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2010年05月 アーカイブ

2010年05月01日

ゴールデンウィーク

日本は、ゴールデンウィークの真っただ中ですよね!
羨ましいです。いつもこの時期になると、
日本の皆は、いいなぁ~と思っていました。
あっ、日本でも審判をしているときは、
GWはありませんでした。野球界も稼ぎ時なんです。


さて、このGWを利用して、わざわざ日本から
我々審判を訪ねて来てくれた人がいます。
UDC副代表の藤原啓之君です。


彼は、4月29日にシカゴに入り、レンタカーを借りて
イリノイ州ピオリアまで3時間かけて移動し、
同じ日本人マイナー審判である濱野君の試合を
見に行きました。


翌日30日早朝には、シカゴからテネシー州ナッシュビルに
飛行機で移動し、我々の試合を見に来てくれました。


藤原君とチーフのバリーは、2002年にノースウエストリーグで、
パートナーでした。2か月半もの間、
文字通り寝食を共にした仲です。(NWLでは1部屋2人に与えられます。)
バリーもいつも彼の事を気にかけています。
本当に仲の良い友達通しです。


今日5月1日も試合に来てくれる予定ですが、
生憎天気がとても悪いのです。
UDCの副代表内川君が、3度続けて僕の球審を見ることが
できなかったという事実があります。
UDCの副代表が代表の試合(球審)を見に来ると
見ることができないというジンクスは、まだまだ続きそうです。

2010年05月03日

恐るべしジンクス

やはりジンクスは、生きていました。
藤原君がアメリカに来て、
僕の球審予定試合を雨で流して、見ることができないで、
ここナッシュビルを去りました。
しかも、凄い雨を連れてきてくれて、
ナッシュビルの街は、洪水の被害まで出ています。
お陰で2試合連続で中止になり、
この分は、他のクルーが引き継ぐことになります。 


日本のゴールデン・ウィークほどではないですが、
ラッキーな2連休となりました。


内川君が、今年の夏に来てくれるかはわかりませんが、
ジンクスは、健在です。
場所を考えて来てもらうようにします。


でも、アリゾナでも雨で流すぐらいなので、
本当にこのジンクスは強いのですね!
宜しくお願いします。


明日は、朝5時にホテルを出て、
ネブラスカ州オマハに移動です。
明日は、藤原君も内川君のいないので、
試合が出来ると思います。

4日ぶりの球審頑張ります!

2010年05月04日

カレッジ・ワールド・シリーズ

4時起きでテネシー州ナッシュビルから移動
してきた先は、ネブラスカ州オマハ。
僕にとって初めてのネブラスカ州上陸です。


ここオマハは、アメリカの大学野球全米ナンバー1
チームを決める”カレッジ・ワールド・シリーズ”を
行う場所なのです。


CIMG2707.JPG


日本で言う”甲子園”のようなものでしょうか。
アマチュア野球の最高峰の大会を行う場所です。
普段は、オマハ・ロイヤルズという
カンサスシティ・ロイヤルズの傘下AAAチームの
本拠地として使われています。


CIMG2706.JPG


昨年には、現在千葉ロッテに復帰した
薮田投手は、ここで頑張っていました。
今日も、何人かの選手に、
「去年は、ヤブタがいたんだよ」。と言ってきました。


相手チームの監督は、79、80年に中日に在籍していた
ボビー・ジョーンズでした。
僕が、日本人だとわかると、
懐かしそうにいろいろな日本語を使ってくれました。


本当にアメリカの野球界には、
多くの日本プロ野球経験者がいるんですね。
彼らは皆、「日本は良かった」。と言ってくれます。
僕もお世話になった日本プロ野球を誇りに思う瞬間です。


日本プロ野球での経験を、
財産、自信、誇りにして、
頑張っていきます!

