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2008年04月 アーカイブ

2008年04月01日

休日2日目

2日目の休日も終わろうとしています。明日は、朝5時の飛行機でいよいよサザンリーグの事務所のあるアトランタ(ジョージア州)へ出発です。あっという間の2日間でした。ひとりで過ごしていたので、やはり寂しかったというのが本音です。

今日ものんびりはしましたが、昨日と同様、何となく過ごしてしまいました。唯一良かったことは、朝起きてからジョギングに行ったことです。ホテルのまわりを走るのですが、いつものコースで、とても気に入っています。これからは、移動の生活になるので、しっかりと各地で、ジョギングコースを見つけていかないといけないと思っています。

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■ホテルの近所での風景です。空の青さが良いんですよね!

ジムに行くのも良いことですが、時間を制約されるので、すぐに走りにいけるジョギングのほうが、僕には長続きするのです。それと、腹筋は、必ず続けていきたいと思っています。

今、テレビでMLBのパドレスとアストロズの試合を見ているのですが、井口選手が、3安打を打っていて初戦から大活躍しています。彼の打席の時の紹介で、ダイエーホークスで活躍していたということと、その時の監督が王さんで、凄い人物なんだということを紹介していました。アメリカの全国放送で、アメリカで実際にプレーしていなかった王さんのことを紹介するなんて、考えてみれば凄いことだなぁと王さんの偉大さをあらためて感じました。

2008年04月02日

新しいクルーの門出

3週間の間スプリングトレーニングで滞在していたツーソンを今朝3時に出て、サザンリーグのオフィスのあるアトランタに到着しました。初めて訪れた地ですが、なかなか良いところのようです。アリゾナに比べて緑が多いように感じます。あちらことらで、桜が満開です。桜を見ると、日本を思い出します。

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■アトランタの桜です。日本の桜に負けずにとても綺麗です。

さて、到着して空港で迎えの車を待っていると、同じリーグのジョーダンと僕のクルーのチーフ・アートと合流することができました。そこでアートからもう一人のクルーメンバーになる予定だったブレットが辞めたそうです。代わりの審判は、クィン・ウォルコットという今年が3年目の若い子だということを聞きました。

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■アート・クルーのクルーカーです。KIAのSANTANAというバンで、完璧な新車です。
 ガソリン代は、リーグから渡されたクレジットカードで支払うようです。

クィンは、僕が審判学校でインストラクターをしていた時の生徒で、僕が一番注目していた生徒だったのです。去年もミッドウエストリーグで同じリーグにいたのですが、今度は一緒のクルーで仕事をすることになったのです。

最高齢クルーであったのが、彼の加入で平均年齢がかなり下がりました。3人のクルーメンバーが、それぞれ刺激し合えるような関係になっていき、最高のクルーと言われるように頑張りたいと思います。

2008年04月03日

シーズン・イン!!

午前中にリーグ・ミーティングがあり、サザン・リーグ審判15人全員が集まり、懐かしい面々にも会うことができました。その後は、各クルーは、明日の開幕地にそれぞれ向います。いよいよシーズン・インという感じです。明日の試合は、MONTGOMERYでMONTGOMERY BISCUITS(モンゴメリー・ビスケッツ デビルレイズ2A)対CHATTANOOGA LOOKOUTS(チャタヌーガ・ルックアウツ レッズ2A)の試合です。

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■クルー・カーを初めて運転しました。僕が運転したのは、60マイル(96キロ)ほどでしたが、慣らしにはちょうど良い距離だったと思います。運転し心地は、とても快適でした。

めぐり合わせというか何というか、この2チームの監督を知っているのです。ビスケッツの監督は、一昨年にMWLで、デイトン・ドラゴンズで監督だったビリー・ガードナーなんです。この監督は、試合開始前のミーティングで相手チーム監督と喧嘩して、試合前に退場になりました。だから、この監督のことはよく覚えています。

ルックアウツの監督は、15年前に僕がNWLにいた時に(パリーグで審判をする以前です。)マリナーズ ショートAで監督をしていたマイク・ゴーフです。彼は、僕のことを覚えているかはわかりませんが、僕ははっきりと覚えています。なぜかというと、彼の顔が、あの当時に封切りされていた映画、「めぐりり逢えたら」の主演トム・ハンクスに似ていたのです。しかも、映画の背景がNWLのあったシアトルを舞台としていたのです。

マイクに再会するのは、15年ぶりです。明日試合開始前のミーティングで会った時の反応が早く見たいです。お互いに歳はとりましたが、現在まで野球界にいるということは凄いことですよね!そして、再会なんて素晴らしいと我ながら思います。小さなことですが、このような再会も、メジャーを目指すために再渡米して本当に良かったと思える出来事なのです。

2008年04月04日

サザンリーグ開幕!

開幕試合を迎えました。初めてのダブルAの試合です。ここMONTGOMERYの球場も、素晴らしい球場でした。ロッカールームも3人でいても全く狭さを感じない広々とした部屋です。試合前にグランドを見たのですが、1Aの球場より一回り大きいように感じました。

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■試合前にボールに泥を刷り込むクイン。

試合前に恒例の”Rubbing baseballs"を3人で行いましたが、いつも2人でやっていたのを3人でやると、何と楽なことか。これも2Aからの特権ですね!全然違いました。長いシーズンをやっていくには、このような違いが大きな差になってくると思います。その分、試合に集中するようにということなんですね。

今まで見ていた1Aの野球とは明らかに違うように感じました。まずは、投手が違いました。コントロール、スピード、変化球、とどれをとってもひとまわり上という感じを、塁審からも感じました。今日は、1塁塁審でしたが、野手(特に内野手)のフィールディングがかなり上手であるということを見せつけられました。サードがショートよりの深いところで捕ってから投げてきたプレーと、セカンドがセンターに抜けそうな打球を捕って、体の向きを変えて送球する難しいプレーも、いずれも良い送球が送られて、1塁でとても際どいクロスプレーでアウトにしました。プロだから出来る、”魅せる”プレーでありました。又、このようなプレーを引き立てる”魅せる”判定が、ここでは必要だということを感じたのでした。今日は、そのような判定が幸いできたと自負しています。(ふ~、よかった。)

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■試合後にチーフのアート,クインと。良い試合をしたあとは、表情が良いでしょう!

