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2009年08月 アーカイブ

2009年08月01日

8月!

とうとう8月に入りました。
シーズンの終了は9月7日なので、
実質は、ラスト・マンスです。

昨晩の試合終了後、ペンシルバニア州スクラントンから、
8時間かけての深夜移動で、
オハイオ州トレドへ来ました。

今月は、リーグの西地区(オハイオ、インディアナ、
ケンタッキー)を巡業します。

明日(2日)の夜には、家族が来てくれます。
10日間弱ですが、
家族での夏休みを満喫したいと思います。
(勿論、仕事はほぼ毎日ありますが・・・。)

それでは、これから5時間ほど仮眠をとりたいと思います。
おやすみなさい・・・。

2009年08月02日

チョンボ!

やってしまいました。完全な僕のミスでした。
判定ができなかったことは、
審判をやっていて初めての出来事かもしれません。


走者1,2塁でノーアウト。ぼくは、3塁塁審であったので、
内野内のショート側に位置していました。
基本的には、2塁と3塁でのプレーの判定をしなければなりません。


この場面で、打者は、3塁ゴロを打ちました。
3塁手は、バントに備えて少し前進守備をとっていました。
ゴロを捕って、横を通り抜ける2塁走者にタッグしようとしました。
僕は、タッグが走者に触れるかどうかが見える最適な角度
に位置して、プレーを見ていました。


タッグが触れていないのが見えたので、”ノータッグ、ノータッグ”
と際どかったので強くコールしました。
ここまではよかったのですが、
3塁横でのタッグプレーを見ることに必死になりすぎ、
その後、3塁手が2塁へ送球し、
2塁でのフォース・プレーを見ることが遅れて、
プレーの起こった瞬間には、何も見えませんでした。


プレーを見て、迷うことは何度もありますが、
プレーを全く見なかった時は、初めてだったかも知れません。
見ていなかった時に判定することがこれほど難しいことか、
初めて気が付きました。


でも、判定をして結果をお知らせしなければならないのは、
百も承知です。今日の場合は、送球を捕った2塁手が1塁へ送球し、
プレーが続いていたこともあり、判定を出すことが出来ませんでした。


とりあえず、プレーが一段落してから、
タイムを宣告して、2塁付近まで来ていたジャスティン1塁塁審に、
目で合図し、助けを求めました。
すぐに、”Yes, he is out, he is out!"と声で教えてくれたので、
僕が、アウトジェスチャーをして、3塁に進んでいた1塁走者を指指して
アウトを宣告しました。


今回の場合、僕が判定を出さなかったことで、
両チームに何か不利益を与えることにならない状況だったので、
事なきを得ました。(勿論、両軍監督に説明は求められました・・。)


明日の試合中には、家族がトレドに到着します。
そんな事で少し気持ちが浮かれていたことが
原因にあったと思います。
試合中に関しては、いつもよりも気を引き締めて
明日からの試合に臨みたいと思います。

2009年08月11日

家族と過ごした8日間

しばらく更新できなくてすみませんでした。
日本から家族が来てくれていたので、
このブログも”夏休み”を頂きました。
また今日から毎日書けるように頑張ります。


さて、8月2日に日本からデトロイトに来てもらい、
僕の滞在先であったトレド(オハイオ州)に4日
まで滞在しました。トレドでは、車で1時間ほどの
”シダー・ポイント”というジェット・コースターに関しては
数も質も世界一と自負する遊園地に行きました。
本当にジェット・コースターだらけで、
通常の遊園地とは少しちがった雰囲気でした。
休みの日ではなかったので、僕にとっては忙しかったのですが、
空き時間(仕事以外の時間)に、いろいろとやろうと思えば
出来るんだなぁとあらためて実感しました。
来シーズンは、空き時間の有効活用を本気で考えて行こうと思います。

