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2008年03月 アーカイブ

2008年03月03日

あと1週間!(期待と寂しさ)

来週月曜日の10日には、渡米します。今シーズンは、今まで以上に気合が入っていて、早く試合で大暴れしたいと思っています。なので、今までのシーズンになく、とても”わくわく”感があります。

でも、寂しさもとても大きくあります。やはり、渡米すると約6か月は、日本に帰れないので、いつの時代も家族との別れは辛いものです。今回は、昨年できなかった、”家族をアメリカへ呼ぶ事”をぜひ実現したいと思います。

今日は、渡米前最後になる歯科医に行って、歯の最終チェックをしてもらいました。アメリカで歯科医に行くと、とても高額な請求がくるので、なんとか日本で治療していきたかったからです。先週に親知らずを抜いて、その後遺症が残っていることはありますが、その他は”完璧”に近い状態になったと思います。

その後に、後厄である2008年なので、深川不動堂にいって厄払いに行ってきました。そこでおみくじを引いたら、何と2年連続の”大吉”で、大満足で会社へ向かいました。人は単純のもので、歯の痛みや準備の忙しさで少し精神的に余裕がなかった数日間だったのですが、厄払いをして、大吉を引き当てた後には、とてもよい気分になり、何でも来いという気分になりました。

先日の上級審判養成講座で、吉永さんの講義の中で、1日に腹筋をやる回数の目安についてお話がありました。僕ぐらいの年齢でも、1日100回ぐらいと言っていました。これを受けて今シーズンの目標にします。

”毎日100回腹筋をする!” ブログにて経過報告を逐一したいと思います。

2008年03月06日

レン・サカタ氏

昨日、教育リーグが行われている、ロッテ浦和球場に行ってきました。目的は、昨年カリフォルニア・リーグ(1A上位)でSFジャイアンツのチーム監督であったレン・サカタさんに挨拶するためでした。

球場に着いたのが、試合開始30分前だったので、なかなか監督に話をする機会が訪れませんでした。たまたま、2軍の試合を審判していた頃に日本ハムで監督をされていた佐野コーチにご挨拶したところ、ベンチの中まで連れて行ってくれて、レンさんに会わせてくれました。(ちなみに僕は佐野さんを退場させたことがあります。)

風貌は、カリフォルニアでお会いしたころよりも精悍な感じで、日本での仕事への意気込みを感じました。自分が今季2Aへ昇格したことを伝えると、”それはタクにとって本当に良いことだね!”と自分のことのように喜んでくれました。そして、久々に見る、日本選手の優秀さを語ってくれました。

球団のスタッフのかたが、”レンさんは、本当に選手を育てるのが上手だと思いますよ。”と言っていました。僕も同感で、彼はチームの選手達から人望がとてもあったように見えました。質の高い優秀な日本人選手をたくさん輩出してくれると思います。

多くの1軍選手が教育リーグに参加していました。そして、同級生(同い年)の現役選手である小宮山投手にも会いました。この年の現役選手がほとんどいなくなった今、彼には本当に頑張って欲しいです。”まだまだ、頑張ってね。”と声をかけると、”そっちこそ、体に気をつけて頑張って!”と激励されました。42歳プレーヤーの元気な姿を見て、元気をもらったような気がします。

3月4日 腹筋75回
3月5日 腹筋100回
*いきなり4日は、100回をショートしてしまいました。

2008年03月10日

お世話になりました!

いよいよ本日、日本を離れます。あっという間の6ヶ月間でした。

オフシーズンの間には、いろいろなかたにお世話になってしましました。
講習会に何度も参加していただいたり、講演会に呼んでいただいたり、
応援する会に入会していただいたり、他にもいろいろなことでお世話になりました。

そんな皆さんのお陰で今の自分があると思っています。
そして、自分の夢を追いかけていることを快く許してくれている
嫁さんと娘に本当に感謝しています。ありがとう。
お母さん達もありがとうございます。

そんな皆さんに恩返しできるとすれば、ひとつの事だけだと思っています。
全力で頑張ってきます。

本来は、渡米前に皆様ひとりひとりに挨拶しにいかなければならないところですが、
なかなか時間がなくて出来ませんでした。
この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。
皆さん、本当にありがとうございました。

やるだけやってきます!
それでは、行ってきます!

次の更新はアメリカからです。お楽しみに。

デルタ航空でアトランタまで行きます。そこで5時間待ちで、アリゾナ州ツーソン行きに乗る予定です。到着は、現地時間(アリゾナ)10日午後8時ぐらいです。

2008年03月11日

Tucson(ツーソン)に到着しました!

10日の朝9時45分に東京・葛西の自宅をでました。その時間は、雨が強く降っていたので、地元のタクシー会社に電話したのですが、どこも話し中で結局タクシーを呼ぶことができませんでした。家の前の道路で拾うつもりで、家を出ました。幸いなことに、自宅前で、拾うことができて、無事に駅まで行き、成田空港行きのリムジンバスに乗ることができました。

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■娘との別れが名残惜しかったので、友達と一緒のところを1枚撮らしてもらいました。

成田では、チェックインまで30分ぐらい待たされました。そして、荷物の重量がオーバーしていたので50ドルを払わなければならなかったのです。いつものことですが、何か納得ができません。航空会社によって重量の基準がちがっていたり、超過料金も違っているのです。前回は、他社で25ドルでした。

嫁さんとしばらく食べられない日本食を噛みしめながら食事をして、その後、めざましテレビさんの取材を受けると、あっという間に嫁さんとのお別れです。セキュリティ・チェックを受けて、搭乗口のある下のフロアーへ行くエスカレーターが最後に姿が見える場所です。携帯で話をしながら、手を振りながらしばらくの別れを惜しみました。何度経験しても、とても辛い別れです。早く、メジャーに行って、家族とともにアメリカへ渡りたいものです。

