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大乱闘!! 退場者9人

現在3日間のオールスターブレーク最中です。ミシシッピーのフローウッドという場所で、クインと2人で過ごしています。特に何もやることがないのでとにかくのんびりしています。スターバックス・コーヒーの隣にマッサージのお店を発見したので、早速夕方にアポをとりました。数か月ぶりのマッサージ。とても楽しみです。

さて、休日前夜は、大変な試合でした。まずは、雨で試合開始が50分遅れました。始まったのは、午後8時になっていました。

そして、ホームチームの攻撃でした。打者がホームランを打ちました。(確かソロホームランだったと思います。)その後打席に入った打者への初球のストレートの投球が、打者の膝に当たりました。僕は、ホームランを打たれた次に投球が打者に当たったので、ビーンボールである可能性があることはわかっていました。でも、膝元であったし、ホームランを打った打者は、何もすることなくベースを一周していました。

もし、打った後に派手なガッツポーズをしたり、メジャーリーガーにような個性的な喜びをあらわにした行動をとったならば、間違いなく報復されます。でも、そのような行動は全くなかったので、何もしませんでした。

そして、次のイニングにその前に投げていた投手が先頭打者として打席に立ちました。ホームチームの投手は、投手が打者であるにも関わらず、インコースに投げてきました。打者に当たる程ではないのですが、わざわざインコースに投げているのがわかりました。ここで、しっかりと当ててくれれば、ビーンボールで退場にしやすかったのですが、当てないように投げている様子でした。結局、4球ともインコースのボール球を投げてフォア・ボールになりました。この間、ビジターチームのダッグ・アウトが少し騒ぎ出したので、2球投げたところで警告を両チームに入れました。

そして次の打者の3球目が、打者の足に投球が当たったので、打者が投手の元へ向かいました。そして、捕手は打者に体当たりしていきました。この瞬間に、僕は打者と捕手に退場を宣告しました。そのあとは、両軍の全選手が一斉に出てきて、大乱闘が始まりました。

僕たちは、チーフの指示で、3方向に分かれて、誰が何をしているかの様子を見るという仕事をしました。そして、一段落したところで、全員を一度ダッグアウトに引き揚げさせました。3人で話し合いをしました。内容は、誰を退場とするかということです。

乱闘中に一番ハッスルして目立っていた6人を退場として(1チーム3人ずつ)、その前にすでに退場させていた2人と合わせて8人の退場処分とすることにしました。本当は、20人ぐらいは退場にさせるべきでしたが、そうなると試合ができなくなるので、このぐらいが妥当かと判断したからです。

この処分に不満なホームチーム監督が、チーフに暴言を吐いたので、追加で退場になりました。

合計9人の退場者となりました。実は、この大乱闘が起こった原因に、僕の判断ミスがありました。ホームランの後にデッド・ボールを受けた打者は、実は、前の打席で満塁ホームランを打っていたのです。その後最初のだせきでデッド・ボールを受けました。しかも、本塁打を打った打者のすぐあとです。このような状況がそろえば、アメリカでは、ほぼ投手はわざと投球を打者にぶつけてくるようです。このへんの感覚が僕には、まだよく理解できていないのですが、この時点で、その投手を退場させておけば、たぶん乱闘は起こらなかっただろうと、チーフに言われました。

このような状況を判断する能力が、まだまだ欠けていることを思い知らされました。今日の経験から、いかにストライク・ボールやアウト・セーフの判定をすることが簡単な仕事であり、状況を判断して最低を下すことがいかに難しく、しかも審判にとって重要であるかということを痛感しました。

この経験を生かすべく、1から頑張っていきたいと思います。

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