CIMG2425.JPG
■WNBAの会場"Conseco Fieldhouse" での1枚。

5日が今シーズン最後の休日だったので、
5日の朝にトレドを出て、家族とともにインディアナポリス
(インディアナ州)まで車で4時間半の移動をしました。
夜には、WNBA(女子プロバスケット・リーグ)を
観戦に行きました。娘の里紗は、今年から中学生になり、
バスケットボール部に所属しています。
刺激になれば良いと思い観戦しました。
席もゴール下の1列目を取ってもらったので、
凄い迫力でした。里紗も凄く楽しく、刺激になったようです。
僕は、相変わらず、試合中は、レフリーばかり見ていました。
彼ら(彼女も)の毅然とした態度に、
僕も刺激を受けたのでした。


6日~9日は、インディアナポリスで近郊のショッピング・センター
などのはしごをして、余暇の時間を十分に満喫しました。
家族に来てもらって、改めて感じました。
僕は、家族のお陰でアメリカで審判ができるんだということを・・・。
それを肝に銘じてこれからの試合に全力疾走していきたいと思います。


今回の家族の渡米には、多くの皆さんのご協力とご支援があって、
実現しました。本当にありがとうございました。
恩返しできることは一つだけ。メジャーで審判ができるように
なることだけだと思っています。
これからも宜しくお願いします。

CIMG2412.JPG
■トレドでの1枚。球審は僕で、投手は高橋(建)投手(元広島)。

2009年08月12日

カウントダウン!

家族が来てくれていて、
本当に楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。


気がつけば、今シーズンの残り試合も、
27試合になっていました。
毎年、残り30試合からカウントダウンを始めるので、
もうその時が来ていたんですね。
本当に、残り少なくなってしまいました。


このの頃試合で、最高のパフォーマンスをするために、
少しずつ、今シーズンの反省をブログに書いていこうと
思います。


正直なところ、レベルの高い審判法や考え方に、
戸惑いながらも何とかやっていたのが現状です。
ここでしっかりと、頭と体が同時に反応できるように、
頭のほうの整理をブログでさせてもらいたいと思います。


今日は、これから午後1時からのデーゲームです。
かなり夏らしい暑さになってきたので、
気合をいれて頑張ってきます。

インディアナポリスにて
平林 岳

●残り試合 カウントダウン 27試合(球審9試合)

2009年08月13日

リミング

今シーズン、AAAに上がって一番今までと違った
アンパイア・システムであったと感じたのが、
この”リミング”というシステムだったと思います。


”リミング”とは、1塁塁審が、打者走者の2塁でのプレーを
見る際に、通常は、内野内に切り込んで内野内で2塁でのプレーを
見ていたのですが、内野内に入らずに、1、2塁線の外側を移動し、
2塁でのプレーを内野内ではなく、外野側で見るテクニック
のことを言います。


3人制でこのテクニックを使うには、より多くの状況判断が必要に
なります。必ず、次のプレーに対して、誰かがしっかりと準備が出来て
いないと、このテクニックは使えません。なので、他審判の
動きをしっかりと把握していないと、使えないテクニックなのです。


どんな状況であっても条件が合えば使っても良いテクニックです。
ここが、とても難しいところなのです。
条件は、
・3塁塁審が、打球を見る為に"goes out"していないこと。
・送球が、左翼手定位置よりラインよりから来ること。
です。


3塁塁審の動き方をしっかりと読まないと動けないということになります。
3塁線を鋭く抜ける打球などは、転がる方向によって、
3塁塁審が、goes out するのかしないのか、その打球によって違ってきます。
それを判断した上で、動かなければならないのです。


3ヶ月半、AAAで審判をしてみて、このような”相手の動きを読む”
という事の大事さを一番感じました。これは、良いポジショニング
を取る為の、一番大切な基礎になるということがよくわかりました。


今日の試合で、やっとスムーズにリミングが出来たような気がします。
簡単なようで奥が深い”リミング”。
4人制審判をするための大切な財産になることは間違いありません。

■カウントダウン 残り試合26試合(球審9試合)

2009年08月16日

Bench Clear (両軍ベンチ総出)

