー審判として
やっていけないとやっと気がついた思いがします。


判定さえそれなりにやっていけば何とかなると思っていた僕の考え
が甘かったのです。
この点に重点を置いて、後半戦は、もっと頑張っていかなければ、
生き残れないことを悟りました。
言葉の問題で、ライバルたちに勝てるとは思いません。
でも、何とかそれをカバーできる何かを身につけていけるように
頑張っていきます。その何かは、これから必死に探していきます。


やれることを120%やるだけです。

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