反省点もありました。一番のミスは、3人制で必要なローテーションを間違いました。走者1塁で、左中間に打球が飛びました。この場合に内野内にいる3塁塁審のクインが、打球を見るために外へ出れば、1塁の僕が、内野内に素早く切り込んでいき、1,2,3塁すべての判定をしなければいけないのです。このとき、クインは、外へ出たのですが、僕は、彼を見ないで、打球を自分で判定して(外へ出る必要がないと勝手に思ってしまい)本塁へ向かいました。それを見たチーフで球審であったアートは、機転を利かせて、3塁へ行ってくれました。(さすがチーフです。)なので、僕はイニングが終わるまで自分が間違えて動いていたことがわかりませんでした。あとで気が付いた時は、本当に恥ずかしかったのです。でも、何もプレーが起こらずによかったです。ラッキーでした。

良い判定もできたのですが、3人制のフォーメーションを間違えるという反省点もあった開幕戦でしたが、なんか今までに経験した試合の中で、数えられるほど楽しめた試合のひとつでした。これもひとえに、良いメンバーに恵まれたことと、今までいろいろな人に教えてもらったことの賜物だと思います。今シーズンは、自分にとって大事なシーズンですが、思いっきり楽しんで試合ができるように頑張っていきます。そんな手ごたえを感じることができた試合でした。

2008年04月05日

トルネード、サンダーストーム、雨

本日の試合は、雨のため中止になりました。昼過ぎから天気の様子がとても奇妙でした。昼過ぎにクインとジムに行ったのですが、ジムでランニングしているときに外の景色が全く見えないぐらいの集中豪雨が降りました。10分ほどで止みましたが、本当に見たことのないぐらいの凄い雨でした。その後は、降ったり止んだり、太陽が出ていながら、雨が降っていたりと不思議な天気でした。

ホテルに戻り、テレビのお天気チャンネルでチェックすると、アラバマ州の西のメキシコ湾のほうから、サンダーストーム(雷雨)の雲がどんどん湧いてきては東のほうへ流れているのがレーダーでわかりました。昨日は、もう少し西のアーカンサスあたりでは、トルネード(竜巻)でかなり被害が出たようです。現在滞在中のアラバマにもトルネード警告がときおり発令されていました。竜巻など、あまり日本では聞かないことなので、とても不思議な気持ちで発令を聞きました。

球場へ向かうためにホテルを出るころから、激しい雨が降り出しました。高速道路では、本当に前が全然見えないぐらいで、ワイパー全開でも全く効かないぐらいの豪雨が降っていましたが、球場の付近にいくと、雨は降っていなくて、8マイルほどしか離れていないのに、こんなに天気が違うのかと驚きました。

でも、10分後ぐらいから雨は降り始めて、一時は先ほどの集中豪雨より強い雨が降り出したのでした。フィールドへ出るための通路まで行って外の様子を見たのですが、スタンドの雨がロッカーなどがある室内の方向へ流れ込んできそうな勢いのある濁流がながれていました。その後、雨は弱まりましたが、シートがある内野以外は、水が数センチ溜まっていました。
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■審判用ロッカー室のトイレです。

当然、試合開始は、予定通りにはできないと、チームから開始は遅れるとの報告がありました。ここで、去年までと違うことがあります。このような場合は、2人の審判が協力して、GMに様子を聞きに行って相談したりと、とても忙しかったのです。ところが2A以上になると、クルーチーフがいるので、このような相談や判断は、全てクルーチーフの仕事になっているので、僕とクインは、ロッカールームで試合ができる準備さえしていれば良いのです。これは、本当にありがたいことです。

クルーチーフになると一気にいろいろな責任が増えます。とても大変です。でも、このような能力がないとこれから先審判として一人前になれないのです。英語が不十分な僕にいたっても、例外ではないのです。だから、英語力の強化が急務なのです。
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■審判用ロッカー室のシャワー付近です。

試合開始予定時刻の7時5分になったところで、チームがこれから先30分様子をみて試合をやるかどうかという決断をすると言ってきました。30分経ったところで、チーフがGMのところへ行って話をして、結局試合を中止にして、日曜日にダブルヘッダーで今日の分をやるということを決めてきてくれました。

チーフのアートは、チーフとして資質に優れているように見受けられます。このシーズンで、そのような能力をたくさん彼から学んでいきたいと思います。

2Aでの球審デビューが1日延びましたが、何か学ぶことがたくさんあった1日でありました。明日の夜は、天気は大丈夫そうです。少し体調が悪いので、早く寝て、明日に備えたいと思います。(風邪なのか、アレルギーなのかわかりませんが、鼻が詰まっていて、水のような鼻水がでます。)

2008年04月06日

今シーズン初球審!

雨で1日延びましたが。本日無事に2Aでの初球審を終えました。試合時間は、3時間10分ほどで、アメリカでは、とても長い試合でした。3時間を超える試合になると、球審は、いろいろと我慢をして集中力を切らさないように努力しなければならない試合展開になっています。そういった意味では、今日の試合は、とても意味のある試合であったと思います。

サザンリーグの結果を見ると、開幕してから3時間を超えた試合は、僕の試合だけです。スプリングトレーニングでも、僕が球審をやった試合はいずれも長かったような気がします。何か、今年は長いゲームの当たり年のような、いや~な予感がします。

2Aの試合を球審をしてみて感じたのは、やはり変化球が多いということです。ということは、今までよりももっと良いタイミングで投球を見極めないと間違えやすくなるのです。しっかりと投球がミットに収まるのを見てから決めるということができていないと判定できません。これが、ことばで言うのは簡単なのですが、なかなか出来ないことんなんです。

コントロールは、概ね1Aの投手より良いように感じました。これは、球審としては、とてもやりやすことなのです。このようなことを踏まえて、今後、しっかりとミットに収まるまで待って、ストライク・ボールを決めること。コントロールが全体的に良ある判定をする。ということを今年の課題としていきたいと思います。

ちなみに明日は、ダブルヘッダーで、塁審2試合です。

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■パートナーに敬意を表して。Quinn WolcottとArthur Thigpen

2008年04月07日

3塁塁審

今日は、先日雨で流した分をダブルヘッダーで消化しました。マイナーリーグでは、特別な規則があり、ダブルヘッダー2試合になる場合に、各試合を7回戦でやります。ですから、2試合にすると、4イニングス合計で短くなります。メジャーリーグでは、もちろん9回戦2試合です。ただし、今日の試合の場合は、第一試合が延長8回までやったので、得したのは3イニングスになってしまいました!
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■球場の外観です。