幸い今回の飛行機は、まだ真新しくて(2回目の使用だそうです。)、しかも、非常口席という、座席前が広く開いている席が取れたので、とても快適でした。(勿論、エコノミーですよ!)一番良かったのは、映画やTVショーを観るための機器も最新で、好きな時に何度でも見ることができました。12時間30分のアトランタまでのフライトは、珍しく早く感じたのでした。

アトランタで入国審査を受けて、次のフライトまで3時間ぐらいあったので”ポパイ”というチキン料理のファスト・フードで食事をしました。アメリカに着くとなぜか足がこのような店に向いてしまうから不思議です。(基本的に好きなんですね。)その後、スターバックスで、アイス・カフェモカを飲みました。思えば、初めてアメリカに来た頃は、アイス・コーヒーなど全くなかったので、今のように当たり前のようにアイスで頼めることが不思議に思えます。インターネットなどもそうですが、日本人が住みやすいように、環境は変わりました。

ツーソンまでの4時間のフライトも予定通りで、着いた途端に、迎えに来てくれる予定であったデビットから電話があり、すぐに合流して、ホテルまで連れて行ってもらいました。

ちなみに他のメンバーは、皆明日現地に入ります。デビットは、ここツーソンに住んでいます。明日は、のんびりと他のキャンプ地に行って、仲間の仕事ぶりでも見てきたいと思います。

2008年03月12日

イチロー選手

今日は、メジャーリーグのオープン戦を見学に行ってきました。
カードは、コロラド・ロッキーズとシアトルマリナーズでした。
シアトルと聞いて、イチロー選手に久々に会えるかなぁと期待して球場に行きました。

球場に着いたのが、試合開始の30分ぐらい前だったので、イチロー選手の姿は見えませんでした。
又、彼のキャンプ地であるピオリアからツーソンまでは結構遠いので、もしかしたらこの遠征には同行してないのでは?と不安がよぎりました。
試合開始10分前ぐらいに先発メンバーのアナウンスがあり、1番センターで出場することがわかりました。それなので一番最初にネクストバッターズサークルに現れることが想像できたのでした。

スタンドのフールド近くまで降りていき、次打者席の近くで待ち構えました。予想通り、彼が現れたので、”イチー!”と呼んでみました。(ファンみたいですが・・・。)すると、素振りをしながら、はじめは警戒して、ちらっと僕のほうを見ました。少し考えて、思い出したようで、”あっ、どうしたんですか?”という表情から、最高の笑顔で応えてくれました。僕も”やっと2Aだよ。今年も頑張って!”と言ってスタンドを上がっていきました。

この日もイチロー選手は、4打席立ってもヒットがでませんでした。でも、彼のあの笑顔を見たときに確信しました。本人は、全く今のヒットが出ない状況を気にしていないので、開幕には最高の状態になるであろうと。

彼がアメリカに渡ってから初めての再開でしたが、体型も含めて、全く日本時代と変わらない、輝いているイチローがそこにいました。声をかけただけですが、元気をもらいました。

僕も頑張ってあの場に行きます!

2008年03月13日

今シーズン初試合

今日は、今シーズンの初試合をやってきました。ホワイトソックスのキャンプでは、3試合の紅白戦が行われました。3Aと2A、 1A (上級)と1A(ミドル)、ショートAとルーキーの試合がそれぞれありました。試合は、7回戦でしたが、僕は一番下のショートA対ルーキーの試合を担当しました。

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■クルーチーフのJohn Brammerです。顔からわかるようにとてもやさしいひとです。

6人の審判チームなので2人ずつで審判を行いました。6人のなかで順番があります。チーフ(3A)のJohn Brammer、#2のSteven Barga、#3が僕で、#4のAntonio Gutierrez、#5のDavid Trinidad、#6のMatt Rayaの6人でこの場所を担当しています。今日は、チーフと#4が3Aの試合を、#2と#5が1Aの試合を、そして、僕と#6のMattがルーキーの試合を担当しました。各クルーとも、ベテランが球審を務めました。したがって僕も球審をやりました。

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■今回のキャンプでルームメイトで#2のSteven Bargaです。マッチョでイケメンです。

久々のルーキーの試合でしたが、やはりレベルが低いほど審判をするのが大変です。投手はストライクを投げるのが難しいようで、しかもせっかく打たしても守りがエラーしたりと散々でした。おまけに、最初にイニングで打者のファールチップを右手の腕に受けてしまいました。骨が折れていないので、大丈夫ですが、痛いし、腫れてくるので今でも結構痛いです。終了後に仲間に話すと両極端な意見があがりました。ひとつは、”もう今年は、これ以上当たらないよ。”もうひとつは、”今年は当たり年だね!”という人もいました。

僕としては前者であることを信じたいです。

2008年03月14日

最初の教え子ーRob Drake

今日は、午前10時から紅白戦(8回まで)がありました。午前中の試合のことを”モーニング・ゲーム”と呼んでいて、朝が早いので皆にあまり歓迎されません。でも、今日は違いました。それは、試合後にメジャーリーグのオープン戦に先輩たちの審判ぶりを見学にいけるからです。

今日は、1Aクラスの紅白戦を担当しましたが、前日のルーキークラスの野球とはやはり大分違いました。審判をするのは、レベルが高いほどやりやすくなります。今後の2A,3Aの試合を担当することがとても楽しみです。

今日の試合中に嬉しいことがありました。それは、友人でもあるメジャー審判のTed BarrettとRob Drakeの2人が我々の試合を見にきてくれました。しかも、ロブは、1時からの試合で球審であるにもかかわらず、1時間ぐらい見て行ってくれました。このような小さなことですが、僕たちマイナーリーグ審判にとっては、大きな励みになるのです。