2010年05月07日

必殺!トリプル・バーガー

昨日は、午前11時開始のモーニング・ゲームでした。
今日は、夜6時30分開始のナイト・ゲームです。
このような日は、”オフ”として使わないともったいないのです。
昨日は、球場から直接ジムに行き、
汗をかいて、ホテルに戻り、一服し、
町で一番のハンバーガーを食べにいきました。


スポーツバーのようなところでしたが、
夕方から人はたくさん入っていました。
僕は、わけもわからずにお店に名前のついた
ハンバーガーを頼みました。


大体、お店の名前のついた商品は、
看板商品なので間違いがないと思い頼んだのですが、
これが何と3段重ねの超ビッグなハンバーガーでした。

IMG_8804.JPG
■本当に”デカイ!”でしょ。

これは、持って帰って夜食にしようと思うほどでした。
でも、全部食べてしまいました。
ジムで30分走ったこともあり、ちょうどお腹のすき具合も
よかったようで、あまり苦労せずに食べてしまいました。


早い時間にディナーを食べた時は、
大概、カップ・ラーメンなどを食べてしまうのですが、
さすがに昨晩はそんなこともありませんでした。
今回の”オフ気分”の日の思い出は、
今までで一番大きなハンバーガーを食べたことでした。

2010年05月08日

飛行機移動(東→西)

今日は、久しぶりにアメリカ大陸の中部(オマハ)
から西海岸(フレズノ)に移動してきました。
朝8:45の飛行機でソルト・レイク・シティに行き、
乗り換えてフレズノにお昼の12:00頃着きました。


東から西に移動の場合は、時間が戻るので、
お昼の12:00着いた時には、オマハの時間では、
もう14:00になっているのです。
時間が戻るのは良いのですが、1日が長くなります。


ナイト・ゲームでの試合が終わったのが、午後9:30頃だったので、
実際に球場を出た時間は、朝いた場所でいうと、
もう夜中の12:00ということになります。
本当に長い1日になりました。
この”時差”の感覚には、日本で育った僕にとっては、
なかなか慣れることができない習慣の一つです。


ブログを書いている今現在は、夜中の12:30なので、
中部時間では、もう深夜2:30です。
なんだか頭が混乱してきたので、
寝ることにします。

2010年05月10日

Situations (いろいろな状況)

先日の試合で、球審であったブライアンが
両チームに警告を入れました。
次に、故意に打者を狙って投手が投球したと、
審判が判断した場合、その投手とチームの監督を
退場にしますよという警告です。


このような状況でした。
ホームチームの4番打者がとても大きなホームランを
打ちました。そのあとの打者が2ストライクになった後の投球が
打者の胸に当たるデッド・ボールになりました。


数回後、今度はビジティング・チームの打者の背中に
当るデッド・ボールをホーム・チームの投手が投げました。
ここで、ブライアンが警告を入れました。


キーは、ホームラン後すぐ次打者の上部に
デッド・ボールを当てたことです。
僕には、理解できませんが、アメリカでは、
ホームランを打たれた直後に、
投手が故意に打者にぶつける投球をします。
こうなると、当てられた法のチーム投手が、
報復を仕掛けてくる可能性が極めて高くなります。
審判として注意をしなければなりません。


今回の場合は、数回後にこの報復投球がありました。
(審判がそう思っているだけかもしれませんが・・・。)
でもアメリカでは、このような状況では、
報復とみられても仕方がない状況なようです。


この辺の感覚が僕には理解が難しいところです。
AAAで審判をするようになってから感じることは、
ストライク・ボール、アウト・セーフなどの判定することよりも、
このような状況判断をすることの重要性を痛感しています。
まだまだ、毎日が勉強です。

2010年05月11日

That's a Balk!!

パシフィック・コースト・リーグでのシーズンが始まって
からちょうど30試合を消化しました。
いろいろなことに慣れてきて、皆がお互いに仕事をしやすく
なったところです。
そんな僕らのクルーが力を入れているのが、
”ボークの取りこぼしのないクルーにしよう!”ということがあります。
これまですでに4つのボークをコールしてきました。


先日の試合では、0対0で7回の攻撃中に、
無死1,2塁のチャンスをむかえたところで、
投手がセット・ポジションをとっているところで、
両走者が次塁へスタートを切りました。
あわてた投手は、自由な足を先に動かした後で、
軸足をはずしました。
僕たち3人の審判は、ほぼ同時に、”That's a Balk!!”
と力強くボークをコールすることができました。
大事な場面での息のあったボーク・コールは、試合を引き締めます。
本当に気持ち良かったです。


