先日の試合で、球審であったブライアンが
両チームに警告を入れました。
次に、故意に打者を狙って投手が投球したと、
審判が判断した場合、その投手とチームの監督を
退場にしますよという警告です。
このような状況でした。
ホームチームの4番打者がとても大きなホームランを
打ちました。そのあとの打者が2ストライクになった後の投球が
打者の胸に当たるデッド・ボールになりました。
数回後、今度はビジティング・チームの打者の背中に
当るデッド・ボールをホーム・チームの投手が投げました。
ここで、ブライアンが警告を入れました。
キーは、ホームラン後すぐ次打者の上部に
デッド・ボールを当てたことです。
僕には、理解できませんが、アメリカでは、
ホームランを打たれた直後に、
投手が故意に打者にぶつける投球をします。
こうなると、当てられた法のチーム投手が、
報復を仕掛けてくる可能性が極めて高くなります。
審判として注意をしなければなりません。
今回の場合は、数回後にこの報復投球がありました。
(審判がそう思っているだけかもしれませんが・・・。)
でもアメリカでは、このような状況では、
報復とみられても仕方がない状況なようです。
この辺の感覚が僕には理解が難しいところです。
AAAで審判をするようになってから感じることは、
ストライク・ボール、アウト・セーフなどの判定することよりも、
このような状況判断をすることの重要性を痛感しています。
まだまだ、毎日が勉強です。