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福留選手の守備妨害

今日は、午前11時からの紅白戦でした。3人制の塁審だったので、たくさんのことを学びました。クルーチーフからもらったアドバイスを忘れないように試合後すぐにメモしました。スプリング・トレーニングの期間は本当に良い勉強の場になっているのです。

試合後は、恒例のメジャーリーグの試合観戦に行きました。ホワイトソックスとカブスの試合だったので、こちらでは人気カードなのでたくさんのお客さんでスタンドが埋まっていました。そして、カブスには福留選手がいるので、日本の報道陣もたくさん来ていました。何人かの知っているかたがたにも会うことができました。

この試合で福留選手が守備妨害を宣告されました。ルール的には、判定することが結構難しいプレーだったので、スタンドから見ることができてラッキーでした。今度、このようなプレーが起こった場合に、一度自分で経験したかのように、自信を持って判定できるでしょう。(?実際は、そんなにうまくはいかないのですが・・。)

福留選手が鋭い当たりのセンター前ヒットで出塁しました。1塁走者であった彼は、次打者のセカンドゴロで2塁へ向かっていました。ゴロを処理しようとした2塁手は、マウンド方向へ前肢ながら打球を捕ろうとしていました。しかし、2塁手は打球を前方へはじきました。そのはじいた打球を処理しようとした2塁手と2塁へむかっていた福留選手が衝突して、両者ともプレーが出来ませんでした。

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■衝突が起こったのは、この球場の内野の芝生の切れ目よりマウンド側の芝生内でした。

皆さんもご存じのように基本的には打球を処理している野手は、優先されています。(守備優先と野球用語で言っています。)走者は、その野手を避けて走らなければならないのです。しかし今回の場合の問題は、一度はじいた打球を処理しているというところなのです。これは、ルールブックには明記されていないところです。

アメリカのマイナーとメジャーリーグでは、内規で、はじいた場合に、”すぐに手の届く範囲”までは、まだ打球を処理する機会を失っていないと解釈しています。なので、今回の場合は、はじいた打球が、衝突が起こった瞬間にどこにあったかというところを判断して判定しなければならないのです。もし、ボールがすぐ手の届く範囲にあったと判断したら、守備妨害を宣告します。もし、手の届く範囲を超えていたと判断したら、走塁妨害が宣告されるのです。

この場合の判断は、当該の審判のジャッジにすべて任されています。審判にとっては、とても難しい判断になりますが、前提にある”打球を処理する野手については、守備優先”ということから考えれば、守備妨害の宣告のほうが、納得できるように見えました。

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