こちらに来ていつも苦労する事のひとつに”散髪”があります。
日本では、散髪に行って、髭もそってもらい、軽いマッサージも
してもらったりして、本当にくつろげるので大好きです。
でもこちらでは、ただカットしてもらうだけという感じで
なかなかリラックスできません。また、あちこちに移動しているので、
行きつけの店を持つことも難しいのです。
今回もそろそろ散髪が必要になってきた頃に、
仲間の一人ジミー・ボルピー君が、「俺は、小さい時から、家族内で
お互いの髪の毛を切っていたから、ヘアー・カットができるよ。
道具も持ってきているからいつでも言ってくれ。」と言っていました。
ちょっと心配だけど、まあお店に行ってもあまり期待できないので、
やってもらうことにしました。
ホテルの部屋の外にイスを置いて、部屋内から延長コードで電源をとり、
バリカンにスイッチを入れてスタートしました。鏡はなかったので、
カットしている様子はよくわからなかったのですが、ハサミで切っている
音の調子では、かなり上手だと感じさせられました。
終了後、すぐに鏡の前に立ち確認すると、お店でやってもらうより
満足できるヘアー・スタイルになっていました。
アメリカでは、皆小さい時からいろいろなことを自分でやり、
お金を節約する習慣が日本よりあります。
良いところは見習って、どんどんやってみるように、
娘には伝えたいと思いました。