シーズン終盤になるといろいろな事が起こります。
我々のクルーは、ここ4試合で2度も両軍ベンチ総出になる
騒動が起こりました。


1回目は、僕が球審の試合で、
捕手が僕に話しかけてきたことがきっかけでした。
走者が1塁でカウントが3-2の場面で、
捕手が、「Quick Call please!」と言ってきました。
フルカウントの場面で、走者が盗塁した場合に、
判定がボールならば、四球なので送球する必要がありません。
判定がストライクならば、三振なので、走者を刺すために
送球する必要があります。
捕手は、余分な送球をしたくないので、
このように球審に言ってくることはまれにあります。


打者は、それが気に入らなかったようです。
打席中に捕手がしゃべることが集中力を欠くことになるのか、
この一言が気に入らなくて、
三振した後に、突然文句を言いだしたので、
これがきっかけで、両軍ベンチ総出になりました。


2回目は、打者がデッドボールを受けた時に、
その投球がわざとぶつけてきたと思って、
当たった後に、少し文句を言っていました。
走者になった打者が2塁へ盗塁し、
その際に、ベースカバーに入った野手に激しくぶつかっていきました。
そして、その後の味方打者のヒットで本塁に生還した際に、
また捕手と言い争いになりました。
そして、両軍ベンチ総出になり、
両監督もエキサイトし、顔と顔が付きそうになるぐらいのところで、
お互いの言い分を吐き捨てていました。


こんなことが4日で2回もありました。
審判の判定に対してではないので良いのですが、
両軍総出になった場合には、報告書を書かなければなりません。
勘弁してくれよと言いたくなります。


2回目の出来事は、この同じチーム同士の試合が明日にも
あるので、明日にでも報復合戦が始まるかもしれません。
明日は、球審です。報復があった場合は、
投手や監督を一発で退場させなければいけません。
勿論、複雑な報告書も書かなければなりません。


何事も起こらない平和な試合で終わって欲しいものです。

2009年08月18日

秋風

最近の試合中選手からこんなことを聞かれる
ようになりました。


「オフは、どうするの?」
「日本に帰るの?」
「来年も戻ってくるんでしょ?」


もう本当にそのような時期なんですね。
今日、会話した選手は、
「メキシコ・リーグに行くんだ。」
と言うので、
「オフは、ゆっくりすれば?」
AAAクラスの選手は、大体オフに働かなくても
生活できるぐらいは稼げるようなので、
このように聞きました。
すると、「月に$6,500くれるので、稼がなきゃ!」
と応えてくれました。
結構、良い給料をもらえるんだなぁと少し羨ましかったのです。
(勿論、年棒の他にです。)


審判は、ウィンター・リーグでも、
$4,000ぐらいの月給だそうです。
(年棒はないので、これだけです。)
今の給料よりは良いと思いますが、
年棒に充当する分にはなりません。


やはり、メジャーに行かない限りは、
オフにのんびりすることは出来ないのです。
やはり我々審判には、上がるしかないのです。

■カウントダウン 残り試合 21試合(球審7試合)

2009年08月19日

英語学習の成果

☆アルクさんの教材をテーマにした最近のエントリーです。

第1回目 英語学習への更なる決意!

第2回目 継続できる英語学習教材

8月の初めには家族がアメリカに来てくれていました。
その期間中は、正直言って英語学習をさぼってしまいました。
2週間ほど勉強しなかったのですが、
その間にこんな嬉しいエピソードがありました。

僕が自分で苦手だと思っている英会話のひとつに、
試合中やバーなどでの会話があります。
にぎやかな場所において、
急に話しかけられるような場合です。
会話の内容を予測することが難しく、
周りの騒音のあるため聞き取りにくく、
しかも会話がフラッシュ的で短いような時です。

ある試合中のことでした。
僕は、3塁塁審として定位置にいました。
近くに位置していた3塁手が(それでも距離は4~5メートルあったと思います。)
突然投球の合間に、
”Home plate is part of fair ball, right?"
と尋ねてきました。