試合開始前にホームプレートから各ポジションに行く時に気が付いたのですが、アメリカに来て初めて公式戦で、ホームベースから3塁方向に向かう機会であったのです。今までは、2人制だったので、常に1塁方向へ走って行っていたのでした。こんなところからも3人制でやっている実感を味わうことができました。

第一試合では、公式戦初の3塁塁審をやりましたが、3人制だから味わえる良いポジションからの判定が2つありました。1つ目は、2塁走者が盗塁した時に、3塁のポジションにいて判定しました。オープン戦で何回か経験していたので、走者がスタートを切った瞬間にベースへまっすぐ近づいていき、その後送球によって外(ファールテリトリ側)へポジションをとります。このときも外にポジションをとりましたが、走者の足がベースに届くのとタッグが走者の足に触れるのとどちらが早いのかがよく見えるのです。
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■球場の外観#2です。関係者の駐車場を工事しているため、我々もライト後方の駐車場に車を停めています。その駐車場から撮りました。ここからロッカーまで結構あるのです。

2つ目は、走者2塁からの送りバントの場面で、投手がバントを処理して3塁へ投げてきたケースでした。この場合も迷わず外にポジションをとりました。1つ目の盗塁は際どいアウト、2つ目は、際どいセーフとファールテリトリからの判定で際どいアウトとセーフが判定できたことはとても良い経験になりました。しかも、2つとも自分で100%見えていて、自信を持って判定できたということが大きかったと思います。

2試合目は、点差が開いた試合になってしまいましたが、やはりフォーメーションを間違えてしまい、アートとクインに迷惑をかけてしまいました。体で覚えるまでもう少しかかりそうです。ホテルに戻ってからも3人制の学習をしなければならないと思いました。

2008年04月08日

試合後に移動ーモンゴメリーからノックスビルへ

これから7時からのナイターを終えたら移動します。明日は、休みなので明日移動してもいいのですが、クルーチーフの意向で、試合後に移動してしまいます。330マイルほどで5時間ぐらいだと思われます。目的地は、テネシー州ノックスビルです。その前に球審である試合をしっかりとまっとうして、気持ち良く移動できるようにしたいと思います。

次の更新は、テネシー州からになると思います。

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■これからは、クルーカーが大活躍します。

2008年04月09日

528キロの運転

僕の球審の試合はなぜか長いのです。この日は移動日だったのですが、とても長い試合で3時間20分ぐらいかかりました。試合が終わってから球場を出たのが午後11時ごろになっていました。アラバマ州モンゴメリーから北東に330マイル(約528キロ)のところにあるテネシー州ノックスビルまでクルーカーで移動します。

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■散歩途中で見たノックスビルの美しい風景

夜の移動は、あまりしたくなかったのですが、意外と快適でした。それは、道が混んでいることがほとんどないので運転しやすかったのです。僕は球審を終えた日だったので、僕が全て運転していこうと思っていました。久々のロングドライブで心配はしていましたが、これができないとアメリカで審判をしていけないので頑張って運転していこうと決めていました。これからも移動の際の運転は、できるだけしていこうと思っています。

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■これもノックスビルです。このような風景を見るとこころが癒されます。

300マイルぐらい運転してきて、もうちょっとというところでガソリンが無くなってきたので、しかたなくガソリンスタンドにより、休憩兼ガソリン補給をしました。ここからもう20分ほどでホテルに到着します。結局、ホテルに到着したのが3時50分ぐらいだったのですが、時差があり、4時50分でした。5時間ほどの運転でしたが、そんなに疲れなかったです。

ちなみに日本でも高速道路などで良く使う、”クルーコントロール”といわれている速度を一定に保つ装置の使い方を知らずに運転していました。速度を一定に保つのが結構大変だなぁと思いながら運転していたので、次回はこの装置の使い方をマスターしてしっかり利用していきたいと思います。

2008年04月10日

DH制度(指名打者制度)

テネシーへ移動してきて、初めての試合でした。2Aリーグでは、今までとは違うことがありました。それは、ホームチームがナショナルリーグのチームの場合は、DH(指名打者制)を使わないということです。メジャーのナショナルリーグでは、DH制を採用していません。日本でもパリーグはDH制を使っていますが、セリーグは採用していません。僕は、日本でもパリーグ出身なので、ほとんどDH制のもとで審判をしていました。何ので、DHを使わない野球に慣れるまで少し苦労しそうです。

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■テネシー・スモーキーズの本拠地のどかな"Smokies Park"

どのようなことが違うかというと、試合の後半に投手が交代する際、打席が回ってきて代える場合は良いのですが、単純に投手うぃ交代する際は、投手の打順ではない打者のところに投手を入れて、その代わりの野手を投手の打順にいれるということを頻繁にします。日本人の僕にとって、選手交代を正確に聞き取ることが普通でも難しいのに、DHがない場合、交代がとても複雑になります。それを聞き取るのはまた頭痛の種になります。

まだこの状況での球審を経験していないのですが、とても不安です。何回でも聞き返して正確に選手交代を行わないと、僕にとっても命取りです。球審は、明後日です。ちょうど、スーパーバイザーも今日から我々のクルーを見に来ました。次の球審は、そのような状況なのでとても気合入ります。これも乗り越えなければならない壁のひとつです。頑張ります!

2008年04月11日

もみじ?

いつも昼間にクインと一緒にYMCAに体を動かしに行っているのですが、今日はクインがテネシーに住んでいる友達に会いに出かけたので、一人でホテルのジムにてジョギングをしました。そこから中庭が見えるのですが、そこには、いろいろな木や花があり、その中の木で気になるものを見つけました。それは、秋に見ることができる紅葉です。
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■これは何の木でしょう?

この植物がなになのかはよくわかりませんが、僕には紅葉にしかみえません。でもよくみると実のようなものが着いています。色といい形といいどうみても紅葉ですよね?
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■モミジですよね?