僕たちがボークをしっかりコール出来たのは、
ジム・エバンスのボークDVDを事前に見ていたからです。
とういことで、皆さんもボークをしっかりコールできるように、
UDCで売っているボークDVDを購入して欲しいと思います。
本当に分かりやすく、自信を持ってコールできるようになるはずです。
最後は、ちょっと宣伝でした。 宜しくお願いします。

コンタクトレンズと眼のケア

クーパービジョン・ジャパンの「アスリート支援プログラム」に参加しています。
前回の記事は野球審判と眼についてPart.3になります。

野球の審判を職業にしている僕たちにとって、
眼の状態を最良にしておくことは、不可欠なことです。

オフシーズンに眼科にに行った際に
”ドライアイ”と言われました。ドライアイ用の点眼薬をもらって、
定期的に点眼するようにしています。

今シーズン所属している、パシフィック・コースト・リーグは、
アメリカ西海岸中心のチームで構成されているので、
乾燥した気候の場所に多くの球場があります。
余計にドライアイのことに気をつけています。
試合中も、点眼して眼の乾燥を防ぐようにしています。

その他にも、アレルギーがあるので、
アレルギー用の点眼薬もかかせません。
特にソフト・コンタクトレンズを試合中には使用しているので、
試合で使用できなくなることがないように、
常に眼の健康には注意しています。

そんなこともあり、昨シーズンから2ウィークタイプの使い捨てレンズ
にしたことが大いに役立っています。
2週間で交換できるので、不十分なケアによる感染症などの
発生率が格段に低くなるのです。

コンタクトレンズは、消耗品なので、使うほど質が落ちていきます。
2週間で新しいレンズに交換できるのは、眼の状態を気にする
我々のような職業に就いているものにとってとても大きなメリットとなります。

レンズを良い状態に維持することができても、
眼そのものが、悪い状態になっては、意味がありません。
やはり、眼の使いすぎには注意しています。
睡眠時間も8時間ぐらいは確保するようにしています。

アメリカで半年生活している自分にとって、
自分で自分の眼のケアをする必要があるので、
オフの間に、しっかりと自分の目の状態と、
レンズの状態を把握しておく必要性を強く感じます。

日本にいる皆さんは、定期的に検査してくださいね!
凄く大切なことだと思います。

2010年05月14日

ラスベガスにて

初めてラスベガスに来ました。
さすがに、世界でも有数の観光地です。
夜でもたくさんの人が出歩いています。


僕らが滞在しているホテルは、
ダウンタウンからは少し離れているのですが、
かなり良いホテルです。
勿論、カジノも併設されています。


1階は、全てカジノです。
スロット・マシーンを始め、ブラックジャックなどのカード、
ルーレットなどひととおり揃っています。
金額もマシーン類は、1セントからでも賭けることができます。
カードゲームも5ドルから賭けることができるので、
大変リーズナブルです。


メジャーに上がって、カジノで楽しみたいものです。

初ギャンブルin Las Vegas

今日は、試合後にスポーツバーに行って
お腹と喉を潤し、その後、ホテル併設のカジノへ行きました。
僕は、ブラック・ジャックぐらいしか知らないので、
ブラック・ジャックのテーブルへ直行しました。


日本では、よくパチンコへ行っていましたが、
こちらでのギャンブルは、初めです。
デーブルのディーラーと対戦するには初めてで、
少し緊張しましたが、バリーとMLBバケーションアンパイアーの
マイクと同席だったので楽しく遊ぶことができました。


結果は、ビギナーズ・ラックもあり、
約$50勝たせてもらいました。
ギャンブルをやっていると時の経つのは早いもので、
部屋に戻ったのは深夜3時過ぎでした。
勿論、明日も試合があります。
これからしっかりと寝て、明日もベストで試合に臨みます。

CIMG2719.JPG
■ホテル自室からの夜景です。少しは、ラスベガスらしさが伝わるでしょうか?