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■イニングの合間のRob Drake。風格があります。

ロブは、僕が初めて審判学校でインストラクターをした時の生徒でした。英語が上手くない僕だったのですが(今でもです。)、たくさんの質問をしてきた、とても熱心な若者でした。その後、彼もマイナーリーグ審判として採用されて、ルーキーリーグのためのオープン戦では、一緒に仕事をしました。そんな彼がわざわざ、試合前に見にきてくれたので、俄然ハッスルしました。

僕たちの試合後にロブの試合を見に行きました。彼の審判ぶりを見て、とても刺激を受けたことは、言うまでもありません。1日でも早くメジャーへという思いが一層強くなったのでした。

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■Tucsonのホワイトソックスとダイヤモンドバックスがホームにしている球場です。
 平日の昼間にかかわらず、たくさんのお客さんが観にきていました。

2008年03月15日

初のオープン戦

今日は、初のオープン戦(9回戦)の球審をしてきました。3時間5分ぐらいの長い試合だったのでかなり疲れました。3Aの試合だったので、さすがに3Aというところは、たくさん見られましたが、下のクラスの投手が試されているようなケースが多かったので、審判としては結構大変な試合でした。ただ、クリス・グッチオーニ(メジャーのオープン戦に参加しています。)とジェーソン・カイザー(昨年のキャンプでのクルーチーフで、今年はメジャーのほうへ参加しています。)がオフだったのにかかわらず、試合を見にきてくれたので、張り切って球審をすることができました。

今日の試合では、大家投手が登板するという噂を聞いていました。ホワイトソックスの監督にも聞いたら、日本人投手が投げるよと言っていたので、間違いなく登板すると思っていました。しかし、なかなか登板してきません。そのうちに他の日本人投手が登板してきました。見かけが若そうだったので、誰かアメリカでマイナーからメジャーを目指している若者かなぁと思ってみていました。あまり良い出来ではなかったようで、満塁ホームランを打たれたり、押し出しがあったりという結果だったので、すぐにメジャーへ上がれるという評価はしてもらえないだろうなぁと思って球審からその投球を見たのでした。

試合後に、共同通信の記者のかたがいたので、聞いてみると、その投手が元巨人や近鉄で活躍した、三澤興一投手であったことがわかり、大変驚きました。僕は、日本のイースタンリーグの試合で巨人時代の彼を何度か見たことがあったので、本当にびっくりです。こちらで、頑張っているようで、顔も真っ黒で、体も絞れているようで、日本時代よりも精悍な面持ちでした。

今日の結果は、良くなかったけれど、是非、アメリカでメジャーを目指して欲しいです。

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■すしガーデンの料理です。レインボーロールではありません。

ちなみに、昨日と今日は連続で日本食レストランに行きました。昨日は、"Sushi Garden"という20ドルで食べ放題のところへ、今日は"Wasabi"という鉄板焼きとすしバーがあるところへ行きました。初めて食べたのですが、"Rainbow Roll"というカリフォルニアロールの上にマグロ、サケ、エビ、などのおなじみ寿司ネタが乗っているものです。いろいろなすしネタを一気に食べることが出来るので、日本人の皆さんにもお薦めです。これを食べれば、その店のネタの良し悪しがわかります。アメリカに行ったら是非お試しください!

2008年03月16日

福留選手の守備妨害

今日は、午前11時からの紅白戦でした。3人制の塁審だったので、たくさんのことを学びました。クルーチーフからもらったアドバイスを忘れないように試合後すぐにメモしました。スプリング・トレーニングの期間は本当に良い勉強の場になっているのです。

試合後は、恒例のメジャーリーグの試合観戦に行きました。ホワイトソックスとカブスの試合だったので、こちらでは人気カードなのでたくさんのお客さんでスタンドが埋まっていました。そして、カブスには福留選手がいるので、日本の報道陣もたくさん来ていました。何人かの知っているかたがたにも会うことができました。

この試合で福留選手が守備妨害を宣告されました。ルール的には、判定することが結構難しいプレーだったので、スタンドから見ることができてラッキーでした。今度、このようなプレーが起こった場合に、一度自分で経験したかのように、自信を持って判定できるでしょう。(?実際は、そんなにうまくはいかないのですが・・。)

福留選手が鋭い当たりのセンター前ヒットで出塁しました。1塁走者であった彼は、次打者のセカンドゴロで2塁へ向かっていました。ゴロを処理しようとした2塁手は、マウンド方向へ前肢ながら打球を捕ろうとしていました。しかし、2塁手は打球を前方へはじきました。そのはじいた打球を処理しようとした2塁手と2塁へむかっていた福留選手が衝突して、両者ともプレーが出来ませんでした。

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■衝突が起こったのは、この球場の内野の芝生の切れ目よりマウンド側の芝生内でした。

皆さんもご存じのように基本的には打球を処理している野手は、優先されています。(守備優先と野球用語で言っています。)走者は、その野手を避けて走らなければならないのです。しかし今回の場合の問題は、一度はじいた打球を処理しているというところなのです。これは、ルールブックには明記されていないところです。

アメリカのマイナーとメジャーリーグでは、内規で、はじいた場合に、”すぐに手の届く範囲”までは、まだ打球を処理する機会を失っていないと解釈しています。なので、今回の場合は、はじいた打球が、衝突が起こった瞬間にどこにあったかというところを判断して判定しなければならないのです。もし、ボールがすぐ手の届く範囲にあったと判断したら、守備妨害を宣告します。もし、手の届く範囲を超えていたと判断したら、走塁妨害が宣告されるのです。

