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2007年09月 アーカイブ

2007年09月14日

打者走者の守備妨害

先日の千葉ロッテー北海道日本ハムの試合で、スクイズプレーの際に、日本ハム田中(幸)選手がパリーグ秋村球審に1塁へ向かう途中で捕手からの送球に当たり、守備妨害を宣告されました。このような守備妨害はよくあることですが、野球をやるうえで、知っておいて欲しい知識がこのときのプレーには含まれていましたので、少し説明させていただきます。

走者満塁でスクイズプレーが行われました。投手は、この打球を処理して、はじめは、本塁へ送球するつもりであったようです。でも、間に合わないと判断した投手は、1塁へ送球したのでした。このときに、投手が本塁へ送球したか、しなかったのかによって得点が認められるのか、認められずに走者は元の塁へ戻すかの扱いが変わってくるのです。

この場面で、投手が規則書でいう、”プレーやプレーの企てを行った”場合には、3塁走者の得点を認めて、他の走者は、投球当時の占有塁へ戻されます。行ってなかった場合には、全ての走者は、投球当時の占有塁へ戻されるのです。ですから、3塁走者の得点は認められないのです。

ですから、どのような行為がプレーやプレーの企てになるのかを、審判員はしっかりと把握しておかなければ、このようなプレーを裁けないということになります。実際に投手が捕手へ送球した場合は、勿論プレーをしたことになりますが、偽投(投げるまねだけした場合)は、現在のプロ野球では、プレーやプレーの企てにはならないという解釈をとっています。

このときのパリーグ審判団は、このルールの処置を素早く、的確に行っていました。その結果、ヒルマン監督もすぐに引き下がったのでした。見ていてとても気持ちよかったです。なかなか皆さんには、褒めてもらえることがないので、仲間である僕が思いっきり褒めておきたいと思います。"Good a job!"

皆さんが、わからないところで審判達は、ファインプレーをしているものです。そのようなことの少しずつの積み重ねで、信頼を得ていくしかないのです。

ラジオに出演します!

今日は、文化放送にラジオ番組の収録に行ってきました。日曜日の朝にオン・エアーしている安藤和津さんのTEPCOトークマルシェという番組です。他の番組tも含めた、出演情報を以下に記しますので、お時間のある方は、聞いてみてください。

●9月20日(木) AM 文化放送 PM 6:10~PM 6:50
 『斉藤一美 うるわしの夜』
●9月22日(土) FM NACK5 PM 1:00~
 『Saturday Lions』 西武ライオンズー福岡ソフトバンクホークス
●10月14日(日)、10月21日(日) AM 文化放送 AM 9:30~PM 9:55
 『安藤和津 TEPCO トークマルシェ』

2007年09月18日

プロ野球観戦に行きました。

帰国後初めて、球場に足を運び、試合を観戦してきました。試合前に審判ロッカーを訪ねて、パリーグ時代の先輩や仲間達と情報交換できました。やはり、審判には審判にしかわからない辛さがあるので、仲間との会話が一番和みます。パリーグ、セリーグ審判の皆さんは、まだまだこれからプレーオフなどを控えているので、まだまだ緊張の日々が続くと思います。もうひと踏ん張り、体調に気をつけてがんばってください!

今日の新聞記事で見たのですが、ヒルマン監督が、敵チーム采配を、”理解できない戦術”といっていました。(アメリカ野球に馴染んだ人にはということだと思いますが。)それは、点差があるときの盗塁やバントについてです。僕も見に行った試合で、やはりこのような戦術に違和感を覚えました。ということは、だいぶ僕自身が、アメリカ野球に馴染んだということなのかなと思って少し嬉しくなりました。

2007年09月25日

審判にとってのポストシーズン

帰国してから早2週間が経ちました。予想通り何となく過ごしてしまいました。それでも、プロ野球観戦を数試合して、審判も1試合だけですがやりました。いろいろな人に再会して、あらためて人間は、一人では生きていけないのだなぁと感じました。皆さんのお陰で現在の自分があるということを再認識できたような気がします。本当にありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

さて、日本もアメリカもプロ野球は佳境に入りました。1戦1戦がとても大事な試合です。ということは、審判にとっても、とてもしんどい試合が続きます。師匠であるジム・エバンス氏が、言っていました。審判にとって一番しんどい試合は、リーグ優勝決定戦だと。パリーグ審判で、日本シリーズとプレーオフの両方を経験した審判も、”プレーオフのほうが大変だ。”と言っています。それぐらいこれからの試合は大変だということを知っておいてください。

審判の皆さん、少し涼しくなってきました。体調管理には、十分気をつけて、これからの大事な試合を乗り切ってください。そして、素晴らしいポストシーズンを演出してください。

2007年09月28日

久々のゲーム

先週の日曜日に横浜スタジアムで『欽ちゃん対テリー伊藤』の試合を審判してきました。久しぶりの実践だったのですが、4人制の3塁塁審であったこともあり、プレーの判定もなく、楽しく審判をすることが出来ました。ただ、シーズン中に痛めた右足かかとの状態は、いまだに悪く、走る際に痛みが走りました。シーズンオフの間に痛みは取れるだろうと先生には言われているので、心配はしていませんが、現在は、まだ痛い状態です。

試合は、9回終わったところで引き分けだったのですが、欽ちゃんとテリーさんが話し合いをして、引き分け試合となりました。お客さんたちは、がっかりしたようですが、審判4人は、『ホッ』としたのが本音です。

オフシーズンには、何試合審判をするかわかりませんが、試合をしなくても、審判のことは、しっかりと忘れずに研究を重ねて、来シーズンに備えたいと思います。

PICT0298.JPG
■この日のUDC審判クルーです。写真は、濱野審判の奥様に撮っていただきました。

2007年09月30日

祝優勝!ヒルマン監督

ヒルマン監督、優勝おめでとうございます。まだ、チャンピオンシップやシリーズがあるので、本当の意味での”おめでとう”ではありませんが、小笠原選手、新庄選手や岡島投手などの戦力が抜けた今シーズンを、リーグ優勝という結果を出したことは、本当に素晴らしいと思います。ポストシーズン試合もがんばってください。

ヒルマン監督には、3月に開催したスポーツマンシップ・セミナーにご出演いただきました。オープン戦中にも関わらず、”とても良いことで、意義のあるセミナーである。”ということで快く引き受けていただきました。事前の打ち合わせで、じっくりお話したのですが、”マイナーリーグ殆どのリーグで指導にあたった経験がある。”と言っていました。このような”場数”を踏んだ経験というのは、本当に大事であるということを証明してくれたような気がします。それと、アメリカ指導者の特徴である、”個々の選手の能力を最大限引き出す。”ということが見事に実践されていたように思います。バントや足の早い選手が多いとみると、ヒット・エンド・ランやダブル・スチールなどを多用し、長打力不足を見事に補いました。

何よりも僕が感じたのは、選手達が楽しそうに試合をしていることです。特に、マジックが点灯してからも、普段どおり楽しんで野球をプレーしているように見えました。このような野球は、見ているファンも楽しく見ることができることは間違いありません。そして、楽しんで野球をやることによって、自分たちの持っている力を最大限発揮できるということを、見事に証明してくれたと思います。

ヒルマン監督、日本シリーズとアジアンシリーズも見事に制覇して、日本での有終の美を飾って、アメリカでの新たなベースボール人生をエンジョイしてください!来期は、アメリカのどこかでお会いできることを願っています。

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