僕はとっさに、”Yes, it's fair ball.”と答えました。
すると、”The ball touch the home plate,
it's a fair ball?”と聞かれたので、”Yes.”と、自信を持って大きくうなずきました。

TOEIC1.JPG

今までは、こんなフラッシュ的な問いは、
良く聞き取れなかったので、
実は、あいまいに返事していたことが多かったのです。
しかし、今回は違いました。
相手の言葉が聞き取れたんです!
しかも、投球の合間、すぐに答えなければいけない場面だったので、
この短い会話を成立させたことが、本当に嬉しく思えました。

そして、これは間違いなく、今勉強中の
アルクTOEICテスト650点突破マラソンの学習成果であると
手ごたえを感じました。
特に役立っているのは、1日のテキストメニュー最初にでてくる、
Brushupという学習項目において、
時間をせかされながら、短い会話を聞きとって、
それを書きとる練習をしている成果だと確信しました。
TOEIC2.JPG

こんなに些細な出来事でしたが、
とても大きな自信になるものです。
学習し、小さな出来事で少しずつ自信をつけて、
また、学習し、失敗をして、また学習し、
段々と自信がついて、とこんなことの繰り返しだと思います。
コツコツとやるしかないんです。

皆さんも、TOEICテスト650点突破マラソンで学習し、
英語の学習効果を確認してみてはいかがですか。
きっと大きな自信になること間違いないです。
コツコツと頑張っていきましょう!

☆英語を学習している皆さま必見です。
アスポタコミュニティ「スポーツ英語研究会」のメンバーに登録いただきますと、抽選でアスポタ事務局&アルク様よりサプライズのギフトがプレゼントされるようです。興味がある方は、こちらにアクセス!

☆TOEIC450点の教材で学習中の尾川さんのブログを紹介します。
とても努力家ですよね。負けないように頑張ります!


2009年08月21日

メジャー審判

昨日は、ケンタッキー州ルイビルでの試合後に、
オハイオ州コロンバスまで移動する日でした。
コロンバスに移動する途中に、
オハイオ州シンシナティがあります。
ちょうど、メジャーの試合もここで行われていたので、
RJのAAAで最初のクルーチーフであった
James Hoye 審判と夜の12時に会っていろいろな話を
聞くことができました。


彼は、まだ正式なメジャー審判ではなく、
所属は僕たちと一緒でAAA審判ということなのですが、
もうここ数年は、マイナーの試合には全く出場していない、
いわば、一番メジャーに近いマイナー審判です。


正式なメジャー審判ではないので、
実質、年間では一番多くの試合に出場しているのです。
メジャー審判には、年間5回もの1週間の休暇が
あるのですが、マイナー審判には、
それがなく、ほぼ全試合に出場しています。
アメリカのプロ野球審判の中で、
一番多くの試合を裁いているのが彼らなのです。


彼の話では、今シーズン限りで、
3人の審判が引退し、組合としては、新たに
4人の審判を正式に雇ってもらうように交渉しているそうです。
なので、Jamesにとっても来年は、
正式にメジャー審判に登用されるビッグ・チャンスになるのです。


そして、そうなるとそこで残念ながら採用されなかった
長い間、マイナー審判としてメジャーの試合に
出場していた審判が、解雇されるということにもなるのです。
したがって、そうなると来期には、新たに
マイナー審判でメジャー試合に出場できる審判枠が、
結構できるということになります。


ただ、厳しい現実の話もしてくれました。
そのような立場の審判は、メジャーの試合に出場するたびに、
もしそこで何か問題を起こせば、
それが命取りになるそうです。
数人の例を挙げて、たった一度の失敗で、
審判人生を終わらせなければならなくなったことが、
今までに何度もあったそうです。
メジャーで試してもらえることは、
本当に素晴らしい機会なのですが、
そこは、生きるか死ぬかの厳しい世界であるということを
思い知らされました。


僕は、プロの世界というのは、
そのぐらい厳しいところでるべきだと思っていたので、
早く、そのような場所で勝負したいという気持ちが
強くなったのでした。
やるしかありません。頑張ります。

CIMG2489.JPG
■James Hoye 審判と。僕も良い顔しているでしょ?