アメリカ南部になるサザンリーグに来てからは、湿度が高い土地柄か、多くの緑や自然を目にします。桜も咲いていました。日本で目にするような植物をたくさん見ることができます。それにしても、これはモミジではないんですかね?どなたか知っていたら教えてください。

いずれにしてもホテルの中庭に自然があると、本当に落ち着くものですね。ありがたいことです。
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2008年04月12日

雨天中止

今日の試合は、雨天のため中止になりました。でも中止が決まったのが、試合開始予定時間の1時間半あとの8時30分でした。なので、球場に入ったのが6時ごろなので、2時間半も球場の審判用ロッカーで待たされました。2Aでは、クルーチーフの仕事として”天候の判断”もあるので、僕とクインは、ロッカーでテレビを見て待っているだけだったので楽でした。

ただ、今日の試合は、スーパーバイザーが見に来る試合での球審予定だったので、とても気合が入っていました。しかも、スパーバイザーが来たのは2日前です。一番大事な球審をみてもらうのに凄く待たされています。緊張感を保つのが大変です。そしてまた1日延びました。

明日は、ダブルヘッダーです。ここで僕の真価が問われます。明日は、とても大事な日であることは間違いありません。ベストの状況で望める努力をしたいと思います。

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■明日に備えてバーでリラックス。

2008年04月13日

スパーバイザーによる査定

今日の試合では、スーパーバイザーによる査定がダブルヘッダーの試合で実行されました。ダブルヘッダーなので7イニングスの試合だったのでなんだかラッキーでした。たった2イニングスですが、いつもより少ないイニングを見られるということは、とてもラッキーです。その2イニングスの間に何か大チョンボでもしたら、評価がガタ落ちとなります。そんな小さいことを言っているようでは、まだまだと言われてしまいそうですが、間違いなくラッキーでした。案の定、1時間40分のとても早い展開の球審にとってとてもやりやすい試合でした。

結果は、まあまあ良かったと思います。特に投球判定のタイミングが、試合中ずっと良いタイミングが一貫していたと評価してもらったので、タイミングが命だと思っている僕としては、とても嬉しいことです。でも、悪いところも指摘されました。それは、以前から言われている僕の弱点であるところで、投球を判定するときに頭が多少動くのです。かなり修正たつもりでしたが、やはりまだ少し動いているようです。次回には、この点を指摘されないように次の球審から努力して修正していこうと思います。

査定が来たときだけ頑張るというのは勿論最低なことだと思います。でも年3回の査定で、実際自分たちの将来が決まってしまう、とてもシビアなものです。その3回のうちの1回が無事に終わって本当にホッとしています。勿論、明日から気を抜くつもりもないですが、明日もスーパーバイザーがスタンドにいると思って全力投球していきます!

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■3人とも1回目の査定が終わってホッとした気持でスポーツバー”Rookie”に行きました。
土曜の夜ということもあり、とても盛り上がっていました。とても楽しい時間を過ごすことができました。

2008年04月14日

移動日-Get Away Day

今日(12日日曜日)は、午後5時からの試合があり、試合後アラバマ州モビィルまで570マイルの大移動をしなければなりません。しかも明日は試合があります。マップクエストというサイトで調べると、約8時間かかる計算になります。

7時半ごろ試合が終わったとして、8時にテネシー州を出ても、朝4時にモビィルに着く計算になります。ただし、今回は、時間が1時間戻るようになるので、3時に着くことになります。

570マイルといってもわかりにくいと思いますが、1マイルは約1.6キロなので、約912キロとなります。日本でいうと東京から広島ぐらいなのでしょうか。とにかくアメリカの広さにはいつも驚かされます。長距離移動の運転は、僕たちクルーチーフでない審判の仕事です。僕とクインで運転していくつもりです。とにかく安全運転第一で無事にアラバマ州モビィルに着けるように頑張って運転していきます。

ちなみに明日は球審です。こちらも勿論頑張ります。

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■審判用具を入れるためのバッグ。これは、ジム・エバンス審判学校で
 売っている商品ですが、とても使いやすいです。僕のクルーは3人とも
 ジムの学校出身なので皆このバッグを持っています。

2008年04月15日

900キロ(東京ー広島間ぐらいの)の移動

昨日は、午後5時からの試合後に900キロ以上離れたアラバマ州の南端の町モービル(Mobile)へ移動しました。比較的早い試合展開だったので、間違いなく8時頃にはテネシー州ノックスビルを出れると試合中思っていました。ところが、運が悪いことに、このような日に限って、延長戦に入りました。両チームとも、なかなか点が入らなくて、結局12回までやりました。それまでにノーアウト満塁のチャンスまであったのですが、無得点になるなど、本当に選手たちに対して、ヤル気あるのかよ!と怒鳴りたくなる場面がたくさんありました。結局、終了が午後8時半ぐらいになったので、テネシーを出発したのが、午後9時半過ぎになっていました。

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■テネシー・スモーキーズ Smokies Parkです。

アートが球審の試合でした。僕は、運転をしていく気満々だったのですが、球審を終えたアートが運転を始めました。クルーチーフであるアートの考え方として、球審を終えた人が出来るだけ運転していくべきだと思っています。それは、移動後に一番しんどい思いをするのは、間違いなく移動後に球審をするものです。球審を終えた人は、疲れていますが、翌日は3塁塁審です。ということでアートが運転をスタートしました。

今回の移動は、実に理にかなっていない移動の一つでした。なぜかというと、モービルまで行く間に4つものチームのある町を通過していったのでした。スケジュールを組むうえで、このようなことがあるのはしょうがないことですが、4つものチームのホームタウンを単に通過していたのでした。Knoxville,TNをスタートして、Chattanooga,TN、Huntsville,AL、Burmingham,AL、Montgomery,ALを通ってMobileにたどり着きました。

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■延長戦をしたSmokie Park。

アートが最初の4時間ぐらいを運転してくれました。Burminghamを過ぎたあたりでガソリン補給をして、のこりの3時間半ぐらいをクインが運転して、何とか目的地のMobileに朝5時ぐらいの到着しました。今回は1時間時差で戻るので、現地時間4時に到着ということになりました。日曜日の夜だったということで予定よりも30分ぐらい早く到着できました。

それから部屋に入り、日本の家族の元へ電話をするのにちょうど良い時間だったので、1時間ぐらい嫁さんと娘と話をしてから床に入りました。朝6時から昼過ぎまで何とか6時間ぐらいは、睡眠時間を確保できたので、今日はしっかりと3時間ゲームの球審を務めることができました。

2008年04月16日

スケジュール

今いるアラバマ州モービルは、ダイヤモンドバックス2Aチームがホームグランドにしている場所です。海に近いところにあるので、風がいつもあるような気がします。ちょうど、千葉マリンスタジアムのような感じです。風があるわりには暑いところなので、この夏が思いやられます。湿度もめちゃくちゃ高いので、ルーキーリーグで過ごしたフロリダでの悪夢を思い出します。でもここ2,3日は、とても寒く、塁審ではジャケットと手袋が必要なぐらいです。明日から暖かくなるようなので、この心地よい一時の寒さを楽しみたいと思います。それにしても球審の後の3塁塁審は、本当に楽に感じます。3人制審判での恩恵といえるでしょう。

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■アラバマ州モービル ハンク・アーロン スタジアムの審判ロッカーです。

何人かの読者のかたからのリクエストがあったので、これから先の僕たちクルー#3のスケジュールをブログに掲載させていただきたいと思います。

4月16日(水)~18日(金) アラバマ州モービル 
4月19日(土)~23日(水) アラバマ州モンゴメリー
4月24日(木)~28日(月) テネシー州チャタヌンガ
4月29日(火) 休み
4月30日(水)~5月4日(日) アラバマ州バーミングハム
5月5日(月)~5月9日(金) テネシー州ジャクソン
5月10日(土)~14日(水) テネシー州ノックスビル
5月15日(木)~19日(火) テネシー州チャタヌンガ
5月20日(水) 休み

こんな感じです。この後も掲載していきますので、お近くのかたはぜひ観戦に来てください!