CIMG2717.JPG
■あるホテルのエッフェル塔です。車内からの撮影で分かりにくいと思いますが・・。

2010年05月17日

インターネット回線

ラスベガスから移動してきて、
また別のギャンブルの町Reno(リノ)に来ています。
ホテルのインターネットの調子が悪くて、
更新が遅くなりました。


今年のリーグPacific Coast League の各チームが用意
してくれるホテルがとても良いホテルなので、
快適なのですが、ひとつだけ難点があります。
それは、良いホテルのほとんどが、
インターネットを使うにお金を払わなくてはなりません。
日本でも帝国ホテルなどは有料だったと思いますが、
星の数が多いホテルほど有料になっています。
現在まででも、もう5か所ほどは有料でした。
言い訳になりますが、その影響が更新頻度にもひびいています。


今回滞在のリノのホテルは、無料でインターネットが使えるのですが、
たまたまホテルの配慮でアップ・グレードしてくれた
”スイート・ルーム”が電波が届きにくい場所にあるらしく、
とてもインターネット環境がよくないのです。
時々繋がらなくなります。
部屋は、めちゃくちゃ広くて快適なのですが、
このような皮肉な結果になっています。

CIMG2720.JPG
■バスルームが独立していて、バスタブがものすごく大きいのです。
 湯船に浸かる文化で育っている僕にとってはこの上のない喜びです。

今回、アップ・グレードの権利を譲ってくれた
チーフのバリーの部屋では、インターネット接続には、
何ら問題がないようです。
運が悪いのでしょうか?
仕事で良い運が巡ってくるように、
悪い運は、私生活で使うとして良しとしたいと思います。

CIMG2721.JPG
■ひとりでは、本当にもったいない広さです。家族が来たときに
 このような部屋に泊まりたいものです。

読者のかたからのご要望で、もっと野球ネタを書いてくれと言われているので、
次回から、少し溜めていた野球ネタを多めに披露していきたいと思います。
ご期待ください!ちなみに、「もうハンバーガーネタはいらない」とお叱りをうけました。

2010年05月19日

審判のご法度#1

今日の試合を終えて、ネバダ州リノからカリフォルニア州サクラメント
に運転して移動してきました。
リノでは、ドジャースで活躍したブレット・バトラー監督が、ダイヤモンド・バックス傘下AAAチームリノ・エーシスを率いています。そのエーシスとミスター・カブスこと殿堂にも入っているアメリカでは、超有名なライアン・サンドバーグ監督が、カブス傘下AAAチーム アイオワ・カブスを率いたチーム同士の対戦でした。後から知ったのですが、このチーム同士の対戦は、この4試合だけだったそうです。監督の名前でお客が呼べる一番のカードだったと思います。


そんなチーム同士の対戦では、結果的にはライアンのカブスが3勝1敗と強さを見せつけてくれました。
その1敗した試合で球審していたのが僕だったのです。


そんなことも関係して、こんなことがありました。
投手戦のとても良い試合で、3対0で9回表カブス最後の攻撃でした。
何とか1点を返したがすでに2死。ライアン監督は代打を送りました。
その1球目の低めいっぱいの投球を力いっぱい、”ストライクー”と
コールすると、3塁コーチス・ボックスにいたサンドバーグ監督が、
「He~Y!」と叫んでいるではありませんか。明らかに投球に対して不満を示していました。
僕が、思いっきり、「That was good pitch!」と言い返すと、
何も言いませんでした。
結局、その打者が凡退して、試合が終わりました。


僕は、センター後方にある審判ロッカールームにむかってグランドを
横断するように歩いていました。
そこには、勝利を祝福するエーシス・チームが列を作ってハイタッチをしていました。
ちょうどその列を横切ろうとしたときに、
勝ったチームの捕手が僕に、「お疲様でした!Good Job!」と言って握手を求めてきました。
僕は、試合終了の安堵感からか、ついその求めに自然に応じていました。


その背後にいた、サンドバーグ監督(負けチーム)が、
「それは、まずいだろ~!選手と握手はないだろ~!」と叫んでいました。
僕は、やっぱまずいよな~とふと気が付き、何も言い返せませんでした。


キャッチャーと審判は、常に近いところで、
お互いに駆け引きをしながら試合をやっています。
基本的には、捕手は、審判にストライクを取ってもらえるように、
審判は、捕手に見やすく捕球してもらうように常に
努力しているものです。だから、勝ったチームのキャッチャーは、
よく試合後に”Good Job!”と声をかけてくれたり、
握手を求めてきたりするものです。
今回も、自然に応えてしまいました。


