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2007年10月 アーカイブ

2007年10月02日

ラジオ出演

いやぁ~、凄いことになってますねMLBは!ロッキーズとパドレスのワンデープレーオフが現在コロラドで行われています。6対6で延長に入っています。盛り上がっていることでしょう。そして、このゲームを制したチームには、間違いなく勢いがつきます。松井稼頭央選手には、特にがんばって欲しいと思います。そして、十分に試合を楽しんで、帰国してからその模様を多くの人々に報告して欲しいと思います。

さて、10月7日(日)の朝にNHKラジオに出演します。日曜の朝できついと思いますが、お時間のあるかたは聞いてください。

10月7日(日) NHKラジオ 『日曜あさいちばん』(午前5時~8時半までの番組です。)
           7時台のインタビューコーナー「日曜訪問」内で12分ぐらいです。

宜しくお願いします。

2007年10月05日

MLBプレーオフ

MLBのプレーオフが始まり、ロッキーズの松井稼頭央選手がワンデイ・プレーオフの勢いをそのままに絶好調のようです。今日は、何と逆転満塁ホームランを打ちました。こういう時の松井選手は、怖いですよ。暫くは、この好調が続くでしょう。期待してください。このポスト・シーズン試合のラッキーボーイとなることでしょう。毎日、テレビで観るのが楽しみです。本当に楽しんでプレーしているように見えます。プレッシャーを感じずにがんばって欲しいです。

さて、この試合で球審を務めていたのが、僕と審判学校で同級生であったジム・レイノルズ審判でした。彼は、とても高い身体能力を持っている審判で、動きが俊敏で、当時からとても目立っていました。体型もわりと僕と似ているので、いつも動き方などを参考にしています。こんな大事な試合で球審を任されるようになったのです。友達として誇りに思います。まだまだ、自分の立場は、彼の足元にも及びませんが、いつか追いつき、そして追い越せるようにがんばっていきたいと思います。

審判番号は、#77です。皆さんも、もし審判が写った際に、見つけてみてください。顔もイケてます。

2007年10月07日

審判学校の同期生#2

レッドソックスが2勝して、デェビジョン・シリーズ制覇に王手をかけました。先発した松坂投手の調子は、あまりよくなかったようですが、レッドソックスには、ロッキーズと同じように勢いがあるようです。このままワールドシリーズまで行って欲しいと思います。

松坂投手は、制球に苦しんでいたようです。逆球(狙ったコースの反対に投げてしまう投球)も多かったように見えました。誰もが認める力のある投手ですから、次回の登板では、大丈夫だと思いますが、ひとつ気になったことは、1塁へのベースカバーを忘れる場面が1度あったことです。彼は、とても守備の良い投手で、ベースカバーも忘れることなど、まずなかったと思います。それだけ、昨日のゲームでは、余裕がなかった(あまり調子がよくなかった)ということだったのでしょう。次回の登板では、必ず”リベンジ”して欲しいと思います。

ちなみに、この試合での球審も、ロッキーズ戦で球審をしていたジム・レイノルズと同期で、僕と審判学校で同期であった、ダン・アイサーグナー審判でした。当時のうわさで、彼が審判学校を#1で卒業したといわれていました。#2がジムで#3が僕だったと勝手に思っています。とにかく、今の立場は、まったく違うのです。励みにして、精進していきます。でも、とにかく彼らの活躍は心の底から嬉しいことです。

2007年10月12日

審判をやってみませんか?

帰国してから早1ヶ月が経過してしまいました。来期に向けて、英語の勉強や体作りなどのトレーニングが疎かになっているのが現状です。そろそろ気を引き締めてがんばっていきます。パリーグで審判をしていた仲間も、クライマックス・シリーズなどの大事な試合で良い仕事をしていたり、日本シリーズに出場するという朗報を聞いたりして、めちゃくちゃ刺激を受けています。皆さん、まだまだしんどい試合が続くと思いますが、最後まで気を抜かずにがんばってください。

さて、これからの審判界をよくしていくために、今何が必要か考えてみました。僕が今一番必要だと思うことは、”底辺の拡大”だと思っています。プロ野球の審判になりたいと思うような若者がたくさん出てこないと、長い目で見たときの、レベルの底上げが出来ないと思います。まずは、高校や大学を卒業するような若者達が、審判という仕事に興味が向き、審判でもやってみるかと思わせるような魅力ある世界にしていかねばなりません。”やってみよう!”と思わせるような仕掛けを何か作ってみたいと思っています。

それと、お子さんが少年野球チームなどに入っていて、チームから審判を頼まれたけれど、なかなかやる決心ができないようなお父さんたちに、審判をすることの楽しさを伝え、多くのお父さんたちが喜んで審判をやってくれるような環境を作りたいと思っています。