この場合の判断は、当該の審判のジャッジにすべて任されています。審判にとっては、とても難しい判断になりますが、前提にある”打球を処理する野手については、守備優先”ということから考えれば、守備妨害の宣告のほうが、納得できるように見えました。

2008年03月17日

アリゾナにも寒さはありました。

今日は、予報でも雨だったのですが、試合のためにホテルを出るころは、まだ晴れていました。なので当然ホテルを出発しましたが、ある方向の空はかなり真っ暗で、まさにこれから雨になるなという雲で覆われてきたところでした。球場に着くと、雨がポツリポツリと落ちてきました。

試合開始時には雨が降っていたのですが、中止にできるほどではなかったので試合を開始しました。試合をやるのは当たり前なのですが、気温もとても低くて、個人的に僕はジャケットを持っていなかったので、今日だけは試合をやりたくなかったのです。皆は、ジャケットを持っていたので、6人の審判のうち僕だけ半袖でフィールドへ出ていきました。今年いく2Aのリーグでは、3人が揃いのジャケットを着なければいけません。したがって今年から着ることになるジャケットはまだ持っていません。このキャンプ中に注文するつもりで来たので、アリゾナでのキャンプでまさかこんなに寒くなるとは予想もしていませんでした。なので、ジャケットは持ってきていませんでした。

フィールドに着くと案の定、選手達から冷やかされました。そして、雨の中試合を始めました。予想以上に寒かったです。試合が始まる前は、少し動けば大丈夫であろうと甘く考えていましたが、そんなもんではありませんでした。このまま9回までやったら、間違いなく風邪を引くと思いました。そんな不安を抱えながらの仕事でしたが、幸いなことに1回裏が始まったころから、雨がかなり強くなってきました。2人の打者の打席が終わったところで、中断することになりました。中断の間にとりあえず、長袖のアンダーシャツをロッカーまで取りに行って、着替えてきました。

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■このような透通る空の元に野球ができない日が、ここアリゾナでもあるんです!

結局、試合はこのまま中止になりましたが、アリゾナのキャンプだからと甘くみていたことへの反省をして、ホテルへ戻ってすぐに新しいジャケットを注文したのでした。暑くて苦労することは慣れているのですが、寒いなか不安を抱えながら試合に臨むことの難しさを思い知らされたのでした。本当に今日は寒かったです。手袋も必要なぐらいでした。(本当ですよ!)

2008年03月18日

St.Patrick's Day

3月17日は、聖パトリック・デーと呼ばれる、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日。 カトリックにおける祭日であり、アイルランドの祝祭日。シャムロックを服につけたり、緑色の物を身につけて祝う日で、「緑の日」とも呼ばれている記念日でした。

アメリカ人も大体外出して、この日を祝います。僕のルームメイトである、スティーブは、先祖がアイルランド出身であることもあり、気合を入れて飲んでいました。僕が、このブログを書いている午前1時でも、まだ帰ってきていません。

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■グリーン・ビールで乾杯!同じキャンプのトニーと。

緑のシャツを着たり、帽子をかぶったり、バーでは、緑色のビールを飲んだりして祝います。そして、コンビーフとキャベツを食べる風習があるようで、バーでは、お客さんに、無料でこの料理を振舞っていました。結構、おいしかったですよ!

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■バーで振舞われた、”コンビーフとキャベツ”

日本では、アイリッシュ・バーでは、お祝いをするようですが、あまり知られていない風習です。僕もアメリカに来る前は、映画の「逃亡者」でハリソン・フォードがこのお祝いのパレードの中に逃げ込んだということぐらいしか知りませんでした。(皆、グリーンの物を身にまとっていました。)

アイルランド系の人以外のかなりの人も、緑色のものを身にまとっているのをみて、アメリカにおいて、キリスト教の存在の大きさを再認識したのでした。

2008年03月19日

日本人にはお馴染みの審判ーBob Davidson

今日は、3試合の紅白戦が行われました。僕は、幸い5回半イニング、3A対2Aの試合だったので、とても気持ちよくしごとをさせてもらえました。3Aチームの捕手に、「今日は、日本人のピッチャー(三澤君)は投げないの?」と聞くと、「昨日投げたからなげないよ。」と言っていたので、「昨日は、どうだった?」と聞くと、「良かったよ。」と言っていたのでなんだか嬉しかったです。自分のことで精一杯で何もしてあげられませんが、頑張って欲しいものです。

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■イニングの合間のボブ。

それよりももっと嬉しかったのが、試合開始直前に先日ブログでも紹介した、Rob Drakeと日本人にはお馴染みの、Bob Davidsonが訪ねて来てくれました。彼らは、午後からメジャーリーグのオープン戦のために来たのですが、嬉しいことに試合前、必ず見にきてくれます。ボブとロブは、揃って1イニングを見ていってくれましたが、ボブは僕の球場を去る際に、「前に見たときより、全然成長しているよ。」と褒めてもらいました。勿論、お世辞だと思いますが、この一言が、どれだけ僕にとって大きい一言だったか。残りのイニングにどれだけ張り切ったかわかりますよね!