2008年04月17日

最高の”クラビー”(お世話をしてくれる有難い人)

アラバマ州モービルのハンク・アーロンスタジアムという球場で試合を行っています。ハンク・アーロンという世界のホームラン王の名前が着いているからには何か縁があるのだと思ったので調べてみました。すると、ハンク・アーロンの生まれた地であったのです。このモービルでハンクは生まれ育ったのでした。このようなところで審判ができるなんてなんだかとても感激です。

さて、この球場で我々の世話をしてくれる”クラビー”という人物がいます。どこの球場にもこのようなクラビーがいるのですが、ここのクラビーは、ちょっと違います。我々に対して至れりつくせりの対応をしてくれます。リックさんというかたなのですが、彼はメジャーリーグのチームでもチームの世話をしていたことがあるそうで、この道のプロ中のプロなのです。

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■試合後の翌日ロッカーに行くととても綺麗に整理・整頓されています。

ほとんどのクラビーは、我々審判のことはついでにやってくれているというスタンスなのですが、リックは、我々のことを考えて出来る限りのことをしてくれます。試合前の恒例行事である、我々にとっては手間がかかるのでちとても嫌な仕事、ボールへの泥塗りもやってくれています。このカードの前日に5試合分のボールをアルバイトのバットボーイたちと一緒にすでに済ませてくれていたそうです。

それと、驚いたのが、我々が履いて汚れたシューズまで翌日の試合前までに磨いてくれています。これには、大変驚きました。

メジャーリーグでは、多くのチーム・クラビーがこのようなことをしてくれると聞きました。まさか、2Aのレベルでこのような待遇を受けるとは、本当に信じられません。勿論、このことに対してのチップは弾まなければいけないのですが、このようなことをしてくれるリックには、うんと弾みたいと思います。

2008年04月18日

押し出しさよならゲーム

今日の試合で開幕してから球審を5回終えました。昨年までだったら14試合なので7回やっているとことです。いずれにしてもやっと10分の1を終えたところです。のこり10分の9を全力で取り組んでいきます。

5回の球審を振り返るとまあまあというところですか・・。ある日の球審のときに低めの投球判定に対して、”厳しい”と文句をいわれて、また別の日の球審時には、”甘い”と文句をいわれたことがありました。今日の球審では、両チームの投手が良かったこともあり、ちょうど程よく低めの判定ができたと自覚しています。

試合は、投手戦で進み、9回裏まで2-0で先行チームが勝っていました。このまますんなり終わるかと思ったのですが、そうはいかないのが野球ですよね!先頭打者が、簡単にヒットで出ると、次打者には簡単に四球を与え、無死1,2塁になりました。打者は、3シーズン苦楽をともにしてきた捕手のフランクでした。彼は、お世辞にもそんなに良い打者ではありません。絶対にバントのサインが出てると信じていました。ところがバントではありませんでした。結果ノーストライク・ツーボールからの高めの俗にいう”くそボール”の投球を打って、フェンス直撃の2ベースで1点を取りました。なおも走者2,3塁になりました。
ここで守備側は、敬遠策をとり無死満塁です。

打者は、2ストライクと追い込まれて、難しい投球に手を出してサードゴロを打ちました。3塁手は本塁に送球してフォース・アウトのタイミングでしたが、捕手が送球急いだのか落球しました。これで同点で、しかも無死満塁です。完全に投手は放心状態です。顔を見て、どう転んでも、今日のこの投手では、抑えることが出来ないということがよくわかりました。案の定、ノーストライク・スリーボールになりました。このような時に一番緊張ししているにが球審の僕なんです。この場面、間違えられないのです。しかも、打者はまず見逃してきます。なので絶対に間違得ることが出来ない場面なのです。幸い、ど真ん中のストライクだったので一安心です。ここで、僕の仕事は終わったという感じでした。ワンストライク・スリーボールからの投球は、低めの完全なボール球でした。これで押し出しさよならゲームでした。

良い投手にあたって気持ちよく投球を判定が出来て、しかも緊張感のある場面も経験できて、本当に楽しめて、しかも良い勉強になった試合でした。ちなみに試合時間は、2時間27分でした。

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■試合後のハンク・アーロン・スタジアムです。あの興奮がうそのような静けさです。

2008年04月19日

大雨の中の移動

現在、アメリカのセントラルタイムで午前3時20分を過ぎたところです。恒例の試合後に移動してきました。今回の移動は、180マイルぐらいで全然大したことない距離だったのですが、見たこともないような豪雨の中の移動となりとても怖い思いをしました。

いつもそうなのですが、移動日の試合は必ず長い試合です。今回の試合も延長11回、3時間30分のロングゲームでした。前回は、運転をしなかったので、今回は、僕から運転をスタートしました。

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■よくわからないと思いますが、助手席から撮った一番雨が強いときの前方の様子です。
僕は、間違いなく運転できません。

試合終了後から雨が降り出しました。球場を出る時に、チーフから、”タク、雨の中でも運転大丈夫?”と念を押されましたが、”問題ないよ!”と元気に出発しました。

雨がだんだん強くなり、自分で運転していて、少し怖くなってきました。前が見えないぐらいの雨になりました。運転している本人が怖いのだから、それは、同乗している2人は、もっと怖いと思っているでしょう。さすがにチーフから、”俺は雨での運転に慣れているから代ろう。”僕を傷つけないように運転手の交代を促しました。僕も、意地でも運転していこうと思っていましたが、何かあったらという不安が頭をよぎったので代わってもらうことにしました。