でも、審判としては、絶対にやってはいけないことです。
それは、お客さんや相手チームの人たちは、
サンドバーク監督がそうであったように、見ていて面白いわけがありません。
それこそ、勝利チームの捕手が、球審の協力で勝つことができたよ、
と”ありがとう”の意味で握手しているように見えると思います。


メジャーリーグでは、絶対にないでしょう。
そんなことを気づかせてくれた、
殿堂入り監督の”アドバイス”だったのです。


ちなみに翌日、試合前のミーティングでは、
「昨日は、悪かった。思うように試合が進まなくて、
ストレスがたまっていたので、つい怒鳴ってしまった。」
と誤ってきました。僕も、「握手に悪い意味は当然なかったが、
審判としてしてはいけないことをしたと思っている。もう2度としない。」
と言いました。
さすが、殿堂に入っている人物です。
懐の大きさを感じました。

2010年05月21日

休日#2 MLBゲーム観戦

昨日は、今シーズン2回目の休日でした。
サクラメントから車で1時間30分ほどでサンフランシスコ
まで行けます。そんなことで、オークランドでの
MLBゲーム アスレチックス対タイガースを見学に行きました。


この日のクルーは、
Tim Welke- Crew Chief 2B
Jim Reynolds-3B
Mike DiMuro-1B
Bill Welke-PL
でした。Tim は、92年初めて審判学校に行った際の
チーフ・インストラクターでした。
Mike とBill は、その時が1年目の新米インストラクターでした。
そして、僕とJim が生徒であったのです。

CIMG2743.JPG
■試合前のホームプレート・ミーティングです。とても大切な時間です。

試合前にロッカーを訪ねたのですが、
皆で大歓迎してくれました。
当時の話を懐かしく話しました。
特に、Mike は、ご存じのように97年に日本のセ・リーグ
で審判をしていました。日本でのことを懐かしそうに話してくれました。


試合をじっくり見ましたが、この4人のクルーには、
全然無駄のない動きをしていました。
4人制フォーメーションの見本のような動きでした。
すごくわかりやすかったです。


特にチーフのTimの動きが、まるで新人のように
一生懸命すばやく動いていて、
感激しました。ベテランの審判があれだけやっていたら、
他の審判もやらざろうえないですよね。
刺激を受けました。

CIMG2741.JPG
■本当に良い刺激を受けた1日でした。今度は、このフィールドに立っている
 ところを掲載したいです。

毎シーズン少なからず、MLB試合を見学していましたが、
今までとは違う感じがありました。
それは、僕の次のステップが、このMLBだと思って見る風景は、
また格別な思いです。今までは、雲の上の存在を見ているようでしたが、
もう次のステップは、ここなんだと思うと、
なんだか熱い思いがこみ上げてきました。
”やっとここまでこれたんだ!”と。


新たなやる気をたくさん得ることができた
実りの多い休日でした。
また、今日から20連戦がんばります!

2010年05月23日

査定#1

現在、サンフランシスコから車で1時間半ぐらい
東にある、サクラメントに来ています。
やはり、カリフォルニアでもかなり北に位置する
サクラメントは、結構夜は涼しい(寒い)のです。
今日も、7時からのナイトゲームなので、タートルネック
の上にジャケットを着ることになりそうです。
昨晩は、寒かったので、今晩は手袋も持参したいと思います。


さて、先日のラスベガスでのシリーズでは、
メジャーリーグに雇われている、地元のスーパーバイザー、
元AAAアンパイアー ジョー・バールソンが査定に来ました。
3試合を見てもらいましたが、
なかなかの良い出来だったと思います。


球審の時に指摘を受けたのが2点。
一つは、たまに投球を追って、頭が少し動くこと。
この悪い癖は、もうずっ~と前からのもので、
完全には治すことがなかなかできないようです。
それでも、正確に判定できるのであれば、大きな問題では
ないと彼も言ってくれました。
でも、なんとか治したいものです。