UDCという審判組織で、いろいろなイベントを行っていきますので、ブログを見にきてくれるかたのなかからも、審判デビューするかたが出現して欲しいと思います。

★審判員募集!審判をやってみませんか。Umpire Development Corporation
http://www.umpire-dc.org/

2007年10月16日

ラジオ出演(生)

すみません、更新が滞って・・。もう少ししたらしっかり書けると思います。

さて、今度の土曜日にラジオに出演させてもらいます。久米宏さんとのトーク番組です。きっと盛り上がると思いますので、是非お聞きください。生放送です。

■TBSラジオ 954kHz 『久米宏 ラジオなんですけど』
   10月20日(土) 午後1:00~3:00(出演は2:00~2:30)

2007年10月17日

MLBプレーオフ

松井稼頭央選手のいるロッキーズがリーグ優勝を決めました。申し分のない活躍で、間違いなく彼がいなかったらロッキーズの優勝はなかったことでしょう。最後の22試合で21勝という神がかり的な数字でここまできました。この勢いでワールド・シリーズも突っ走って欲しいです。

もう一方のアメリカン・リーグは、インディアンズが2勝、レッドソックスが1勝と、こちらは混戦模様です。多分、最終戦までもつれるでしょう。心配なのは松坂投手です。昨日のゲームでも、本来の彼のピッチングとは程遠いデキであったように見えました。特に、ボールが指に馴染まないようで、投球のたびに首のまわりの汗を指に着けている姿が見られました。アメリカのボールは、とても乾燥していて、固い感じがします。シーズンを通して、アメリカ公認球に馴染まなかったようです。日本のボールは、上質の皮を使用しているようで、とてもしっとり感があります。確かに両者には、かなりの違いが見られます。

松坂投手にがんばってもらい、松井稼選手との日本人パリーグ出身対決を見せて欲しいものです。

2007年10月19日

テレビ出演

急に決まった話なのですが、明日の20日(土)にテレビに出演することが決まりました。今日、(株)ライツの事務所で撮影をしました。3分ほどの出演なのですが、30分以上話をしてしまいました。

■10月20日(土) NHK総合テレビ
 『土曜スポーツタイム』 PM 10:30~10:55
10:50頃からの"Another Story" というコーナーです。
 お時間のあるかたは、元気な姿を見てください。

2007年10月20日

パイオニア(野茂投手)

野茂投手がべネズエラのウィンターリーグで来季のメジャー復活を狙うようです。何とか、がんばってメジャーの舞台に再び立って欲しいです。

彼は、現在これだけの日本人選手がメジャーで活躍するきっかけになった人物でパイオニアであることに間違いありません。そして、日本人メジャーリーガーが活躍したことによってアメリカ人の日本人を見る目が変わったということを感じます。それは、我々審判に対しての見られ方も変わりました。

日本の野球自体が評価されたので、そこで審判をしていた自分に対しても一目置かれるようになりました。アメリカという国は、いろいろな民族からなりたっている国です。出来るだけ差別がないようにしようとします。そこで、野球界でもできるだけいろいろな国の人物を登用しようとしているのです。

現在、メジャーリーグ審判にアジア人はひとりもいません。選手としては、多数のアジア人が活躍しています。そこで、アジア人の審判を欲しがっていると聞いています。我々、日本人審判には間違いなくチャンスなのです。何とかがんばってマイナーで一番上のレベルである3Aに行って、メジャーリーグ関係者に見てもらえるようになりたいのです。

野茂投手の功績は、僕達、審判にも影響を及ぼしているのです。彼が言っていました。”僕は野球が好きというより、野球をやることが好きなんです。とにかく、ここ(ベネズエラ)でまず楽しんでプレーしたい。”僕も審判を楽しめるようにがんばります。

2007年10月22日

松坂投手、ワールドシリーズ出場!

松坂投手が、大一番でやってくれました。後に続いた岡島投手も良い仕事をしてくれました。日本人である我々にとって、本当に楽しみなワールドシリーズを演出してくれました。

今日の松坂投手は、良い意味で開き直って、無心で思い切って投げていたように見えました。最初からとにかく飛ばして、いけるところまで全力でいこうというような投球でした。僕には、楽しんで投げているように見えました。”自分の持っているボールをただ単に思い切って投げる”という一番大切な事を思い出したように投げていました。全ては、これですよね。多分、自分自身の調子としては、そんなに良くなかったと思います。でも、気持ちの面の充実度では、ここ何年間で、一番気合の入った投球をしていたのでは?と思いました。