2009年08月22日

メジャー流、1塁フォース・プレーの見方

皆さん、こんにちは!
表題のような内容で、ことこまかにブログに投稿しようと、
せっせと原稿を書いたのですが、
確認ボタンを押して、
内容をチェックしようとしたら、
何と3回も、文章がどこかえ消えてしまいました。
さすがに、今日は、もう書きなおしはできません。
いつかアップできるように頑張りますが、
表題の内容が、何か呪われているのでしょうか?
この内容にすると消えてしまいます。
少し間を空けてから再挑戦します。
ご勘弁ください。

■カウントダウン 残り試合17試合(球審6試合)

2009年08月24日

打球に要注意!

昨日の試合では、今シーズン2度目、内野内にいた自分に
打球が当たるというハプニングに見舞われました。


正直、とても大きなショックです。
日本で9年間、アメリカで5年間プラス2年間の合計16年間
で一度もなかった事が、今シーズンは2度も起こってしまいました。


やっぱり、歳をとったせいなのでしょうか?
反射神経が鈍ってきたのでしょうか?
本当にショックです。


仮に、年齢のせいで打球に当たったとしても、
ここで引き下がるわけにはいきません。
やるしかないので、たまたま運が悪かったと考えるようにします。


今までのことを思い出してみると、
打球に当たりそうになったことでさえ、数年に1回あるかないかでした。
それが、今年は、当たりそうな打球が、自分のほうに飛んでくることが、
すごく多いのです。
パートナーの、RJ、Justinのところにも、1度も鋭い打球が飛んだ覚えが
ありません。


やっぱり運が悪かったんです!
(勝手に言い切らせてもらいました。)


審判の皆さん、くれぐれも打球には注意しましょう!
とてもバツが悪くなります。

■カウントダウン 残り試合15試合(球審5試合)

2009年08月25日

最新!メジャー式1塁フォース・プレーの見方

最近、メジャー審判達の1塁でのフォース・プレーを見る
位置が少し以前と違っていることとお気づきでしょうか?


審判学校で教えている基本の位置とは、
少し違った位置でほとんどの審判は見ています。


審判学校で教える基本は、送球に対して90度、距離は
ベースから5~6メートルというように教えています。


角度を90度に取るのは、野手の足がななれる方向と90度の
位置を取ることによって、野手の足の離れ具合を見るのに
最適な位置だからです。


距離が5~6メートルというのは、
捕球を”音”で確認するため、あまり遠くないほうが確認しやすく、
又、見るところをベースに絞って見て、走者の足がベースに届くところ
を見届けて、捕球のタイミングを音で確認し、
より精度を上げるためです。


現在のメジャー審判の主流は、これとは少し違っていて、
”角度も距離できるだけ取るように”とスーパーバイザーに
指導されています。
具体的に言うと、三遊間に飛んだ打球の場合は、
1,2塁線上に程近いところまで角度を取り、
距離も10メートルぐらいは離れているでしょうか。


このような位置取りのメリットは、
野手が送球した後、視界をベースに移したときに、
自分の視界のなかに全ての情報が入っていて、
走者がベースに到着するまでと、
送球がミットに入るまでの情報をコマ送りのように見ることができます。
捕球も基本的には、音で確認するのですが、
距離を取っているので、視界のなかに勝手入ってきます。


又、走者の足が、ベースに着く様子が、
横からる角度になるので、その様子も良く見えるのです。


この方法で見るようになって(今シーズンからです。)
今まで以上に、自信を持って判定できるようになりました。


今思えば、このような見方は、前記のような基本的な
見方が出来てからでないと、しっかりとどちらが早いのかの見分け
が余計に難しく感じると思います。
野手の足の離れ具合と走者の足を見て、
捕球を音で確認するという基本的な見方が出来ている人が、
やって効果を実感できる技法と言えるでしょう。


