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苦しい言い訳・・。

昨晩は、移動日の試合で、試合後に
ニューヨーク・シティの脇を通って、ロードアイランド州ポウタケット
まで移動しました。
ニューヨークの夜景を遠くにですが、観ることができたので
感激しました。早く、大都市で審判ができるようになりたいです。

さて、昨日の試合では、ミスを犯しました。
走者1,2塁で、ダブル・スチールのサインだったようです。
1塁走者は、サインを見落としていたようで、スタートを
切らなかったのですが、1塁コーチの声で、かなり遅れて
スタートを切りました。1塁走者は、あまりにも遅いスタートだったので、
途中で1塁へ戻ろうとしました。そして、ランダウン・プレーが始まりました。

僕は1塁塁審でした。2塁走者は、すでに3塁にいっています。
とっさに、この1,2塁間のランダウンは、全て僕が見なければ、
と判断したので、僕は、ダイヤモンドの中に切り込みました。
これが間違いのもとだったのです。
中に切り込み、3塁塁審であったRJに、”こっちは全部自分が見る!”
というコミュニケーションを取ったのですが、この瞬間に一番見ていなければ
ならない場面が起こったようなのです。
ボールを持っていない野手にと走者が接触したようなのでした。
僕は、全くみていなかったので、この接触に関するジャッジが
何もできませんでした。

当然、攻撃側の監督が抗議に来ました。
”見てなかった”と言えないので、
「接触があったよね?」という問いに、
「あったけど、走塁妨害にはなっていなかった。」
と苦しい言い訳をするしかありませんでした。

リーグで一番温厚な監督だったので、
引き下がってくれましたが、
多分、他の監督であれば、退場を宣告して、
試合を再開することになっていたでしょう。

イニングの合間にチーフから、
「ポジショニングやランダウンの見方はさておき、
見てなかったのなら見てなかったと言っていいんだよ。」
と言われました。アウト・セーフなどの判定とは違うので、
他の審判と協議しても良いという意味です。

今日のような処置は、どのような方法をとっても
トラブルになるでしょう。
ただ、今日の教訓は、『見ていなかった事を正当化すること
がいかに難しいか』ということをあらためて勉強させてもらいました。
もちろん、見ていない状況を作らないことが一番大事なのですが・・。

まだまだ勉強中、AAA審判の独り言でした。

ロードアイランド州ポウタケットにて
平林 岳

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