« AAA初の退場宣告! | メイン | 基本の大切さ »

恩師との再会 

6日(土曜日)の試合では、MLBで長年活躍している
有名な投手、ジョン・スモルツ投手が登板しました。
僕は、このような試合に球審が当たります。
本当にラッキーです。12,000人の立ち見の人が出るくらいの
お客さんでスタンドが埋まっていました。
予想通りの投手戦になり、お客さんも彼の投球を
堪能できたと思います。僕にとっても心地よい”声援”
(僕にではないのですが・・・。)のもと気持ちよく仕事ができました。

さて、そんな試合に、隣のコネチカット州から、
一人の恩師がわざわざ訪ねてきてくれました。
彼の名は、ディック・ネルソン。
長い期間、マイナーリーグのスーパーバイザーを務めていて、
現在は、引退されて、ジム・エバンス審判学校のチーフ・インストラクター
として、若い審判を育てています。

僕が、初めてアメリカに渡って、審判になれたのも、
ディックさんのお陰と言っても過言ではありません。
彼は、アメリカ空軍に勤めていたので、
日本の沖縄(宮古島)にも数年住んでいたそうです。
日本語が少しできるので、英語が全然わからなかった僕に、
いろいろな日本語で話しかけてくれました。

そして、今日も昔話で話題になったのですが、
マイナーリーグのトライアウトのような場で、
僕が審判としてグランド上に立っていました。
そこでいろいろな事を試されました。
ある、スーパーバイザーが、監督役で僕のところまで出てきて、
「左中間のフェンスにあるゲートが開いているようなので、
閉めてくれ。」と言われました。僕は、この程度の英語ですら
理解できませんでした。困っていたので、パートナーが、
僕の所まで来て、この場は、何とかなりましたが、
試合後の、スーパーバイザー同士の会議で、
「タケシは、あの程度の英語がわからないようなので、
採用は見送ったほうがよいのでは?」という意見が出たそうです。
(当たり前ですよね。)そこでディックさんが、
「英語の問題は、jこちらで審判をしていくうちに自然に身に着くから、
大丈夫だと思う。彼には、才能があるから採用しよう!」と言ってくれたのです。
今日の僕があるのも、本当に彼のお陰なんです。
(他にもたくさん恩師はいますが。)

そんな彼が、AAA球審の試合をわざわざ見に来てくれたのです。
そんな試合が、スモルツ投手の登板試合で、
たくさんのお客さんの前で試合を仕切る姿を見せることができて、
本当に良かったです。

本当の恩返しは、メジャーでの試合に彼を招待することだと思います。
頑張ります。

Calendar

2016年09月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

カテゴリー