この判断は、正しかったです。案の定、もっと雨が強くなり、僕の42年間の人生で見た一番強い雨になりました。チーフは、さすがに落ち着いて運転していて、少し速度は落としていましたが、難なく運転していました。

運転にかんしては、まだまだであることを思い知らされた今回の移動でした。

2008年04月20日

”JUST FOR MEN”ー白髪染め

試合前にメジャーリーグ中継をテレビで観ていたら、スポンサーが白髪を染めの会社で、気になるコマーシャルを何度も見てしまいました。それは、お父さんが、2人の娘から、「そろそろ時がきたよ。」「時が来たよ。」最近白髪が目立ってきたお父さんに、髪を染めたらと催促されているというコマーシャルです。

僕も最近白髪が目立ってきました。昨日も試合前にアートとクインと話していて、どうやら僕がマイナーリーグ審判のなかで、最高齢であるということが確定的であることがわかりました。そんなこともあって、白髪のことも気になっていました。

勿論、若いものに負けないぐらい動ければそれはそれで良いのですが、やはり見た目もとても大事なのです。少しでも若く見られたほうがプラスになるのです。そんな時に、お父さんがいつまでもかっこよくいて欲しいと願うコマーシャルを何度も見て、ついに決心しました。

すぐに近くのスパーまで行って買ってきました。”Just for Men"(Real Black)という黒髪用のヘア・カラーを。すぐに実行しました。それなりにうまく行ったようです。これで見た目も10歳は若いと思っています。今度は、動きのほうもこの髪に負けないように頑張ります。

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■”JUST FOR MEN ”コマーシャルの力は強いです。僕も、いつまでも娘にとってカッコ良いお父さんでいたいと思いました。

2008年04月21日

散々だったWeek end games

19日の土曜日は、7:05からのナイト・ゲーム、20日の日曜日は、2:05からデー・ゲームでした。このパターンは、いつものことで、僕はデー・ゲームが大好きです。なぜかというと、デー・ゲーム終了後、翌日のナイト・ゲームまでは、大分時間があり、何となく半日の休みが出来た気分になります。休みが少ない我々にとって、休み気分を味わうことは、とても貴重なことです。リフレッシュできるのです。

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■モンゴメリーのダウンタウンです。この真ん中に球場があります。

それは、そうと、土日の試合では、今までが何もなかったので、何か嫌な思いをさせられました。

土曜日の試合では、1塁塁審で、7回裏の攻撃で、ホームのビスケッツが大差のついた試合を3点差まで追い付いて、なおも2死満塁でした。ここで打者が、3塁前へボテボテのゴロを打って、3塁手が体勢をくずしながら送球してきたので、送球が外野方向へ逸れました。1塁手がなんとかベースに足をつけたまま捕ってから足が離れたように見えました。僕は、足がついていたベースの部分をポイントしながら、際どいアウトをコールするように宣告しました。打者走者と1塁ベースコーチがあまり強くない口調で、”離れた、離れた!”と言っていたようですが、そのままイニング終了時のポジションに移動しようとしました。

すると3塁ベースコーチである監督が、走ってこっちへ向かってきました。そうです、今季初抗議を受けました。プレーは、際どかったのでしょうがないのですが、場面が場面だったので、ものすごく強い口調での抗議でした。ただ、退場にはなりたくなかったようで、退場になるようなことは全く言ってこないで、激しい口調の割には、すぐに帰っていきました。

そして、日曜日の試合では、両先発投手の出来が良かったので、気持ちよくストライク・ボールをコールしていたのですが、7回に両チームともリーリーフの投手が崩れて、長い時間の攻撃になり、そのなかで、見逃し三振にした打者が、判定に不満であったようで、スリーアウト目だったので、3塁にダッグアウトに帰る時にバットを少し上に放りました。僕は、1塁側の本塁1塁の間に移動していて、よく見ていませんでした。このような行為は、見ていたら退場させるに値する行為なので、それを逃してしまったことになります。審判の評価としては、当然マイナスになります。

抗議を受けたり、退場させ損なったりとこの週末の試合は散々でした。今までが、あまりにも何もなかったので、このような状況に慣れていないので、このような思いをしているのですが、やはり、とても悔しいです。判定には、いづれも自信がありました。この短い休み気分を利用して、気持ちを引き締めて、明日からの試合では、もっと”戦闘モード”に火をつけて頑張っていきます。

ちなみにビスケッツの1塁ベースコーチには、パリーグファンには懐かしい、ベン・オグリビー氏が立っています。だいぶ歳はとったように見えますが、親しげに日本語で挨拶をしてくれます。

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■このような空のもとでのデーゲームは、やっぱり気持ちが良いものです。

2008年04月22日

ブルペンの崩壊

今日は、キッズ・デーで朝10:30からの試合です。珍しく、7:45に起きました。とても眠いです。

昨日は、またまたリーリーフ投手が崩れて、試合がもつれ、2時間30分ぐらいで終わる試合が、結局3時間を超えました。

こればっかりはしょうがないことなのですが、このような試合展開でホームチームが勝てないのです。

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■モンゴメリーの夜景です。ビルの上に見えるには月です。しかし、何でこんなに写真撮るのが下手なんでしょう。がっかりです。美しい風景が台無しです。

それ自体は、審判にとっては何も関係がないのですが、このような試合が続くと、チームが審判に八つ当たりするようになります。

今は、その寸前です。原因は、間違いなくブルペンの投手力が弱いことです。何とか、ブルペンの投手陣が奮起して、きれいで早い試合をみたいものです。

早い試合で、明日の夜までの短い”オフ”を楽しみたいと思います。

2008年04月23日

スクール・デー

スクール・デー(子どもたちが、学校単位で球場に試合観戦に訪れます。)だった今日は、子供たちでほぼスタンドが埋まっていました。学校単位で球場へ行き野球観戦をしていくなんて、アメリカでは野球が文化になっているということを感じさせられます。スタンドにいる子どもたちの様子を観察していると、本当に球場に来て楽しんでいるということがよくわかります。このような環境で育った子供たちが大人になって、野球ファンとなっていくので、球場での楽しみかたを知っているんですね!