野手の足が離れたかどうかを見るには、
あまり良い位置ではないので、
送球をしっかりと読む能力も必要となります。


経験を積んだ人には、間違いなく効果を発揮する見方であると
自信を持ってお勧めしますが、
初心者には、お勧めできません。
マイナーリーグでも、AA以上のアンパイアにしか許されていない
判定方法となっています。
アマチュア審判の方は、先輩などに
ご確認の上お試しください。


UDC主催のアンパイア・クリニックなどで、
試してもらえる機会を作っていきたいと思います。

仮称)MLB式ポジショニング・クリニック

お楽しみに!

2009年08月28日

AAA3人制実践編(3塁)Split Difference

今シーズン中に3塁塁審として、何度も失敗して、
クルーチーフのRJや先輩のジャスティンから怒られたのが、
"Split Difference"と言われる、2人制でも基本中の基本
のテクニックをうまく使えていなかったことです。


お恥ずかしい話、各塁でのポジショニングに
こだわり過ぎて、その前に、プレーや状況を読むことが
おろそかになり、"Split Difference"のテクニックを
うまく使えていなかったのです。


具体的には、走者なしで打球がライト方向に飛び、
1塁塁審が打球を追った場合に、
3塁塁審は、長打になった場合、2塁と3塁の両方
でのプレーを見なければいけんません。
なので、このケースは、2塁のプレーに備えて
2塁でのプレーに対するベストポジションと取ることができません。
今シーズンは、そのことにこだわり過ぎて、
2塁でプレーがあると思ったら、
何も考えずに2塁でのベストポジションにはいろうと
早く判断してしまい、失敗しました。


このケースでは、3塁線上にいるので、
2塁方向ではなく、2,3塁間の真ん中内野内方向に、
まず切り込まなければならないのです。
そして、打球と走者の動きを読んで、
必要に応じて、2塁、3塁でのポジション取りをします。


8月27日の今日、今シーズン初めて、
このケースでの動きで満足できるものが出来ました。
(本当にお恥ずかしい!)
走者は、結局3塁まで進んだのですが、
3塁でのプレーをファール・テリトリで判定することができました。


このように、ひとつ上のテクニックを追うと、
もっと基本的なテクニックをおろそかにしてしまい、
どちらも出来なくなってしまう良い例だと思います。


何事も基本の上に成り立っているということを
思い知らされました。
”迷ったら、基本に戻る”
胸の中に刻みたいと思います。

■カウントダウン 残り試合11試合(球審4試合)

2009年08月31日

飛行機移動

昨日は、シーズン中にわずか2回だけある
飛行機移動移動でした。
ケンタッキー州のルイビルからバージニア州ノーフォーク
までで、ルイビルからボルチモア、
ボルチモアからノーフォークという乗り継ぎが1回の
フライトでした。


ルイビルからボルチモアの便には、
たくさんの第2次世界大戦で活躍した、Veterans(退役軍人)さん
たちが乗っていました。
アメリカは、このような人たちに対して、ものすごく優遇して
いるようで、この時も、機内で何度もアナウンスし、
機内の乗客から拍手を受けていました。
アナウンスでは、「現在の豊かな国アメリカがあるのも、
皆さん達のお陰です。」と言っていました。


ボルチモアで飛行機を降りると、
沢山の現役海軍兵が両サイドに並んでいて、
ベテランズの人たちを待ち構えていました。
海軍兵たちが作った人がきの間を通るときに、
第2次世界大戦時の敵国民として、
凄く複雑な気持ちで歩きました。


そんな歴史のあるアメリカで、僕は今
アメリカ人審判と、メジャー審判になる競争をしています。
言葉のハンデや文化の違いなどによるハンデはありますが、
僕には”大和魂”があります。
何とか勝ち抜きます!

■カウントダウン 残り試合9試合(球審3試合)