もう一つは、イニングの合間の姿勢と位置です。
今まで、次に攻撃になるチーム側のライン上、本塁よりに
いましたが、彼には、もっとベンチより、3塁、1塁から本塁の延長線上
ベンチとの中間ぐらいが良いと言われました。
そこで、うろうろしないでじっとしていろいろなことを観察していなさいと
指摘されました。


そういえば、昨今メジャーのアンパイアは、
大体この辺で待機しています。
この位置のほうが、全体が良く見えるからだと思います。
それと、三振させた後の打者の行動が、
ここからのほうが観察しやすいのです。
そのような動きをしっかりと見ておくことが、
ここから上のレベルでは大切なことなんだなと感じていました。
そんなことに対応した位置なんだなぁと思いました。


ちなみにジョーは、現在は、アマチュア野球の審判で、
アメリカではトップレベルの審判なのです。
北京のオリンピックにも派遣されていて、
アメリカでトップレベルの”カレッジ・ワールド・シリーズ”
にも毎年のように派遣されているようです。
日本のアマチュア審判のかたがたのことや、
セリーグの審判の方の名前も知っていました。
本当に審判の世界もグローバルになっているんです。

2010年05月24日

査定#1(塁審)

日曜日のデーゲームをサクラメントで終えて、
明日からは、オマハ(ネブラスカ州)で4連戦です。
今日は、もう移動できる便がなかったので、
明日朝の早朝移動です。
4時30分にホテルを出て、オマハ時間の午後1時ごろ到着予定です。
明日は、長~い1日になりそうです。


今回は、先日の査定(塁審)について書かせてもらいます。
4人制の1塁塁審を見てもらったのですが、
とても良いできだったと思います。
昨年から、トライしている”リミング”をいろいろなケースで使うことができました。
2塁にMLBバケーション・アンパイアのマイク・ムリンスキー審判がいたことも
大きかったのです。彼の動きが、はっきりしているので、リミングを使う場面と
使えない場面が、よくわかりました。
複数で審判する場合、お互いの審判の動きが、
お互いの動きに大きく影響することがよくわかりました。
なので、MLBでも当然、はっきりとした動きをする審判のほうが、
良い評価することが良くわかった気がします。
”一緒に働きやすい審判”ということが昇格へのキーなのかもしれません。


指摘を受けたことが1点ありました。
それは、走者1塁のケースでの牽制球に対するポジショニングです。
僕は、牽制球によるタッグ・プレーをよく見るために、
出来るだけ角度を取るような位置を取っていました。
ファールテリトリの出来るだけベースから遠い方向です。
このほうが、タッグ・プレーに対しては、間違いなくよく見えます。
ただ、投球と同時に、打球判定が出来る位置、ラインに近いところに
戻らなければならないのです。
僕は、この戻るのが、たまに遅れて大事な時期にしっかりと止まって
プレーを見れないことがありました。
牽制球できわどい判定がある頻度よりも、
明らかに、ライン際のきわどい判定をする場面、
右打者のハーフ・スイングを判定する場面のほうが、
圧倒的に多いのです。
なので、そちらを重視するべきだと言われました。
本当にその通りだと思いました。


4人制の塁審は、とても楽しいです。
それは、より良い位置に行くことが殆どのケースで可能だからです。
良い位置を取る”ポジショニング”プレーの判定に一番大事なことであると、
あらためて認識させてくれた、4人制での査定シリーズでした。

2010年05月26日

Kazu Matsui 登場!

今日の試合で、懐かしい人と再会しました。
松井稼頭央選手です。
ヒューストン・アストロズを辞めて、コロラド・ロッキーズと
マイナー契約をしたと、昨日のインターネット・ニュースで
見ていました。AAAのコロラドスプリングスでスタートと
書いてあったので、いつかは会えるかと思ったのですが、
まさか今日会えるとは思いませんでした。


彼とは、パリーグに入ったのが僕と同じ年度で(1994年)、
その年の春期キャンプは、西武のキャンプに行きました。
初めてのキャンプで彼のプレーぶりを見た、村田元パリーグ審判部長
が、「彼は、すばらし素質を持っている。大物になるぞ!」
と言っていたのを思い出します。


その通りに、順調に一流選手になりました。
僕は、こちらで、ルーキーからAAAまでの野球を見てきましたが、
彼ほどのセンスとパワーを持った選手は、見たことがありません。
必ずや、またメジャーの舞台で大活躍するでしょう。