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■このようなスクールバスが何十台も球場に乗りつけていました。

ひとつ気になることがあります。このようなキッズ・デーの時に、よく目にするのが、ファール・ボールが子供に当たってしまうのです。子どもたちは楽しんでいるのですが、あまり打球の行方にまで注意していません。なので、とても引率している大人が注意していないと本当に危ないのです。見ていると、まわりの大人たちも、野球観戦に集中してしまい、子どもたちのことを忘れてしまっている人を多く見かけます。もう少し子供達に注意をして欲しいものです。

そんな午前中の試合でしたが、とてもスムーズに試合が進み、2時間15分ほどで終わるところでした。とこらが、前日同様に、リリーフ投手が、抑えきれずに、最終回に同点になってしまい、しかも追いついたホームのビスケッツが1死満塁のサヨナラのチャンスであったにもかかわらず、ダブルプレーになり、結局延長戦になりました。

早く終わって休み気分を味わいたかったのですが、無残にもその夢は消え去りました。声を大にして言いたいです、”頼むよ、リリーフ陣!”明日は、試合後に移動の日です。370キロ、3時間半ほどの移動です。神様、明日こそ早い試合を僕たちに与えてください!

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■帰りの高速道路からのダウンタウン・モンゴメリーです。明日の試合が終わると、シーズンの最後までこのまちに戻ってきません。

2008年04月24日

クルーコントロール

移動日(試合後に次のまちへ移動する日)の試合は、どうしても長くなるようです。我々のクルーのジンクスになってしまいました。昨晩の試合は、3時間12分、15対9のひどい試合です。原因は、やはり投手陣のふがいなさでした。

両チームのヒット数は31本。こうなるとたまらないのは球審です。このような試合になると、守備も集中力が切れて、エラーがたくさん出ます。今日の試合で、何回日本語で叫んだか!”何やってんだよ、お前ら~!””頼むよ~!”こんな時は、日本語で叫ぶことが役に立ちます。フィールドにいる人は、誰もわかりません。こんなことして、試合中のストレスを発散して、集中力を持続させています。

試合後は、球審を終えた僕が、最初から最後まで一気に235マイル(376キロ)を走破しました。3時間半ほど、クルーコントロールを使って時速80マイル(128キロ)をキープして運転していました。やはり、クルーコントロールを使うと大分違いました。

日本では、交通量が多いので、なかなかこのスピードをキープして走るのが難しいと思いますが、アメリカでは、本当に運転しやすいのです。ちなみにアメリカの高速道路の制限速度は、大体70マイル(112キロ)なので、あんまり調子に乗って運転していると、スピード違反で捕まるので、注意したいと思います。

今回の移動は。アラバマ州のモンゴメリーからテネシー州のチャタヌンガまででした。時差があって、今回は、1時間進んでいたので、現在朝の5時です。皆さん、お休みなさい!

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■アメリカの高速道路の様子です。日本では有料ですが、アメリカではほとんどがフリー(無料)です。

2008年04月25日

クルー初の退場宣告!

今シーズンの我々のクルーで初めての退場宣告をチーフのアートが宣告しました。難しい判定に関しての抗議を、3人で相談して処理して、その結果、その判定に不満な監督が退場になりました。今回の退場は、3人で監督を退場させたという2Aにいるから味わえる退場宣告でした。

場面は、9回の裏、ビジティング・チームのキャロライナ・マッドキャッツが1点リードしていました。ホームチームのチャタヌンガ・ルックアウツの先頭打者に投球が当たりました。これが、手なのかバットに当たったのか、審判泣かせの判定です。球審のクインは、デッド・ボールを宣告して打者に1塁を与えました。これに不満だったマッドキャッツの監督が、クインに抗議し、他の審判に聞くようにリクエストしました。このようなプレーに関しては、近年、審判同士相談するのが通例になっています。3人で話し合いました。

ここで我々は、2つのことについて話し合いました。1つは、打者がスイングしていたかどうか?もう一つは、手に当たったのか、バットに当たったのか?ということについて議論しました。結論は、打者は打とうとしていたけど、スイングをしてしまった状態ではなく、バットに当たった音を3人とも確認できなかったので、クインの判定を支持するということで、アートが監督に説明しました。

これに納得しない監督は、騒ぎ出して、アートに対して指をさしながら、”お前の判定は間違いだ!”と何度も叫んでいました。アートは、指を指すな、と何度も警告したのも関わらず、監督は、”俺が指を指したいから指しているんだ!”といって止めませんでした。そこでアートはすかさず、監督を退場させました。

このような判定は、どのように判定しても抗議を受けます。そのような難しい判定を3人で相談して最終判定として宣告したのです。もう退場になることはわかっていました。審判として、3人で決めたということは、とても大きな力になりました。そのことを強く実感しました。

このような場面は、これから何度もあると覚悟していますが、何か今までよりも1人審判が増えただけなのに、気持ちの上では、かなり違いました。審判が、主導を握って試合を進めていけるように、我々に与えられた権威をこれからも守っていくために努力していきたいと思います。

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■クルー初の”退場”を宣告したチャタヌンガのAT&T Field

2008年04月26日

チュー・チュー・トレイン

皆さんは、聞いたことがありますか?”チュー・チュー・トレイン”ということば。僕は、聞いたことがありました。オールディーズの英語の曲ということぐらいですが。それが、どうもそのチュー・チュー・トレインというのは、今現在滞在しているチャタヌンガを走っていた鉄道のことをいうらしいのです。

チャタヌンガ・チュー・チュー・トレインという名の鉄道会社があったようです。その汽車のことを歌った曲が、”チュー・チュー・トレイン”であるようです。今いるホテルの名前が、”チャタヌンガ・チュー・チュー・ホリディ・イン”というところで、たくさんの列車があり、その列車を客室にもしています。もともと、チュー・チュー・トレインのメイン駅だった場所のようです。ホテルの敷地内を列車が走っています。とてもユニークなホテルです。

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■ホテルの中庭です。この列車は、レストランになっています。

”チュー・チュー”という言葉ですが、アメリカ人は、汽車の汽笛の音をチュー・チューと表現するようです。僕たちは、ポッポーですよね。国によって音の感じ方は違うようです。そういえば、にわとりの鳴き声は、クック・ドゥール・ドゥーでしたよね?コッケ・コッコーとの違いと一緒ですよね。何か、同じような音なのに、こんなに違うなんて不思議な気がします。

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■メインステーションであった面影を感じることができます。

2008年04月27日

抗議への対処と抗議されないための予防

一昨日のクルー初の退場宣告に続き、昨日は、アートが見逃しの三振をコールした際に、不満だった打者を、退場宣告しました。2日続けて、退場者を出しているので、今日の試合は、気合を入れて判定しました。