試合後は、当然メジャーの試合見学に行きました。ボブが球審だったのですが、WBCの時と同じような状況が起こりそうだったので楽しみにしていましたが、あいにくタッグ・アップのプレーはありませんでした。(走者3塁という場面はあったのですが・・。)しかも、あの時にタッグ・アップのアピールを先に受けて、”セーフ”を宣告した、Brian Knightが、あの時と同じ2塁塁審だったのです。

試合後にロッカーに行ったのですが、ブライアンに、「今でも、ボブは日本人には有名なの?」と聞かれ、「もちろん、みんな彼のことが大好きだよ。」と答えておきました。

皆さんに絶対に信じて欲しいのですが、彼はものすごく良い人です。


ちなみに、その試合で大家投手が2回を投げて無失点に抑えました。いつも思うのですが、ボブの試合には、なぜか日本人選手が出場していることが多いような気がします。

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■イニングの合間に投球練習する大家投手と待機するボブ。

2008年03月20日

セギノ―ル選手

今日は、コロラド・ロッキーズの3Aチームとのオープン戦の塁審を担当しました。3人制なので学ぶことが多く、又、いろいろなケースが起こり大変勉強になりました。

前回も同じケースがあり、良い位置取りができなかったケースがこの試合でもあったのですが、またもや、良い位置にはいけませんでした。それは、走者1,2塁で、1塁へ捕手からの牽制球があった場合の位置取りで、準備さえしておけば良い位置に動けるのに、準備を忘れていて、動けなかったのです。

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■我々のキャンプで使っている”クルーカー”です。この車と同じような車を2Aリーグでは貸してくれるようです。この車に乗りながら、いろいろと想像を働かせています。

投球がされた後、打者が打たなかったと確認したらすぐに、ファールテリトリの出来るだけ、1塁ベース真横に近いところまで移動しておかなければならないのですが、準備をしていないと、1,2歩しかベース方向に近づけません。勿論、判定はあっていたのですが、もしも、もっと際どいタイミングになっていたら、全く説得力がないのです。3人制でやる以上は、より良い位置で判定することが求められるのです。

ロッキーズの選手に日本人には馴染みのある選手を発見しました。それは、フェルナンド・セギノ―ル選手です。昨年までは、北海道日本ハムの4番を打っていた、左右打ちの両方で長打力のある選手です。今日の試合でも、左右両方でタイムリーヒットを打っていました。とても気さくな選手で、ニコニコしながら日本でのことを話してくれました。彼は、今でも日本でやりたいようです。もし、このブログを見ている球団関係者のかたがいたら、ぜひ彼を使ってあげてください。まだまだ、活躍できそうですよ!

2008年03月21日

身体のケア

オープン戦も後半戦に入ってきました。試合を審判して選手を毎日見ていますが、大部メンバーが変わってきていることがわかります。前半戦では、実際に所属するレベルより一つぐらい上で、試されている選手がたくさんいたのですが、最近は、試されて、上にあげるにはまだ早いと判断された選手たちが、実際に所属するであろうクラスに戻ってきています。本来の各レベルの野球がこれからやっと見ることができそうです。

今日の試合後には、フェニックスでクリスチャンのための勉強会が開かれました。ほとんどがクリスチャンであるアメリカでは、審判のみんなも、車で2時間かけて、勉強会に出席するために出かけました。6人のクルーメンバーのなかで、僕だけツーソンに居残りしていました。

久しぶりにのんびりとできました。オープン戦が始まってから、休みもなく仕事をしていたので、結構体が疲れていました。(年のせいでもありますが・・・。)それでいて、毎晩のように食事兼飲み会があったので、睡眠時間もしっかりとれていませんでした。3人制の塁審が、2人制よりも運動量が多いことも想定外でした。結構足がパンパンに張っているのがわかります。これから、浅い湯船にお湯を張って、脚全体を温めて、先ほどターゲット(大型チェーン雑貨店)で買ってきた塗り薬をマッサージしながらすりこんでから寝たいと思います。

”身体のケア”が今シーズンのキーになりそうです。

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■先日のSt.Patrick's Dayの時に、バーの外で撮りました。ツーソンは、フェニックスよりも山間部になるので標高も少し高いのです。景色も綺麗です。

2008年03月22日

大家投手 vs Jim Thome

今日は、恒例の紅白戦の日でした。午前10時からの試合で、終りが早いので良いのですが、何せ朝が早いので大変です。8時45分にはホテルを出なければならないので、夜が遅い僕たちには、少々きついのです。でも、今日はとても暑かったので、本格的に暑くなる昼前に試合を終えることができるので、よかったかもしれないです。

さて、この日の試合は球審だったのですが、フィールドへ行く途中になるブルペンを見ると、大家投手が投球練習をしていました。そのブルペンは、僕の担当球場だったので、とても楽しみになりました。彼の投球は、日本のイースタンリーグ(2軍)で審判をしていたころ、数回見た記憶があります。あまり目立った特徴のある投手だった記憶は残念ながらありませんが、アメリカでこれだけ長いことメジャーで投げているんということは、何かが、とても成長したからだと思います。そんな片鱗が見えるかと思うと本当に楽しみになりました。

さらに、楽しみが増えました。対戦チームには、ホワイトソックスでクリーンアップを打っているJim Thome(ジム・トーミー)が出場していたのです。大家投手対トーミー選手という夢のような対決を、球審という特等席から見ることができるなんて、審判冥利に尽きるイことなのです。

対戦は3回ありました。最初は、走者1塁の場面での対戦で、初球のインサイドへのカットファーストボールが一番良いところに決まり、その1球が効いてか、そのあとの真ん中から落ちる投球を打ってセカンドゴロでダブルプレーに打ち取り、大家投手の勝ちでした。初球のカットボールは、高さといい、コースといい最高の場所に決めてきました。この投球を見たときに、大家投手のメジャーでの実績がわかったような気がします。マイナーでは、見ることができない、紛れもない”メジャー”の球でした。

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■僕が審判した試合ではないのですが、この日の試合後に見たメジャーのオープン戦でランディ・ジョンソン投手が投げていました。こんな試合で早くジャッジが出来るように頑張ります!

