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観客の妨害?

アメリカの野球では、観客の妨害ということがよく起こります。
日本では、フェンスが低いところには、やいがいネットが張ってあり、
観客が手を出せないところが多いのですが、
アメリカでは、ファンと選手との距離を縮めるために、
ネットが張ってないところがほとんどです。
その為、ファンが手を伸ばし、フェアの打球に触れることもよくあるので、
我々審判としては、よく見ていないといけないのです。


今日の試合では、こんなことがありました。
これは、日本でも起こりえることだと思います。


ホームラン性の打球が右中間に飛びました。
走者が2,3塁にいたため、1塁塁審であったRJは、
内野内セカンド側に位置していました。
当然、ホームラン性だったので、内野内から外野へ打球を追いました。
外野フェンスの上には低いネットが張ってあり、
ネットの上に黄色い線が引かれていて、
この線を越えたらホームランになります。
この球場は、外野にもお客さんが入っています。


そこで、お客さんがネットの上からフィールド側に手を伸ばし、
打球を捕ろうとしていました。


僕も球審のポジションから一応打球をずっと追って見ていました。
僕の所からは、確信はないのですが、何かに当たってフェンスを越えたように
見えました。


RJは、ホームランをコールしました。
直後に外野手が、RJに抗議をしていました。
選手の主張は、「ファンが手を伸ばしていて、その手に当たってから入った。」
ということでした。
RJは、「確かにファンに当たったが、当たろうが当たらなかろうが、
打球は、黄色い線を越えたと判断した。」
という判断だったそうです。
守備側の監督は、事情がよくわかっていたので、
抗議には来ませんでした。


ビデオ判定をマイナーリーグでも採用していたら、
間違いなくビデオで確認していたでしょう。
そうでなければ、内野内にいた審判が、
外野へ出て判定した場合に、50メートル先の細かい様子まで
見ることは不可能だと思います。
なので、MLBでビデオ判定を導入していることも頷けます。
明らかに、通常の判定とは、ことなる部分であると、
痛感させられました。


それにしても、こちらの監督さんたちは、
2人制や3人制では、厳しいところがあることを
良く理解してくれています。
この辺は、我々の職務や立場を理解して、尊重してもらっていることが
よくわかります。ありがたいことです。

CIMG2393.JPG
■今日の試合後に、子供たちの為に外野を開放し、
 親子キャンプのイベントを行っていました。
 野球場を本当にいろいろと活用して、人々の憩いの場にしています。


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