僕は、今日の投球を見ていて、8年前に彼が日本プロ野球でデビューした試合を思い出しました。後のことを考えずにとにかく1球1球思い切って投げてきた、あの試合と同じです。何年経験しても、”初心忘れるべからず。”ということなんですね。僕も襟を正さなければと思いました。良い試合でした。

2007年10月23日

MLB監督 トレイ・ヒルマン氏

ヒルマン監督が、メジャーリーグ カンサスシティ・ロイヤルズの監督に就任することが決まりました。日本での実績が本物であったことを証明して欲しいです。がんばって結果を出して欲しいと思います。

メジャーリーグでの実績が全く無い人物の登用は異例のことで、日本での実績が評価されたのだと思います。このことからも、日本野球のレベルがアメリカで認められていることがよくわかります。

きっと、アメリカの選手達にバント練習をみっちりとやらせて、バント戦法を多用することでしょう。そして、アメリカ野球に新風を巻き起こし、結果を出してくれることでしょう。

審判サイドの人間として興味があるのは、来シーズン何度、審判から退場宣告を受けるかということです。多分、3回ぐらいは退場になるでしょう。どんな監督でも、大体このぐらいは退場になるものです。

ヒルマンさんがメジャーで監督をしている間に、僕もメジャーに上がれるように努力していきたいと思います。又、一つ目標が出来ました。(目標はたくさんあるのだけれど・・・。)

2007年10月26日

松坂投手登板(第3戦)の球審

ワールドシリーズ第1戦は、レッドソックスの圧勝で終わりました。ロッキーズの地力は、こんなもんではないと思いますので、もっともっと面白いシリーズになってくれることを願います。

松坂投手が第3戦に登板予定です。この試合で球審を務めるのが、テッド・バレット審判員という僕と年が同じで、メジャーでの経験が11年目の中堅審判員です。彼とは、僕がマイナーリーグ審判になった当時に、アリゾナ・フェニックスにあるテッドの自宅に招待された時に会ってからですから、もう15年ぐらい前からの付き合いになります。年が同じこともあり、とても親しくさせてもらっています。

ひいき目かもしれませんが、僕が見て、メジャーリーグでトップクラスの審判のひとりであると思います。プロ審判になる以前は、ボクシングをやっていたそうで、体もでかく、迫力があります。試合中に大乱闘が起こった際は、一番先に選手の間に入って乱闘を最小限に留めています。

体はいかついですが、とてもやさしいく、面倒見が良い人です。僕に対しいつも気を使ってくれて、”家族を呼び寄せて、家(テッドの)に住んでいいよ。”といってくれます。ビザの関係で、オフにアメリカで働くことができないので、なかなか難しいのですが、それがなければ、本気で彼の家に居候させてもらおうかとも思います。

そんな彼が、第3戦の球審です。メールで、”Dice-Kが投げるから、しっかり見てやって!”と言っておきました。皆さんも、日本人選手だけではなく、審判のほうもよくみていてくださいね。

2007年10月31日

10月31日 契約更新通知期限

ワールドシリーズは、レッドソックスの勢いが、ロッキーズを上回り、圧倒的な強さをもって世界一になりました。日本人メジャーリーガーの3人には、長いシーズン本当にお疲れ様でしたと言ってあげたいです。ご苦労様でした。暫くは、ゆっくり休んでください。

10月の月末は、我々や日本のプロ野球審判にとってはドキドキの時なのです。それは、来年の契約があるのかどうかを知らせる通知が送られてきます。日本では、”2008年度契約更新のお知らせ”という紙1枚が封筒に入っています。これが来ないと、来季は契約してもらえないという意味になります。(解雇)

アメリカ(マイナー)では、統括している組織PBUCから年度査定(YEAR-END EVALUATION)が送られてきます。A4サイズの紙にびっしりと1年間の評価が書き込まれています。そこには、今年最後に所属していたレベルでの順位も表記されています。この順位によって来季の配属が決まります。試合を査定に来た際の細かな注意点などがとても詳細に記されています。今回の査定表には、”アウトコースのストライクゾーンが安定していない”と書かれていました。スーパーバイザーが査定に来ていた時を思い出してみると、確かに荒れた試合だったので、後半に多少外側に外れた投球を無理やりストライクに宣告していたことを覚えています。このような自分自身で”我慢出来なかった”ところを、しっかりと見透かされていました。

今年の評価のほうはまずまずで、何とか来季2Aでスタートできることを祈るばかりです。マイナーリーグで評価をするのは、2Aまでです。3Aに行くと、メジャーリーグが査定するようになります。そう思うと7軍からよくやってきたなと感じます。これからが大事なことはよくわかっているつもりです。まだまだメジャーへの道は険しいですが、ここまで来たらやるだけです。気を引き締めてがんばります。