2回目は、初球と2球目に、前の対戦の時に決めたインコースのカットボールで攻めてきましたが、決まらず、3球目はインコースではあったものの、真ん中に近い、甘いコースであったため、トーミー選手は、その投球を見逃さず、見事なホームランを右中間に運びました。メジャー主軸打者の凄さを見せつけられた思いがします。失投を見逃さないということをまざまざと見せられました。こんなに素晴らしい、投手と打者の勝負を見ることができるメジャーリーグの魅了をあらためて実感させられました。

3回目は、アウトコースへの素晴らしいカットボールをトーミー選手だから打てたのであろう3遊間へ持っていき、ヒットとなりました。

大家投手の投球も、トーミー選手のバッティングも、まさに、メジャーの技という部分をたくさん見せてくれて、またまた、メジャーへの思いが強くなったのでした。審判をしながら、十分楽しめました!

2008年03月23日

ホーム・パーティー

今晩は、毎年この時期に恒例の、メジャーリーグ審判ティド・バレット宅において、マイナー、メジャー両方の審判を招いての大パーティーが行われます。彼の家は、フェニックス近郊なので、ツーソンにいる我々には、少し遠くまでいかねばならないのですが、アリゾナでキャンプに参加している仲間に会える良いチャンスなので、みんなこの日を楽しみにしています。

アメリカの大きな家だからできるのです。総勢100人ぐらい集まります。ビールを始めとする飲み物はもちろん、バーベキューなどの食べ物もたくさん振舞われます。マイナーリーグの経験がある彼らが、我々マイナー審判に、少しでも楽しんでもらおうと、毎年開催してくれています。

そこには、日本人の野中君も来るので、久々に日本語での話も少しできることも楽しみのひとつです。アリゾナでのスプリングトレーニング中で、一番の楽しみかもしれません。そして、先輩メジャーリーグ審判の心遣いが、心にしみるひとときになるのです。

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■テッドの家ではないのですが、このようにプールはあります。

2008年03月24日

ホームパーティ#2

テッドの家でのパーティーは、本当に楽しいひとときを過ごすことができました。いろいろな人に会うことができました。オフシーズンにNPO法人Umpire Development Corporationで一緒に活動している内川仁君(元2Aテキサスリーグ審判)とカリフォルニアリーグ(1Aアドバンス)で一緒にやっていたというRJという審判にも会いました。内川君と一緒にやっていたという審判達が、みんな現在は、メジャーリーグのオープン戦に出場して、テストされているのです。あと、5年もすると僕と同じ時期に審判になった人たちがそのような立場になるのでしょう。石にかじりついてでも、そのなかに入らなければならないと強く決意をしました。

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■フェニックスへ向かう途中に、”ピカチュー”という山があり、思わず撮ってしまいました。

パーティーでは、特に何をするというプログラムはないのですが、皆が思い思いに、話をしたりしています。予想通りにたくさんの人がテッドの家を訪れました。メジャーリーグの審判達もたくさん来ていました。このような場では、いろいろな人と少しずつ話すということが大切なんですね。どーも僕たち日本人は、このようなパーティーに慣れていないせいか、よく知っている人としかしゃべらないようになってしまいます。アメリカ人たちは、このような場での楽しみ方をよく知っています。良い社会勉強になりました。

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■野中君、ジョン・タンペンと一緒に。ジョンは、野中君のクルーのチーフで、去年は、僕と一緒のクルーでした。

ちなみに時間を追って、自然に人が帰っていく”流れ解散”方式だったのですが、僕たちのクルーのうち3人は、深夜12時半ごろテッド宅を出て、2時過ぎにツーソンのホテルに着きました。残りの3人は、テッドの近所に住んでいるメジャーリーグ審判アルフォンソ・マルカス宅で行われたポーカー大会に出場したので、ルームメイトのスティーブが部屋に戻ったのは、朝7時ごろでした。ちなみにこの日も午後1時から試合がありました。

ということで、今日は皆早くから床に就くようです。僕もそろそろ寝ようと思います。
おやすみなさい!

2008年03月25日

箸の使い方習得の新兵器

昨晩は、クルーのみんなで、"Sushi Garden"に行きました。前回食べてみて皆様にもお薦めしたレインボーロールを始め、お腹いっぱいいろいろな物を食べました。前回は、日本人の従業員がいなかったのですが、今回は、日本人のおかみさんのようなかたがいて、”お決まりですか?”と声をかけられて、とても驚きました。

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■お薦め、”レインボーロール”

今回、初めて目にする優れものを発見しました。それは、”箸の使い方マスター機”とでも言ったらいいのでしょうか、写真のような箸につけて使う小さなプラスチック製の小物で、箸を普段使わない国の子どもたちように使われているようです。僕は、初めて見たのですが、仲間の審判達は皆知っていたようで、”あれは、子供達が箸を簡単に使えるようにあるものだよ。”と教えてくれました。

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■秘密兵器”箸マスター”?

日本では、親がそれぞれ子供に教えて使い方をマスターするのが当たり前ですが、こちらでは、使い機会が少ないので、このようなグッズがないと子どもたちが箸を使って食べることができないので、うなずけます。日本で商売になるかと一瞬思いましたが、やっぱり必要ないですかね?皆さんのご意見をお聞かせください!

