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状況判断

僕が球審を担当した昨晩の試合では、
こんなことがありました。


ヤンキース傘下スクラントンの投手が、3回裏に
3ランホームランを含む5点を取られました。


その3ランホームランのすぐ後の打者に対する
1球目の投球が、打者付近を通過したのです。
打者に当たりませんでしたが、
打者のおなかと胸の間ぐらいの高さで、
外角に構えていた捕手は、その投球を捕ることが出来ませんでした。


打者は、打席を外し投手をにらんでいました。
投手は、あたかも投球が汗でボールが滑ったと、
言いたげに、腕や指の汗をユニフォームで拭いていました。


ここから、審判が状況判断をしなければならない場面です。
3つの選択肢があります。
1、投手に退場を命じる。(ビンボールを投げたと判断したら)
2、両チームに警告を与える。
3、何もしないで、様子を見る。


僕は、3を選びました。
投手が、試合開始当初からコントロールに苦しんでいて、
ホームランも、捕手が外角に要求したにもかかわらず、
内角に甘い投球がいき、痛打されたのでした。
故意に打者へ投げていないと判断したからです。


結局、打者は次の投球を投手ゴロを打ち、
1塁へ向かう途中で、投手に何か叫んでいました。
投手も、それに対して、言い返し、あわや乱闘になるような雰囲気
でしたが、我々や両監督が間に入り、何とか大ごとにならずに
収まりました。


そして、ここで僕は警告を両チームに入れました。
その警告に対して、ホームチーム監督が、
「うちは何もしていないのに何で警告を受けなければいけないんだ。」
と言って、納得できないと言い続けて、
チーフのRJから退場を宣告されました。


僕にとっては、難しい状況判断です。
同僚のジャスティンは、その投球があった後に警告を入れたほうが
良いという意見でした。RJは、自分の警告したタイミングで良かった
のではないかと言っていました。
確かに、打者は、その投球のあとに投手に対して、
不快感をあらわにしていました。
攻撃側ダッグアウトも反応を示していました。
なので、故意に投げたかどうかは、別として、
チームがそのような反応を見せたので、
警告したほうが良かったのかも知れません。


このような状況判断は、
これから先、もっと大切になってきます。
本当に、日々勉強です。
頑張ります。


それにしても、僕には、こちらの投手が、
ホームランなどを打たれた後に、
このような投球をすることがあること自体、
いまだに信じられません。

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