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退場#2→ゲームコントロール

サクラントンで初めての試合は、雨で中断あり、
今季2度目の退場宣告ありの、忙しい試合でしたが、
僕にとっては、凄く良い経験をした試合になりました。

試合の序盤にビジターのトレド(タイガース)の選手に
見逃しの三振をコールしました。投球は、
ストライクだったと思うのですが、捕手が外角を要求した
のに、内角に投球されたので、少し捕り方が見た目に
よくなかったのです。その判定に対して、
打者は、少し不満を言っていました。

数回にトレドの選手に再び見逃しの三振をコールしました。
これも、低めのスライダーで、捕手の取り方が、
あまりよくなかったので、この判定に対して、
トレドのベンチが少し騒ぎました。
この2つの三振判定で、トレドベンチは、
僕の投球判定に対して不満を持つようになったのです。
そうなるとベンチは、常に僕の判定を敵意を持って
見るようになります。

6回の表のトレドの攻撃時に、
本日3回目の見逃し三振を宣告しました。(トレドに対して)
打者は、不満を態度で表わし、
バットをベンチのほうへ放りました。
ここで”退場”を宣告しました。
この選手は、「何で退場何だ!何も言っていないじゃないか!」
と言ったので、「バットを放ったじゃないか。」
納得がいかないようでしたが、
監督が何も言わずに、この選手をベンチに連れて行ってくれました。

この後、両チームは、僕の判定に対して、
何も反応しなくなったのは言うまでもありません。
何と仕事がしやすいことか。
まるで違う世界へ来たような感じでした。

退場させる場面を意図的に作ることはできませんが、
退場させなければいけない場面を見逃さないことは、
出来るはずです。これが審判のハンドリング・スティエ—ション
なのです。

退場には、このような意図があるということを、
皆さんも知っておいてください。

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