2008年03月26日

メジャーリーガー

昨日は、紅白戦デーで、3A対2Aの試合の球審をしましたが、またまた凄い選手がバッティング練習のために出場していました。その選手は、Jermaine Dye(ジャーメイン・ダイ)というやはりホワイトソックスのクリーンナップを打つ主軸打者です。しっかりと3打席(4回までの試合で)打っていき、結果を出していました。

1打席目は、チェンジアップにタイミングが合わず、空振り三振でしたが、2打席目では、難しい低めの球をうまく合わせて、火の玉のような低い弾丸ライナーをショートに放ちました。ショートが上手くさばきましたが、グラブが引き裂かれるような勢いの打球でした。このような打球は、なかなか見たことがなかったので、メジャーの凄さを見せつけられた感じがしました。

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■マイナー施設内にある、バッティング練習をするための”ケージ”と呼ばれている場所です。
審判学校でもこのケージ内で、ピッチングマシンを使って投球判定の練習をたくさんやります。
ケージを見るたびに審判学校での日々が思い出されます。

3打席目は、やはり低めの球だったのですが、軽くセンター前にきれいにはじき返しました。3打席とも、投手の球じたいは悪くなかったのですが、ちょっとでも甘くなると本当に逃さないということが、ジム・トーミとジャメイン・ダイの数打席を見ただけでよくわかりました。このような打者達を抑える日本人メジャー投手たち、肩を並べて打席に立っている日本人メジャー打者たちの凄さをあらためて感じたのでした。

今回のキャンプでのクルーチーフである、ジョン・ブラマーがメジャーリーグのオープン戦2試合をやることになりました。そのうち1試合は球審です。彼と仕事を何試合も仕事をしましたが、やはり、他の審判達とは経験の差からくる上手さを感じていました。彼は、今年から3Aに昇格します。去年までは、僕が今年からいく2Aにいたのです。頑張っていけば、間違いなくチャンスはやってくるということを、彼のメジャー試合を裁くチャンスを得たことによって、とてつもなく大きな励みになりました。メジャーの試合で裁くには、このぐらいの技量が必要なんだなということが感覚的に感じることができたような気がします。それを感じることができたことだけでも、このスプリング・トレーニングにいる意味がありました。後は、シーズン中のゲームを裁いていくなかで、自分のレベルもそこまで上げていくということだけです。

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■マイナー施設の球場です。外野の裏からでよくわからないと思いますが、4つの球場が集まっています。やはり、審判学校でもこのような施設でトレーニングを積んでいました。

メジャー選手たちの凄さを感じて、そこで審判としてどのような能力が必要なのかが、はっきりと見えてきたような気がします。これからの仕事がますます楽しみになってきたのです。必ず、やればできると感じることが出来た、そんなスプリング・トレーニングです。

2008年03月27日

ドッジボール大会

今日の夜には、フェニックス近郊で各キャンプ地クルー対抗のドッジボール大会が行われます。今日は、平常通りの試合がありますが、試合後食事をして、フェニックスへ出陣します。明日は、やはりフェニックス方面のピオリアでアリゾナキャンプにいるマイナーリーグ審判が集まってのミーティングがあります。ドッジボール終了後は、ピオリア近郊の他キャンプのホテルに泊めてもらう予定です。忙しくなりそうですが、今からとても楽しみです。

アメリカ人は、このようなイベントが大好きで、とても楽しみ方が上手です。昨日は、近所のパーティーグッズ屋やパーティー・コスチューム専門店を回って、当日にクルーで着る、コスチュームを調達してきました。

我々のクルーは、”ナチョ・リブレ”という主人公がメキシカン・プロレスラーである映画にちなんで、メキシカンプロレスの覆面を被ることにしました。黄色い覆面で、6人で被ると、まさにこれから銀行強盗にでもいくようないでたちで、なかなか好評でした。これを被って、ドッジボールをするのです。想像しただけでも楽しそうです。さて、どうなることやら・・・。勿論、賞金もあるようです。

その前に今日の試合をしっかりすることが大切ですが、キャンプ期間中に、このようなイベントを計画してくれることは、本当にありがたいことです。そして、審判として大切な、クルーや仲間との絆を深めるためには、とても良いことなのです。

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■映画”ナチョ・リブレ”より。

2008年03月28日

大御所ーランディ・ジョンソン

昨日は、3Aのオープン戦で球審をさせてもらいましたが、やはり3Aの試合では、いろいろな大リーガーを目にすることができます。この日は、ついにダイヤモンド・バックスのランディ・ジョンソン投手が先発して4回を投げました。ホームのホワイトソックスもクローザーのボビー・ジェンクス投手から始まって、その他2人のメジャー投手が1回ずつ投げました。D・バックスの捕手もロビー・ハモック選手でした。本当にメジャーの試合を裁いている気分を味わうことができました。

球場に向かう途中、ホワイトソックスのブルペンを通る時に、仲間のマットが、”お~、たけしの試合は、ジェンクスが先発だよ!”と言ってきました。あまりメジャー選手に詳しくない自分も、投球練習をしている雰囲気でメジャー投手かどうかは何となくわかります。マットのひとことで、ワクワク感がとても高まりました。

ホームベース付近で待機しているときに、D・バックスのブルペンを見ると、R・ジョンソンのような大きな左投手が練習していました。そうです、明らかに彼の投げ方でした。両チームの先発が、メジャーの一線級の投手です。楽しみなわけがありません。まして、日本でもお馴染みのR・ジョンソンですよ!本当に興奮してしまいました。

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ジョンソン投手の出来は、そんなに良くなかったと思います。特に、左投手のアウトコースに投げてくるスライダーのコントロールがいま一つでしたが、落差のあるカーブは、健在でした。打者は、一瞬、上を見てしまいます。そのボールhがストライクゾーンに入ってくるのです。なかなか打てるものではありません。

大投手が投げると、周りの選手にも良い影響を与えます。ジョンソン投手からヒットを打った選手など、本当に大喜びしていました。とても大きな自信になることでしょう。僕たちもそうです。ジョンソン投手は、メジャー審判の間でも、横からなげてくる角度のあるスピードボールは、メジャーで1,2を争う、見にくい投手であるということを聞いていました。そんな投手を一応何事もなく4回を裁けたということが、僕にとって、大きな自信になるのです。

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今日の3A練習試合は、マイナーリーグで経験する何十試合分にもあたえする価値ある経験になったことは間違いありません。本当にラッキーでした。

2008年03月29日

スプリング・トレーニング終了

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■今回のキャンプでの6人のクルーです。帽子のロゴがそれぞれ違います。それぞれが、昨年仕事をしたリーグのロゴなのです。