明日の試合から出場すると言っていました。
僕は、明日球審です。数あるAAAチームの中で、
コロラドに入り、しかも現在は、ロードのオマハで
一番初めに当たった審判が、僕であるというところに、
何か運命を感じます。


選手と審判という関係ではなく、日本人という繋がりが、
引き寄せた運命なのでしょうか。
彼の活躍を球審の位置から、明日見ることができることが、
とても楽しみです。
早く、メジャーに上がって、僕がメジャーに上がるのを
待っていてほしいです。


この次の再会は、是非ともメジャーでしたいところです。

2010年05月30日

ゲーム・コントロール

松井(稼)選手は、僕が球審の試合には出場しませんでした。
その翌日にAAA初出場し、2打数無安打1四球で、5回で交代しました。
ヒットこそありませんでしたが、メジャーリーガーらしい動きで、
軽快なフィールディングを見せてくれました。
FAの規約のしばりについては、僕はよくえわかりませんが、
実力的には、すぐにメジャーでレギュラーをはれると思います。
結果を出して、早くメジャーでの姿をTVで見たいものです。


さて、僕が球審をやった試合は、8対1と一方的な試合になりました。
このような試合では、アンパイアのゲーム・コントロールで
試合時間などが、かなり変わってくるものです。
そんな事を実感した試合でした。


ビジティング・チームの先発投手が、独りで崩れて、
4回までに8点を取られるという展開でした。
投手が崩れそうになったときに、審判が微妙なコースを
ストライクの宣告をすると、投手が立ち直ることがあります。
逆にそれをボールに宣告し、そこからもう止められないほど、
崩れることもよく見受けられます。


そのような流れを見分けられるようになるのが、
審判としての経験です。
この日の試合では、4回2死満塁、ここで3-2カウント
からの高めいっぱいぐらいのカーブの投球を僕が
”ストライク・スリー”と見逃しの三振をコールし、
イニングが終わりました。


打者は、多少クレームをつけてきましたが、
僕は、ここで投手の崩れを止めないと、大変な試合になると
判断し、多少ボール気味の高さでしたが、ストライクを宣告しました。
この後、投手は交代し、無失点。
2時間30分、8対1で試合が終わりました。
僕が、もしボールと宣告していたら、多分10数点対5点とか、
そんなゲームで3時間以上の試合になっていたでしょう。


野球というのは、そんなゲームです。
審判の目に見えないゲームy・コントロールが必ず働いているのです。
そのようなゲーム・コントロールを見極めることができるようになるのが、
経験なんですね。
そんなことが、実感できた試合だったのでした。

2010年05月31日

日曜日 in Memphis

今日は、日曜日です。アメリカは、明日は月曜日ですが、
メモリアルデーの祝日です。
日曜日は、デー・ゲームが多いのですが、
今日は、明日が祝日で移動日になるので、
明日デーゲームで行うところが多いようです。


朝、起きてジムに行きました。
日曜日は、昼12:00からであることを知らなかったので、
12:00までメンフィスの街を探索しました。
ミシシッピー川が流れていて、そこで日曜日の光景にふさわしい
美しい景色を見ることができました。

CIMG2758.JPG
■ミシシッピー川のほとりです。

あっという間に12:00前になったので、
再びジムに行きました。
いつものように30分間しっかりとジョギングしました。
その後、ジムの屋上に行くと、
現在試合を行っているメンフィス・レッド・バードの本拠地が、
一望に見渡すことができました。
天然芝の奇麗な野球場を見るとわくわくします。
AAAの球場としてふさわしい、ダウンタウンの真ん中にある美しい球場
のひとつです。

CIMG2760.JPG
■Memphis Red Birds の本拠地 Auto Zone Ballpark

ジムで汗を流した後は、ランチを食べに行きました。
最近、はまっている”シーフード・ガンボ”を食べました。
メンフィスのガンボも、ニューオーリンズに負けないぐらいおいしかったのです。
お腹が満足して、眠いところですが、
このブログを書いて、球場へ出かけることにします。

CIMG2762.JPG
■シーフード・ガンボ です。見かけはそんなによくないですが、おいしいのです。

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