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抗議への対処と抗議されないための予防

一昨日のクルー初の退場宣告に続き、昨日は、アートが見逃しの三振をコールした際に、不満だった打者を、退場宣告しました。2日続けて、退場者を出しているので、今日の試合は、気合を入れて判定しました。

その中で、7回表ぐらいだったと思いますが、1死走者1,2塁で、カウントが2ストライク2ボールで、投球が、インサイド高めにカーブが来ました。2塁走者がスタートを切っていました。捕手は、捕ってすぐに3塁へ送球しましたが、インコース高めの投球だったのでその打席内に留まっていた打者に送球する際に打者と接触しました。捕手は、守備妨害を主張したので、すぐに守備側の監督が抗議に飛び出してきました。僕は、打者が打者席内に居たことと、打者の行為に何の故意性がみられなかったので、守備妨害ではないと説明しました。

ここまでは、通常の抗議でした。しかし、今回の場合にはちょっと自分にも不手際があって、攻撃側からも抗議を受けました。それは、投球の判定が少し遅れたのです。このケースでは、捕手が捕ってからすぐに送球するので、投球判定の際に、審判としてはいつもと違う感覚を受けます。捕球後にミットの動きなどを確認してから判定するのが普通なのですが、盗塁時には、それを確認できないうちにプレーが進んでしまうので、判定するのが通常より難しいのです。それもあって、いつもより遅れてストライク3のコールを出したので、打者や攻撃側チームは、ボールに判定していたと思ったようです。

それなので攻撃側監督が、打者がアウトになっているということが、守備妨害でアウトに宣告したと思い確認のために自分のところに来たのです。このような状況になり、打者の三振を知らされると、ストライク・ボールの判定に対して文句を言いだします。これは、予測がついていました。そして、この監督は、一昨日の試合で退場になっています。なので、監督には、”ストライク・ボールに関してここで話はできません。どういうことか、わかりますよね?”と退場になるからこれ以上言わないほうが良いですよとやわらかく教えてあげるように言いました。そうすると監督も、”このまま文句言うと退場になる”とピンときたようですぐに引き下がりました。

この場面で、自分自身で反省しなければいけないことが2つありました。このケースでは、とくに判定を間髪入れずに宣告すること。それと、守備妨害がなかったというシグナル”ザッツ・ナッシング”を入れるということが必要だったんです。自分のストライクと決めるタイミングが遅れたことによって、ザッツ・ナッシングも入れることができませんでした。なので、抗議への対処はよかったと思うのですが、抗議にならないような処置の仕方が出来なかったことが反省点になりました。

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■この球場の審判ロッカーの入り口です。これは、右中間のフェンスにドアがあり、スタンドの下がロッカーになっています。

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