その中で、7回表ぐらいだったと思いますが、1死走者1,2塁で、カウントが2ストライク2ボールで、投球が、インサイド高めにカーブが来ました。2塁走者がスタートを切っていました。捕手は、捕ってすぐに3塁へ送球しましたが、インコース高めの投球だったのでその打席内に留まっていた打者に送球する際に打者と接触しました。捕手は、守備妨害を主張したので、すぐに守備側の監督が抗議に飛び出してきました。僕は、打者が打者席内に居たことと、打者の行為に何の故意性がみられなかったので、守備妨害ではないと説明しました。

ここまでは、通常の抗議でした。しかし、今回の場合にはちょっと自分にも不手際があって、攻撃側からも抗議を受けました。それは、投球の判定が少し遅れたのです。このケースでは、捕手が捕ってからすぐに送球するので、投球判定の際に、審判としてはいつもと違う感覚を受けます。捕球後にミットの動きなどを確認してから判定するのが普通なのですが、盗塁時には、それを確認できないうちにプレーが進んでしまうので、判定するのが通常より難しいのです。それもあって、いつもより遅れてストライク3のコールを出したので、打者や攻撃側チームは、ボールに判定していたと思ったようです。

それなので攻撃側監督が、打者がアウトになっているということが、守備妨害でアウトに宣告したと思い確認のために自分のところに来たのです。このような状況になり、打者の三振を知らされると、ストライク・ボールの判定に対して文句を言いだします。これは、予測がついていました。そして、この監督は、一昨日の試合で退場になっています。なので、監督には、”ストライク・ボールに関してここで話はできません。どういうことか、わかりますよね?”と退場になるからこれ以上言わないほうが良いですよとやわらかく教えてあげるように言いました。そうすると監督も、”このまま文句言うと退場になる”とピンときたようですぐに引き下がりました。

この場面で、自分自身で反省しなければいけないことが2つありました。このケースでは、とくに判定を間髪入れずに宣告すること。それと、守備妨害がなかったというシグナル”ザッツ・ナッシング”を入れるということが必要だったんです。自分のストライクと決めるタイミングが遅れたことによって、ザッツ・ナッシングも入れることができませんでした。なので、抗議への対処はよかったと思うのですが、抗議にならないような処置の仕方が出来なかったことが反省点になりました。

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■この球場の審判ロッカーの入り口です。これは、右中間のフェンスにドアがあり、スタンドの下がロッカーになっています。

2008年04月28日

サスペンデッド・ゲーム

今日は、日曜日のデーゲームでしたが、もともと予報は80%雨でした。試合開始前は、太陽が出ているほどの良い天気でした。監督達とのミーティングでは、今日は大丈夫そうだと話もしていました。

ところが試合が始まって2回に入ったぐらいから雨が降り出しました。最初は全然問題ないぐらいの弱い雨でしたが、3回ぐらいからかなり強くなりました。やっぱり予報は当たるものです。

4回の裏の攻撃が始まったところでかなり強くなりました。何とかこの回を終了させて、チーフと相談して中断することにしました。

ここからが、去年とは違うところで、全てチーフが動いてくれます。僕と、クインは、ロッカーで”お天気チャンネル”のレーダーを見ながら待っていました。その間にチーフは、両チーム監督、ホームチームのGMとレーダーを見たうえで相談をしました。30分を経過したぐらいで一度僕たちのところへ来て、その後すぐにGMのところに行きました。

GMとの協議の結果、サスペンデッド・ゲームとしました。明日にこの続きを行い、その後に7回戦の明日予定していた公式戦を行います。

明日は、試合後に移動の日です。これで、全ての移動日に予定通りに試合を終了できないというジンクスが続きそうです。次回の移動日では、そのジンクスを打ち破りたいところです。

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■チャタヌンガAT&T Fieldのレフトポールわきのフェンス上には、いつもこのビジネスマンが座っています。(人形です。)

2008年04月29日

チャタヌーガでの5連戦

テネシー州チャタヌーガでの5連戦を終えてアラバマ州バーミンハムへ移動してきました。

チャタヌーガでの5連戦は、いろいろあり大変でしたが、3人ともよい経験を積んで一皮むけたような気がします。退場あり、サスペンデッドあり、たくさんの抗議も受けました。

昨日のダブルヘッダーでの2試合は、3人とも本当に良い仕事ができて、満足しています。前の3試合での経験を即生かせたという実感があります。

今日は20日ぶりの休みです。思いっきりリフレッシュしたいと思います。

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■ダウンタウン・チャタヌーガ あと5回このまちに来ます。

2008年04月30日

休日#2

今日は、今シーズン2回目の休みでした。そこで、3人でゴルフをしよう、と言っていました。そんな折、昨日までバーミンハムにいたクルーから、連絡があり、無料でゴルフをするチャンスがあるから、もしプレーしたいなら、連絡をとってくれと、ある人物の連絡先を聞いていました。

チーフが再三、連絡をしてくれたのですが、なかなか連絡がとれず、今日はもうダメかなと思っていました。チーフから11:30ごろ連絡があり、”13:00のティータイムがちれたようなので、15分ぐらいでホテル出るよ。”と連絡がありました。

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急いで支度をして、出かけました。まずは、スポーツ量販店で安いボールとティーなどを購入し、それからゴルフ場へ向かいました。バーミンハム郊外になるとても綺麗なゴルフコースでした。

ゴルフコースについてクラブハウスへ行くと、名前などをサインして、案内されて会議室に入ると、なにやらたくさんの人が集まって、開会式のようなセレモニーをやっていました。その中へ入るやいなや、司会者のかたが、”今日は、サザンリーグのアンパイアの3人も参加します!”と紹介され、拍手を受けました。

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何やらコンペのようですが、何が何だかさっぱりわかりません。よく話を聞くと、バーミンハム・クリスチャン競技者協会のような組織の主催するゴルフコンペでした。バーミンハムの選手達も12人ぐらい参加していたようです。

アメリカのプロ野球では、日曜日に教会へ行けない人のために、牧師さんのような立場の、クリスチャン協会の人が球場へ来て、教会でするような話をしてくれます。その関係で、今回のコンペに、選手や審判にも声がかかったようです。

僕たちは、お金は全く払っていません。しかも、弁当とポロシャツや帽子などのお土産もついていました。クリスチャンではない僕に対しても、歓迎してもらい、本当に楽しく18ホールをプレーさせてもらいました。

束の間の休日を、心から楽しむことができました。イエス様、クリスチャンの皆様、お心遣いありがとうございました。

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■アートとクインのフォームです。2人ともフォームは良くないのですが、とにかく飛ばします。距離では、全然かないません!