今日の試合終了後に今回のキャンプでのクルーチーフだったジョン・ブラマーがツーソンを去りました。明日のエンジェルスのホームグランドであるアナハイムでのメジャーリーグオープン戦に出場の為にです。彼にとって、とても良いことでありますが、1日早くこの地を離れてしまうのは、とても寂しいものです。

我々、6人にホワイトソックスのメンバーは、皆それぞれ個性がありました。それでいて、まとまりは凄くあったような気がします。3週間ほど一緒に仕事をしただけですが、これから先それぞれが、離れて仕事をするのが、とても寂しい思いでいっぱいです。

でも、これは、毎年訪れる宿命なんですね!もう2度とこの6人のメンバーでクルーを組むことはないと思います。だからこそ、明日の最後のオープン戦試合は、それぞれが、100%で仕事をしなければいけないと思います。

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■ドッジボール大会でのチーム・ホワイトソックスのコスチュームです。

2008年03月30日

Drunk Athlete-酔っ払いアスリート

今日の試合をもって我々ホワイトソックスのオープン戦は終了しました。試合が終わると、監督、コーチ、選手などのチーム関係者も、審判もみんな自宅に一度戻り、数日の休日を過ごして、それから開幕を迎える場所に向かいます。でも、僕たち日本人やオーストラリア人審判達は、自宅に帰る時間とお金がないので、どこかで数日間を過ごすのです。僕は、キャンプ地のツーソンにそのまま残ることにしました。キャンプ中に休みがなかったので、少しだけのんびりしたかったのです。ちなみに、同じく日本人審判の野中君は、カリフォルニアに自宅のある同僚の家でお世話になるそうです。

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■ツーソンの思い出#1
スポーツバー”Saddle horn”で毎週水曜日限定で食べることができる$10のステーキです。安いだけでなく、大きくて、やわらかく、とてもおいしいかったのです。今回、初めて食べたのですが、”ホースラディシュ”といわれているワサビのようなものを少しつけて食べるとまたそれがおいしいのです。

先日の我々を統括する組織PBUCのミーティングで、こんなことを聞きました。野球のルールや審判法についての講義以外にも、私生活に関する注意などの講義もあり、そのなかで、"Drunk Athlete"(酔っ払ったアスリート)というWebサイトのことを例にあげて注意を促していました。数多くのプロアスリートが、街でお酒を飲んで、酔っ払っているところを写真に撮られていて、その写真を公開しているのがこのサイトです。たぶん投稿された写真だと思います。

我々、審判達は、写真を撮られて投稿されるということはないと思いますが、どこで誰が見ているかわからないので、自分の行動には責任を持って注意をするようにということなのですが、本当に怖いことです。サイトを運営する側は、とにかく多くの人がサイトに来てくれることだけしか考えていません。アスリートのことなんか全く考えていないのです。そのようなことがビジネスとして成り立ってしまうのだから本当に怖いことだと思います。自分で注意するしかなにのです。

日本のアスリートの皆さん、アメリカでこのようなサイトが人気があるということは、日本でもそのうちこのようなサイトが出来るでしょう。自分の身は自分で守るしかないので注意してくださいね!

●お知らせです。
今シーズンは、、サザンリーグ(2A)でスタートします。4月3日(木)にアラバマ州のモンゴメリーで開幕を迎えます。サザンリーグでは、審判に番号が与えられるのですが、僕の審判番号は#18になりました。日本ではエースの番号なので、何となく気にいっています。同じくオールドルーキーとして頑張っていた桑田投手の番号でもあるので、桑田投手の分まで頑張りたいと思います。

2008年 Southern League Umpire #18
Takeshi Hirabayashi

2008年03月31日

休日

今日は、ツーソンに来てから初めての休日になりました。もう他のみんなは、帰ってしまったので、ひとりでの休日でした。

朝起きて、コインランドリーで洗濯をして、その後昼食を食べに30分ほど歩いてアジアンファストフードのお店”YOKOHAMA”というところまで行きました。初めて行った店だったので、何を注文したらよいかがわからず、困りましたが、カレーとうどんが目に付いたのでチキンカレー丼とうどんスープというものを注文してみました。

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■ランチを食べた”よこはま”です。

うどんは、やはりかつおやこんぶなどの出汁が効いていなかったので、しょうゆをお湯で薄めたようなスープでした。ただし、具として入っていた焼き豚のような肉が香ばしくておいしかったです。

ホテルへ戻る途中で、盆栽の移動販売を見かけました。盆栽が、アメリカで秘かなブームだとは聞いていましたが、まさか移動販売まであるとは・・・。驚きです。売っていたのが、若くて、白人、ロン毛のイケメン兄ちゃんだったので、また更に驚きでした。日曜日だったので、きっとサイドビジネスなんだろうななどと勝手に想像しながら歩いていました。

ホテルに戻って、リーグに提出する書類を作ったら、MLBの試合がテレビでやっていたので少し見ました。するともう夕食の時間になったので、ショッピングモールまで行ったのですが、こちらでは、日曜日にお店が閉まるのが早く、ちょうど閉まるところでした。アメリカでは、キリスト教の教えで、日曜日は仕事をしないというのが原則なようです。だから、稼ぎ時にもかかわらず、午後6時にはもう閉まってしまいます。このあたりは、やはり”文化の違い”なのでしょうね。

一人の休みは、寂しいです。でも、アメリカに来て、3週間経ち、英語に疲れていたところもあるので、このような一人での息抜きの時間も必要なんだなと思いました。明日1日、一人の休みを満喫したいと思います。

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■他のツーソン滞在クルーともよく集まったグリル&バー”Kon Tiki”です。